りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

八方尾根

2012-07-10 | ネイチャークラブ
ネイチャークラブの定例会で八方尾根観察会に参加しました。車5台で、総勢20名の御一行様となりました。

曇りのお天気で、白馬岳等の後立山連峰の眺望の全容は残念でしたが、たくさんの高山植物を楽しみながらの尾根歩きを楽しみました。
幹事のKご夫妻様が用意してくださったパンフレット ←クリック

八方駅(標高773m)-八方ゴンドラリフト「アダム」8分―兔平(1400m)-アルペンクワッドリフト7分ー黒菱平:鎌池湿原(1680m)-グラートクワッドリフト5分ー八方池山荘(第一ケルン1830m)までの八方アルペンラインでの空中散歩。

10時からの登山開始→11時石神井ケルン(八方山ケルン 1974m)→第二ケルン(息:やすむケルン2005m)→12時八方池(2060m)昼食 12時50分出発→第三ケルン(2080m)→八方ケルン(2035m)帰りは往路を八方池山荘駅に2時に戻りました。

ここは、特殊な蛇紋岩という地質により本来なら2500m以上の高山でしか見られない低木林や希少な花々が見られます。

ハッポウという名がつく固有種をアップします。

ハッポウタカネセンブリ(八方千振)リンドウ科センブリ属
  

ハッポウウスユキソウ(八方薄雪草)キク科ウスユキソウ属
  

雪の残る八方池


観察できたたくさんの高山植物はまた後でアップします。
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コサメビタキの巣(タンナカ高原) 麦秋

2012-06-05 | ネイチャークラブ
ネイチャークラブで数河高原にある クリックしてね→「タンナカ高原」に行ってきました。

カラマツ林・ブナ林の優しい緑の中、川のせせらぎ、鳥の鳴き声、クリンユキフデ等のお花・・・、春ゼミ等々思い出に残る楽しい一日でした。何枚かアップします。


クリンユキフデ(九輪雪筆)、タデ科イブキトラノオ属の多年草


美しいカラマツの新芽


ハルゼミ


抜け殻


トトロの森で


空から、お弁当チェックはノスリでした。


カラマツの枝にコサメビタキが子育て中でした。餌を運んでいました。


苔などでできた巣


帽子のヤマセミのバッチの効き目かな? 渓流そばの木に止っていたヤマセミ:すぐ飛んで行ってしまいまいました を見たのはりんごだけでした。

珍しいお花はまたの機会に! 明日は戸隠BWです。

今日な二十四節気の一つ<芒種>6月6日頃 芒種とは稲や麦など"穂が出る穀物の種を蒔く"という

麦秋の季節になりました。
      

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白鳥城跡 セリバオウレン

2012-03-28 | ネイチャークラブ
今朝の春雷にひるむこともなく、実施していただいた呉羽丘陵(城山)散策の一部をアップします。

天正18年(1585年)豊臣秀吉が富山城主佐々成政を攻めた際(富山の役)、富山城を見下ろす位置にある白鳥城に秀吉の本陣がおかれたという跡を訪ねました。


本丸跡に一等三角点があります。


そのあと立ち寄った丘陵で出会ったお花たちです。

カラタチバナ(百両)


珍しい金魚葉侘助椿


セリバオウレン畑? <森の妖精> 可愛いですね!


誰かさんの落し物:食べ物チェック


遅くなったので、今宵はこれくらいに。
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大倉百滝めぐりⅡ ギンモクセイ

