三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

深川不動堂のモダンデザイン装置

2011年01月05日 07時12分34秒 | Weblog







東京の下町・門前仲町には
神社として富岡八幡があり、お寺として深川不動堂があります。
こちらのほうは、真言宗の成田山別院ということだそうで、
わが家も真言宗なので、まぁご親戚ということになりましょうか?
最近、建て替え工事が行われていて
なかなか全貌を見ることができないのですが、
こないだ散歩で見に行ったときには
写真のような屋外ディスプレイが出現しておりました。
深川不動というと、たいへん庶民的な、現世利益的な
どちらかといえば、ゴテゴテとしたアクの強い世界観を感じる宗教教派だなぁ
という印象だったのですね。
本堂の奥の新設されたコンクリート製の建物も見学できたのですが、
天井の絵画とか、各彫像や後背デザインとか、
非常にカリカチュアライズされた世界観で、まことにキッチュ。
たとえば、禅寺などとは格段の違いを感じさせる。
いわば、江戸下町の世界観に
なるほどという似合いの世界を演出していて
それはそれなりに調和を見せていて、まぁほほえましい感じだった。
ところが、このディスプレー装置はどうも
不釣り合いなほど(失礼)モダンデザインでかっこいい。
遠目にはよくわからなかったのですが、
どうも建物ではなく、このように四角く、「梵字」をたくさん積み重ねた
そういうデザイン装置なのです。
最近の悪いクセで、気になっても
あとでインターネットで調べておこう、ということで、
現場で人に聞いて確認していなかった。
というよりも、朝早くて、それらしき人に会えなかったのですね。
ところが、これがなんであるか、
お寺のHPを見てもまだ書いていないんです。
写真にもまだ紹介されていない。
参拝者が最近撮影した写真も見たのですが、工事中だった頃の写真が多く、
白テントで覆われている写真ばかり。
わたしが行った12月28日でも、この内部側はまだ入ることが出来なかった。
こりゃぁ、新名物になるのでは、とは思うのですが
なんであるのか、紹介文にまだお目にかかれないのであります。

どうもこういう状態は寝心地が良くない(笑)のですが、
まことに腑に落ちない気分で過ごしております。
まぁ、真言宗の寺院では同様のディスプレイ、
見たこともあるような気がするのですが、思い起こせない。
ということで、いまのところ、
その外観的なかっこよさに目を奪われております。
どういう宗教装置なのか、どなたか教えてくだされば幸いです。
コメント
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