小澤實・著『芭蕉の風景』
上巻309頁・下巻370頁
下巻などは厚さ3cm程もある。
著者は俳人で芭蕉の歩いた場所を20年程かけて訪ねられた。
芭蕉の俳句の解説と自身の俳句を載せてある(句集。未収録の約200首)、とても読みごたえのある本です。
俳句に出て来ると「朽木盆」の、産地を訪ねて、滋賀県の近江までまめに行かれる。
「寛文6(1666年)4月、芭蕉23歳。人生をかけた旅が始まる。」で始まる。まるで、芭蕉と共に歩いているかの本です。
読売新聞の本の紹介です。
本書は現場、現物の写真が少ないのでリコが2016年5月に那須塩原の友人が計画してくれた仙台やこの本に紹介の地の写真を載せます。
下巻に訪れた土地の地図が載っています。
黒羽 下巻27. 33
雲巌寺 下巻30
殺生石 下巻36
遊行柳 下巻39
毛越寺 下巻66
中尊寺 下巻69
2016年5月14日〜20日のリコの主な訪問先、
○仙台の秋保の塩沼亮潤大阿闍梨の慈眼寺
○大崎八幡宮(流人道中記∶浅田次郎著で仇討ちに会う神社)∶読売新聞朝刊小説
○吉永小百合のポスターで有名になった雲巌寺。
観光用にピンクの傘が置いて有ります。
ネットから
友人が雲巌寺へ坐禅に通っています。
黒羽芭蕉記念館
藤城清治美術館那須高原、
以下は那須塩原市、仙台などを1週間かけて回った資料です。
写真も次回に紹介します。
真ん中の写真は雲巌寺のご住職から頂いた本『明るいほうへ』
那須 雲巌寺老師の茶話
雲巌寺第61代住職 原 宗明
★俳詩(575で綴る詩のことです•••リコの造語)
★俳詩(575で綴る詩のことです•••リコの造語)
俳詩をつくることにしました。
これやこの芭蕉の訪う殺生石
古希なれどおのれはおのれこれで往く 涼
コマーシャルで人生100年と言ってました。そうするとリコは人生の2/3が済んでしまった。余命は30年しかない。
丹念に一念に生きていこう。
左は短歌の「涼風」、
右はこの旅を企画してくれた友人がくださった、佐藤勝彦さんの印と袋も作ってくれました。
「涼」は俳詩用の花押です
「涼」は俳詩用の花押です