三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

「相談会」タイプのイベント

2009年02月01日 08時00分05秒 | Weblog



写真はきのうのイベントの一風景。
蓄熱暖房器を移設して、フラットな平面にした窓側を
建築家コーナーとして活用させました。
間仕切りには、この建物の新築当時使っていて、
いまは利用していなかった建具を再利用。
ポリカーボネイト仕様の簡易な間仕切りにしてみた次第です。
相談するためには、一定の個室的空間が必要。
テーブルなどもあったほうが利用しやすい。
相談者側は、開放的にしているので、
まぁ、それほど圧迫感は感じさせないだろう、という配慮にしたのですが、
さて、みなさんの反応はいかがなものだったか、
まだまだ、いろいろと手探りしながらの、手作りイベントです。

イベントの継続的開催っていう
冒険的な企画、それもあまり住宅シーズンとは言えない1月~2月開催。
でありながら、昨日もスリッパが足りなくなるほどの人数。
「建築家に家を頼む」という
これまでは「ニッチ」に属する趣向でのイベントですが、
いろいろな悪条件の中で、面白い芽も出てきていると思います。
きのうはある建築家に面談希望が集中。
参加者のみなさんに順番待ちをお願いするような状態。
こういう事態も、まったく想定範囲外。
その希望を満たして行くには、面談時間を長くする必要がある。
一方では、イベントとしてはセミナー部分は短縮せざるを得ない。
結果としては、時間配分のアンバランスが生じる。
なかなか、イベントは水物。
「最適解」というのは容易には作り出せないと思われます。
しかし、こういう取り組みの中から、
ユーザーの志向とぴったり似合う新しい住宅供給スタイルが見えるかも知れません。
可能性は大変大きく広がる感じがあります。

運営面では、今回「キッズコーナー」を会場隣接の個室に造作。
扉を開放させた状態にして、レゴブロックや絵本など
床には絨毯も敷き込んでゆったり過ごせるようにしました。
それと親御さんも、イベントにも気持ちを向けられるように
中間的な対応を考えてみましたが、
これはどうもうまくいった感じがいたします。
久しぶりに可愛い子どもさんたちにふれあえて
こっちも気持ちが和らいでいました(笑)。

というような次第で、
まだまだ波瀾万丈のイベント運営が続きますが、
きょうも、動員のきびしい日曜日ですが、
直前になって、申し込みもあって、まずまずの状況。
また頑張って参りますので、みなさんぜひ足をお運びください。
(ってまぁ、札幌周辺だけのローカルな話題で恐縮です・・・)



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