『樹木たちの知られざる生活』は樹木がいかに人類、地球、生き物に必要か解りやすくか書かれています。
この本でリコが感心した3点は
①樹木はお互いに助け合い、時には虫、動物、コケ類などの力も借りて健康で長生き出来るように努力している。
②常に気候が変るから、いつかその樹木にとって好ましくない環境になったら、枯れていくかも知れないので種を飛ばしてより良い環境に飛んだ種子が育ち、子孫が生き延びる。軽い種子は風に、重い種子は動物や鳥に運んでもらう。
③森を散策した人達を調査したら、針葉樹林では血圧が上がり、ナラ林では血圧が下がってリラックスできることが解った。
どの森が自分にとって快適か試してみてはいかがでしょうか。
リコは森林伐採が一因と言われている地球温暖化で南極や北極の氷河が溶けて未知のウイルス流出も懸念されつつあることが気になっています。
ハヤカワ文庫
2015年に出版された『樹木たちの知られざる生活』は全世界で100万部を越えるベストセラーと成った‼️
本の紹介文から、
「動物のようには動かず、声を出さないため、モノ扱いされることもある樹木。しかし、樹木には驚くべき能力と社会性があるのだ。
子どもを教育し、コミュニケーション交わし、ときには助け合う。
その一方で熾烈な縄張り争いをも繰り広げる。音に反応し、数を数え、長い時間をかけて移動さえする。
ドイツで長年、森林の管理をしてきた著者が、豊かな経験と科学的事実をもとに綴る、樹木への愛に満ちた世界的ベストセラー。」