三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

富良野で観劇、感激

2011年01月18日 04時46分51秒 | Weblog





本日は、富良野で倉本聰さんにインタビューであります。
前日入りも考えたのですが、仕事も山積しているし、
そう簡単には行けない、
第一、きのうは終日道央道が岩見沢まで通行止め。
いったい、いつになったら岩見沢周辺の通行止めは解消されるのか
ほぼ連日、高速は通行止めが続いています。
本日、現在朝起きた4時半に見たら、ようやく開通。
きのうも札幌、この冬一番ではないかという降りっぷり。
朝に雪かきしていたのですが、
午後9時半過ぎに帰ったら、自宅は積雪20cmくらいの感じ。
ことしで一番手応えのある雪かきでした。
あぁ、もう雪の話題はいやなんですが、
どうしても触れざるを得ない。勘弁して欲しいところですね。
あ~、カラダが痛くなってきています。イテテ。

で、本日は倉本聰さんの富良野GROUP公演について。
お誘いを受けて、これは一度は見なければ、ということで
重い腰を上げてみた次第です。
「マロース」というお芝居。
鳥インフルエンザと環境汚染問題、鳥の大量虐殺などの
テーマで、人間と自然との対話を描いた作品です。
「街でいい表情の人にあったら、そのひとはいい芝居を見た帰りだ」
っていう言葉があるのだそうですが、
観劇後の印象はまさにそのもの。
クライマックスに向かって、こころの浄化作用がどんどん深まっていく感じ。
じーんと来て、軽く涙が出てきます。
人間愛が底流にあって、それが吹き出すように表出する。
たいへん楽しい演劇でした。
ぜひ機会があれば、みなさんご覧ください。

で、倉本さん、公演終了後、
ロビーの奥で、来場者のみなさんと気軽にお話ししている。
わたしも、並んでみたら、なんとほとんど最後尾。
劇場の中で余韻にひたっていたので、最後になったようなんです。
きょうのインタビューのこともお話しして、
パンフレットにサインまでしてもらいました(笑)。
ちょっと恥ずかしいけれど、うれしかった。

北海道は、倉本聰さんにほんとうに感謝する必要がありますね。
経緯はいろいろあったようですが、
富良野に居を構え、すばらしい情報発信力で
地域のプライドになっていってくれた。
地域に咲いた、楽しい文化活動の芽を共有の資産として
大いに生かし、育てていかなければならないと思いますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする