JR東海211系0番台 神領車輌区K51編成 (富田浜-四日市)
昨年度、まだJR各社のローカル線で運用されているキハ40シリーズを一気に淘汰して見かけ上、国鉄車輌を駆逐してしまったJR東海。
しかし、実はJR東海の中でもひっそりと2編成の国鉄車両が生き延びている。それが関西線・中央西線で運用されている211系0番台である。
東海の0番台は国鉄時代2編成で製造を終了、その後すぐにJRが発足し、5000番台への製造に切り替わっている。
その2編成であるK51、K52が現役で朝夕の関西線の定期運用をこなしている。 おなじ211系の5000番台や213系がまだまだ現役であるために
車輌運用の観点からはあえてこの0番台を廃車にする理由もなかったのであろう。ただ他番台と連結されての運用は無い事が気になっている。
と言うわけで、そろそろダイヤ改正も近いため、廃車の噂が出ているわけではないが、噂が出回る前に撮影しておこうと言う事で、早起きして定番撮影地にやってきた。
多くの撮影者が1本前の冬季限定石油運搬スジのDD51を撮影し終わると一斉に帰って行ったが、私の本命は211系。
その後の場所取りで残った人が2名いたが、真剣に211系を撮影していたのは私一人であった。
ちなみにこの車輌、他のJR東海の211や213系と異なりセミクロスシートになっている。乗車する時はこれが嬉しいので、沿線住民としてこの車輌をこよなく愛している。