2011-10-19 | ネイチャークラブ
昨日の続き。

高速を下りてから、直売所で新鮮な地元の野菜をお買いもの。
 
夕飯におでんにした大根の軟らかかったこと。一本100円、お買い得でした。

<せせらぎ街道>入口の橋に<カワセミ>のモチーフ。

道案内の標識すべてに、カワセミマーク! 清流の里ですものね。

登り口。総勢17名で出発です。
   

行程です:高低差300mをたくさんの美しい滝を見ながら登ります。


いくつか滝を紹介します。

「羽衣の滝」


「川字の橋」


「登竜門滝」さすが長いです。
   

大滝の滝口です。


大滝上の眺望コース(車道)を下ります。

途中展望台から大滝の眺め(真中)。


御嶽山


乗鞍岳


出会った気になる生き物

アオバセセリの幼虫:カワセミを思わせる鮮やかな飛行服に身を包み、まっすぐにわき目も振らずに飛んでいく。と書いてありました。
  

イシサワオニグモ:コガネグモ科の美しい蜘蛛
  

下りてから、清美庵で新そばで腹鼓。


楽しい散策でした。計画していただいたダブルHさんありがとうございました。

また、Tさんはじめいつもお車に乗せていただき、お陰さまで快適ドライブ。
皆さん お世話になりましてありがとうございました。


庭のギンモクセイ(銀木犀)が白い花をつけています。




キンモクセイはこれの変種です。
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大倉百滝めぐり

2011-10-18 | ネイチャークラブ
ネイチャークラブ10月例会は、
ダブルHさんのご案内で『癒しの道・南飛騨森林浴回廊21』の一つ、<大倉百滝めぐり>でした。富山を出発した時は曇り空でしたが、東海北陸道に入ったころには、青空になりました。

コースの特徴は、多数の岩と大小の滝を囲む水辺林を楽しまる。滝のまわりに特にマイナスイオンが多く発生しさわやか(パンフレットより)

案内板も彫刻です(飛騨の一刀彫?)


カツラの葉が黄色く紅葉し青空に映えています。甘い香りの中を大滝目指して!


<くぐり岩>


コース最上部に現れる<大倉滝>:高山市天然記念物の滝。
濃飛流紋岩の上を豪快に滑り落ちる高さ30mのその姿は、白竜に例えられる程荘厳!
     

虹がかかりました。


明日ももう少しアップします。
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松尾峠 Ⅱ

2011-09-28 | ネイチャークラブ
松尾峠の展望台でお昼をとっていたら、ここは<蝶道>になっているようです。
キベリタテハ、スジグロシロチョウ、アカタテハ、ルリタテハ、テングチョウ?と、次から次左の袖?から現れ、右の袖に入っていきました。青空をバックに野外で、蝶のファッショショーを楽しみました。

帰りにキベリタテハが、やっと木道に止ってくれました。美しい羽をもう少し広げてくれたら…

冬は山麓に移動し、越冬します。翌年、雌はダケカンパに産卵するそうです。

ミヤマフキバッタが産卵中(産卵管を土の中に差し込む)
 

アオモリトドマツの大きな実ももうすぐはじけます。


夏にきれいなお花を楽しませてくれた花たちも、子孫を残すため立派な実をつけていました。




ツクバネソウ


コメツガ


ダケカンパ 今年の雌花(もうすぐ実ります)と来年の雄花(蜜でしっかり防寒対策していました)


木道の上の落し物(糞)の中身をチェック!(さすがナ先輩のMさんです)


唯一のお花? エゾリンドウ


紅葉始め


美女平の駅に着いたら、サルの一族郎党さまのお通りです。バスも怖くはありません。

お母さんのお腹にしがみついたり、背中に乗ったりかわいい子ザルたちでした。

弘法に9時についてから、弥陀ヶ原へは2時前の到着(休憩トータル一時間半?)、1万歩あまりの気持ちの良い散策でした。
ホテルでコーヒータイム(これがまた楽しかったです)
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松尾峠

2011-09-27 | ネイチャークラブ
ネイチャークラブで、弘法で高原バスを下り、木道を歩き松尾峠カルデラ展望台:1971.5m(弥陀ヶ原)へ行ってきました。

今年は、暑い日が長く続き、紅葉はもう少し後のようです。

草紅葉越しに美しい薬師岳を目の前に見ながら登ります。


真っ赤なアカモノの実と、 日当たりの良い所に生えながらヒカゲノカズラの胞子嚢


カルデラ(約9万年前の火山活動によってできた)の壁の内側を覗きながら、ここでお昼です。


戦国の武将(富山城主)佐々成政の有名なザラ峠です。


右側の深い紺色の影の部分が鳶山の崩れ(安政5年:1854年4月9日、推定M7.1の飛越地震)です。右は薬師岳です。

今なお、500m下のなべ底(カルデラの意味)で砂防工事(100年以上)が行われています。

トビがカルデラの中を飛翔中。


下りる途中、ホシガラスの姿も


戻って、追分から車道を渡って弥陀ヶ原の大回りコースを逆に進みました。


地塘に映る雲。


今日のカメラウーマン?


