わたしは、いわゆるデザイナーズマンションというのには興味がありません。
なので、先日観てきた世田谷の家々のなかで、
通りすがったこの「ガーデンコート成城UNITED CUBES」というのにも
まったく興味を持てませんでした。
ということで、撮影してきた物件の中でひとつだけ残っていた画像。
とはいっても、それこそ通りすがりに外観だけ見ただけなので、
その住宅建築どうこうという判断基準は何も持ってはおりません。
この建物は「世界的な建築家・妹島和世」の作品ということだそうですが、
わたしには、どうにもミスマッチのように感じてしまった。
ということで興味を覚えなかったので、たった1枚残った写真ですが
それでブログを書こうという意味合い・認識を持てなかった次第。
わたしの場合、その時感じた思いが写真として固定され、
その思いが膨らんでいって、なにごとか書きたいというように盛り上がる。
そういう意味では、この物件には格別の思いを持てなかった。
しかし、せっかく見てきたので後学のためにインターネットで調べてみたら、
どうもなかなか日本の建築にとって不都合な現実のようです。
そんなわけで、まったく違う角度で興味が持てた次第。
この物件は、1億5,600万円で2007年新築当時販売され
新築の売れ残り3戸が44%割引の8880万で売られた物件だそうです。
物件概要は以下の通り。
所在地:東京都世田谷区成城5丁目
交通:小田急小田原線「成城学園前」駅から徒歩10分
総戸数:14戸
構造、建物階数:地上3階地下1階
敷地の権利形態:分譲マンション
完成時期:2007年
売主:オリックス不動産
14戸のウチ3戸が「売れ残ったと云うことは
2割以上が売れなかった物件ということになる。
で、いま、このマンション名で不動産中古販売情報を見ると
この8800万円前後で販売されているようです。
拙ブログで何度も触れてきたように、日本の不動産は、
海外の一般的な「資産価値」と比較して価格の激変、急激なダウンは一般的。
売り主や設計者の思惑をはるかに超えて
そういう厳しい現実が、襲いかかってきているのだと思いました。
いまもうすでに始まっている人口減少社会では
不動産の価値というものは、容赦の無い市場原理にさらされていく。
いったいどんな「価値感」がこういった市場原理のなかで、
それでも価値が減衰せずに継続していくのか、
まことにきびしい時代が否応なく到来しているのだと実感します。
なので、先日観てきた世田谷の家々のなかで、
通りすがったこの「ガーデンコート成城UNITED CUBES」というのにも
まったく興味を持てませんでした。
ということで、撮影してきた物件の中でひとつだけ残っていた画像。
とはいっても、それこそ通りすがりに外観だけ見ただけなので、
その住宅建築どうこうという判断基準は何も持ってはおりません。
この建物は「世界的な建築家・妹島和世」の作品ということだそうですが、
わたしには、どうにもミスマッチのように感じてしまった。
ということで興味を覚えなかったので、たった1枚残った写真ですが
それでブログを書こうという意味合い・認識を持てなかった次第。
わたしの場合、その時感じた思いが写真として固定され、
その思いが膨らんでいって、なにごとか書きたいというように盛り上がる。
そういう意味では、この物件には格別の思いを持てなかった。
しかし、せっかく見てきたので後学のためにインターネットで調べてみたら、
どうもなかなか日本の建築にとって不都合な現実のようです。
そんなわけで、まったく違う角度で興味が持てた次第。
この物件は、1億5,600万円で2007年新築当時販売され
新築の売れ残り3戸が44%割引の8880万で売られた物件だそうです。
物件概要は以下の通り。
所在地:東京都世田谷区成城5丁目
交通:小田急小田原線「成城学園前」駅から徒歩10分
総戸数:14戸
構造、建物階数:地上3階地下1階
敷地の権利形態:分譲マンション
完成時期:2007年
売主:オリックス不動産
14戸のウチ3戸が「売れ残ったと云うことは
2割以上が売れなかった物件ということになる。
で、いま、このマンション名で不動産中古販売情報を見ると
この8800万円前後で販売されているようです。
拙ブログで何度も触れてきたように、日本の不動産は、
海外の一般的な「資産価値」と比較して価格の激変、急激なダウンは一般的。
売り主や設計者の思惑をはるかに超えて
そういう厳しい現実が、襲いかかってきているのだと思いました。
いまもうすでに始まっている人口減少社会では
不動産の価値というものは、容赦の無い市場原理にさらされていく。
いったいどんな「価値感」がこういった市場原理のなかで、
それでも価値が減衰せずに継続していくのか、
まことにきびしい時代が否応なく到来しているのだと実感します。