なんの前ぶれもなく突然やってきた脳内出血っ!
自分が気がつかないだけで小さな異変はあったのだろう。
2012年の2月1日の夜7時半ころに倒れたのだが冬ということもあり、
通常のパンツ(ズボン)の上には、
スキーで履くワシャワシャ音がして裏地があったかい生地のものも履いていた。
普通の手ごろな価格の物だ。
上着にはフード付きの袖のないあったかいジャンパー姿だった。
部屋はエアコン暖房がフル回転していた。
これらが助かった原因のひとつだと思っている。
お風呂大好き人間がこの日はなぜか風呂に入る予定もなかった。
翌日の仕事は連休最終日ということもありダラ~リとしていたのだろう。
きっと体調万全ではなかったのだ。
あの時お風呂に入っていたならば・・・と思うとゾッとする。
ダークブラウンのジャンパーは、
フード付きなのに袖がなく
活動しやすくてとても気に入っていた。
東京おねえさまからのいただきものだった。
救急車で運ばれてから
着ていた服がどうなったのかなんてことにまで思いはとどかず。
10日間ほどの集中治療室でだったか覚えてないが
「肌着を切らせて、、、」と看護師さんから言われた記憶がある。
病衣だっていつ着せてもらったのか今も思い出せない。
救急車から病院のストレッチャーに移され、
名前やら連絡先を確認されたところまでで記憶は止まっている。
気がついた時には、
身体中から何本もの管につながれ、
目には緑色に光る波長が映っていた、
たぶん心臓系の医療機器か?
ベッドに横たわっていた認識があるものの着衣など眼中になかった。
以前スポーツ店でのパート勤務時でのこと。
登山用の下着がすごく良いと知ってからは登山用を愛用していた。
それを ”切りますよ” と言われた時は
、えっ?!それちょっと高かったんだけど(お値段が・・)
仕方あるまい(笑)
ようやくあのジャンパーは?!と気づいたのである。
箪笥の中など3年ほど過ぎてから、
ひとつひとつ確認できるようになっていったのである。
結局、倒れた時に身につけていた物は、
何ひとつ残っていない。
もしかしたら返されていたのかも知れないが
手元からは、ひとつ残らず消えてしまった。
お気に入りの服を身にまとっていたというのに、
こんなによく?!記憶にあるというのに・・・(苦笑)
最低気温が15℃、最高気温が20℃くらいと
グンっと寒くなってきたので衣替えをしている。
と、いっても引き出しの中の手前と奥とを入れ替えることぐらいがやっと。
数えるほどの外出であるからして着るものはだいたい決まってくる(笑)
倒れる前に着ていたものなど再び手を通す時など来るのだろうか・・・。
あ~~ぁ、お気に入りのジャンパーが・・・と、
今でも残念でならない・・・。