JR貨物 DD51-853号機 5363レ 四日市駅構内線(末広可動橋)
週末にセメント便に国鉄色が入ったために、久々に末広可動橋に撮影にやって来た。意外と風が穏やかではなく、水鏡もどきになってしまったが、
雰囲気は出ている写真が撮れた。末広可動橋は近代化産業遺産に認定されており、国鉄色のDD51が通過すると、周囲の風景も相まって
高度経済成長を遂げつつあった昭和の風景が浮かび上がってくる。たとえ今後、近代遺産として末広可動端が保存されたとしても、
そこを渡るDD51の原色機がいなくなってしまっては、二度と昭和の鼓動を感じる事が出来なくなってしまうのである。