リコの文芸サロン

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那須の旅最終回

2022-02-14 | 日々彩彩
遊行柳
田一枚植て立去る柳かな 芭蕉

『芭蕉の風景』上・下巻 小澤 實著の本を読んで、リコの仙台、那須の旅をアップする事に成りました。
この本はとても丁寧に書かれていて、筆者が現地を訪ねて、そこで自身も俳句を詠まれている。
田圃の中の遊行柳の旧跡。

下巻・P40
道のべに清水流るる柳かげしばしとてこそ立ちどまりつれ  西行

小澤氏の解説に依ると、
芭蕉は西行のこの歌に惹かれてここを訪れている。
「しばし」がどの位の時間かを芭蕉は具体的に「田一枚植えて」の俳句で示した。

小澤氏自身の俳句も読んでみえますのでここで筆者の俳句を、
田をわたり遊行柳に参じけり  實
早乙女の去りてかへらぬ柳かな
野中なる囀(さえずり)りの木を出で行くか


八幡のつつじの群落
こんなに広大なつつじを見たのは初めてです。確か無料だったと思います。
 背景は那須連山です。
色とりどりの花の群生です。
遊歩道か作ってありますので、楽しく見て回れます。

ホテルエピナール那須のランチ


『愛』と言う名の那須高原ビールです。
愛子内親王さまの誕生(2001年12月1日)の記念でしょうか。
このホテルから森の中の那須御用邸の屋根が見えます。

那須高原は見どころ満載、美味しい物(南ヶ丘牧場のチーズ、パンなど)がいたるところに在りますので是非、ご自身で散策してください。

雲巌寺動画

この動画は23分と長いので時間のある時にゆっくり見てください。

5月20日は仏国国師の命日の法要が雲巌寺であり、早朝5時にホテルを出て参加しました。
境内の右端の三仏堂で、原 宗明老師、2名の僧侶、友人、リコの5名でお勤めをしまた。
その後、境内左端の墓所に行き、先師方の御墓にお参りしました。

ピンクの傘は吉永小百合です。
このJRのポスターで観光客が激増しました。


黒羽芭蕉の館
黒羽には芭蕉は2週間も滞在しました。



芭蕉だけ馬に載っていたので、以外でした。
弥次さん喜多さんの道中記の様に2人とも歩きだと思っていてので。

コメント
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