先般の東京出張の折、
寄る年波で、朝の散歩が日課になっているのを幸い、
ホテルから2kmくらいだったので、築地の朝市に行ってきました。
北海道でも、札幌中央市場などがあって
活気はあるのですが、やはり日本一の活気というものに触れたくなります。
わたしは実家が食品製造の仕事をしていた関係で
中央市場にもほど近く、肌合いが親しく感じられる部分がある。
北海道の漁業関係の方に聞いても、
「ほんとうにうまいものは、全部築地に運ぶんだわ」
ってよく言われます。
オホーツクの新鮮な海の幸も最上品はまず、築地に朝一番で空輸される。
女満別空港はじめ、北海道の飛行場の大きな輸送品は
海産物なのではないかと思います。
で、そういった全国で獲れた最上品がここに集まる。
ちょっと、市場の方と話せる機会もあったのですが、
「北海道からなら、なんぼでもうまいものあるしょ」
「いやいや、本当の旨いものは全部、ここにくるってね」
「あはは、まぁ、そっかなぁ」
っていうような次第なんですね。
ちょうど、まぐろの競り場は一般入場者も特別な場所に入れる。
真っ白に冷凍庫から出てきたまぐろが魚体を並べている。
尻尾のあたりは、すこし切り身が開けられていて、
中身の確認もできるようになっている。
整然と並んでいて、その間を活気に満ちた市場関係者が歩き回る様は
まさに壮観な感じがいたします。
見学に来ている人は、さまざまなんですが、
まぁ、外国人の方が7割以上でしょうか。
こういうところまで、それも早朝5時前から並んで、
ここまでくるのですから、本当にディープに日本を楽しんでいる。
わたしも8年ほど、東京にいたけれど、
ここまで来たのは、今回が初めて。
という次第でしたが、まぁ、さすがは日本一の大市場。
広大な敷地が一杯に埋め尽くされるように、
全国各地の旬のさかなで満たされておりました。
圧倒されて空腹が一気に襲ってきて、
やむなく、市場場外の朝定食屋さんで刺身の定食で朝食。
まさにディープな見学をお腹いっぱい楽しめました。
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