明日、もう少しアップします。
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縄ヶ池 後編(高落場山へのブナ林の道)

2011-06-15 | ネイチャークラブ
縄ヶ池のミズバショウ群生地は、S40年に県の天然記念物に指定されています。
地元の皆さんのボランティアを忘れてはなりません。



午後から、木漏れ日を浴びながら、高落場山へのブナ林の道も少し散策しました。


ホトトギス、ジュウイチ、アカゲラなどの声が森中に聞こえていました(アカゲラはしっかり見ました)。

ここもブナは豊作でした。

熊さんの痕跡。今年は里へ出てこないでね。


草沼山で人形山の雪形を楽しんでから、駐車場に戻ったら、眼下に散居村、砺波平野が一望できました。


帰りに<夫婦の滝>で途中下車。
     
左側の太いのが奥さんです(モリアオガエルもそうでしたね。人間界も同じ?と言った声が聞こえましたが…)

キセキレイが滝の岩で、餌(水中昆虫など)取りしてました。


案内していただいたKさんご夫妻、Mさんありがとうございました。

山菜も豊富、そのまま食べて甘かった、<幻の山菜 オオナルコユリ>


出会ったお花たちをいくつかアップします。

コアジサイ


コケイラン
      
カラマツソウ


ヤマボウシの原種


姫社の神木 杉の伏条更新も珍しいかったです。


ヒガラ
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縄ヶ池 前編(モリアオガエルの産卵)

2011-06-14 | ネイチャークラブ
ネイチャークラブ 6月例会は、ミズバショウの群生地で有名な<山間の別天地、縄が池>:県南西部の標高830mの山中、東西273m南北545m周囲約2Km、水深11mの自然湖を、Kさんご夫妻とMさんの案内で訪ねました。


行く途中にある、<つくばね森林公園>:新緑のカラマツ林、に寄りました。
       

丁度、池の木上でモリアオガエルの産卵が始まっていました。


順番を待っているのかな?




展望広場(駐車場)に着いた頃、霧で視界がOでしたが、歩いている内にお天気が快復 散策日和になりました。

時季は終わていますがミズバショウの群生地。


珍しいザゼンソウの種。
      

クロサンショウウオの池、こちらも産卵中? バナナ形の卵のう。


湖畔に昭和天皇御製歌碑(S44年、頼成の森での植樹祭の折立ち寄られお詠みになられた。当時の入江侍従長氏書写)


大きな杉の神木のある姫神社でお昼。


アカショウビン、クロツグミ、ルリビタキ、コマドリ、ウグイスなどの野鳥の声を聞きながら多くの山野草を観察。

出会ったお花たちや午後の部は明日アップします。

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馬場島の巨大杉「剱の大王杉」

2011-05-27 | ネイチャークラブ
ネイチャークラブの五月行事「馬場島の巨大杉を訪ねよう」に参加しました。

案内していただいたのは、ナ大先輩のKさん、Hさんのお二人です。

がけ下に雪が残る白萩川林道を歩きだし、途中から藪に入り、小さな滝の左側を登り、滝の上の台地の最奥を目指して歩きました。


途中は、遅い春のお花が咲きこぼれています。出会ったお花たちのいくつかを紹介します。

がけ下はニリンソウの群生地が続きます。




サンカヨウも群生。


イワウチハも群生。


失礼して、神々しい杉の前で記念撮影です。樹高 26m 幹回り 12m 推定樹齢 数千年か?

     



オオオルリが大杉の前の木で迎えてくれました。(デジカメで甘いです)




巨大杉に圧倒されるとともに、さすが剱岳の麓、豊かな自然のスケールの大きさにも圧倒されました。

12時過ぎに戻り、2004年に新築された<馬場島荘>:剱岳への早月尾根の登山基地でおいしいい<山菜天ぷらそば>に舌鼓を打ちました。
山の幸、コゴミゼンマイ、ウド、ヨモギの天ぷらがとてもおいしかったです。


今日は曇り空、剱岳はこの奥です。


大きな石の上にオオヤマザクラ<座禅桜>


折れた枝が花盛りでした。


皆さんと別れてから、kogamo さんたちと、サンコウチョウ、アカショウビンを求めて、<片地の池>に寄りましたが、声も聞くことができませんでした。
キビタキやオオルリの声は聞こえました。帰りしなにやっと遠くの木の上でオオルリを発見。

大自然の恵みを五感いっぱいで感じた楽しい一日でした。残りの出会ったお花たちはまた後日紹介します。
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