三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

リプラン最新号発売

2007年10月02日 06時40分40秒 | Weblog




北海道版は先月25日に発売、東北版は今回から22日発売になります。
今回の特集はキッチン。
これまでは年末時期の発売号で特集していたテーマですが、
来年春の号では20周年を迎えることもあって、
いろいろにモデルチェンジを計っていく流れから、
今回秋の号で特集テーマとした次第。

とくに東北版は今回から、販売書店が大幅に増強される予定。
販売ルートの強化が順調に進んでいる結果です。
いまはいわゆる全国向けの住宅雑誌が不振の状況とか。
75年も発行されてきた雑誌が休刊したりしています。
全国一律の家づくり情報っていうものが、どうも成立しにくく、
いきおい、無難なインテリア的な情報ばかりになってしまい、
本当に家づくりを真剣に考える読者の欲求に
似合わなくなっている現実があります。
あたりまえですが、家は土地の上に立つものであり、
その建てられる地域性から大きく影響を受けるもの。
寒い地域、暑い地域、風の強い地域、地震の多い地域、
日射取得の多い地域、少ない地域などなど、
日本各地でそれぞれの地域的な特徴があります。
やはり実際的な情報は、その地域の気候風土を知り尽くした
地域工務店のノウハウや経験のなかに蓄積されているもの。
そういう立脚点を踏まえて家づくりの情報を発信するのが本道。

最近、東京で目にする住宅雑誌には、
「千葉の家づくり」とか、「湘南スタイル」とかといった
地域にこだわったものが増えてきていますね。
リプランはそういう流れを早くから行ってきた雑誌。
にしても、もう20年になろうとしています。
しかし、これからも地域の気候風土をわきまえ、
地域の暮らしが豊かになるような住宅に注目していきたいと考えています。
北海道東北で発展する住宅性能は、日本全体の省エネルギー、CO2削減の流れのなかで
脚光を浴びることは間違いがないオリジナル住宅技術。
エコロジー時代に、もっと情報発信を強めていきたいと念願しています。
お手軽な値段ですので(笑)、ぜひ全国のみなさん、ご購読ください。
ご案内は以下で。  http://www.replan.ne.jp/hokkaido/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする