ランビの「名演」で騒然となっている会場。いよいよ出たっ!
もう一人の「皇帝」ジュベールです。会場の人気度は…やっぱランビに軍配かなあ(?)でもフランス国旗も勿論揺れていますよ。「ジュベー!」とは言えないし「ブライアーン!」ってのも恥ずかしくって(笑)、私は叫びませんでした(^^;)。しかし遠目で見ても「オトコマエ」ジュベール。
この大プレッシャーの中、ホンマに金メダル取れるんやろか。彼は豪胆に見えますがけっこう「ここぞ!」で引いてしまう所があるのです。
一昨年のワールドでもそうでしたね。絶対王者プルさんがFSの前に棄権して、男子最終グループは蜂の巣をつついたような騒ぎになった。「新しい王者は誰だ!?」皆にチャンスが回ってきました。
ジュベは優勝候補筆頭「王手!」の状態だったのに、FS最初の4回転を3回転トゥにしてしまい、その後も気が動転したのかズルズルとミス連発で、表彰台すらかないませんでした。トリノ五輪もそのパターンになってしまい、「案外、この人は気が優しすぎるのかな~」と思わせられるものがありました。
もう、ここで優勝しなかったら永久に「ノミの心臓」と言われてしまうよ~。
「男」を見せろ!ジュベ!
冒頭の4回転は見事に決まったー!しかし、4-3あるいは4-2のコンボにしなかったので、「あれ?ジュベール、引いてる?」と瞬時に疑問渦巻く私。ここを単独にしてしまったら、中盤のクワドをコンボにしないといけないから、体力苦しいよ~どうするの?と(そこまで心配してあげる私って…)。
練習では失敗もあった3Aは慎重に。そして苦手の3ループが早々に成功したことで、快調に飛ばすジュベ。今日は、振付指導をしてくれた元世界王者のカート・ブラウニングも、アメリカ実況席に来ていますが、どんな思いで彼を見ていたのでしょうか。
スローパートでさあ、いよいよ2個目の4回転!固唾を呑んで見守る観客。
助走は明らかに「4回転やるよっ!」だったのに(だって長かったもん)、空中で瞬時に判断したのか、体を緩めて3回転。でもコンボでつけた3Tは高く綺麗でした。
一瞬、場内は「?」な空気感もありましたが、3Tとはいえ綺麗な成功ジャンプだったので「負のムード」にはならなかった。最初からクワド1回の予定だったのか演技中に変更したのか、疲れたのか、真相はジュベの胸の内だけよ…。
私には「4回転にするか3回転にするか」跳ぶ直前まで判断を迷っていたように見えました。「ああ、ジュベールも重圧と戦ってる~。必死なんだ~。」と、じじんとくるものが。マスコミ的には「安全運転」と書かれてしまったけど、とてもそうは思えなかった。
その後は危なげなくエレメンツを決めて、ストレートラインステップの前あたりは「オレ様の勝利だぜっ!」なアピールも観衆に見せました。いや、TVカメラに向かってかな(笑)。
大きな温かい拍手でしたが、ランビほどの狂乱状態にはならなかったかなあ。張り詰めていた会場も「ひとまずホッ」という感じか。
終わったあとかなり長い間、ガッツポーズも見せず。息を整えてリンクに立っていた。その姿を見て「ああ、ジュベールもギリギリだったんだね。極限だったんだね。」とホロリときてしまいました。
「やった!」演技の時は、ガッツポーズをしまくるのがジュベなんですが、氷にキス♪もせず雄叫びも上げない。「ただただ疲れた」「無事にやり終えた」…そんな安堵感を噛み締めてるかのようでした。やや放心状態にも見えましたが。
4回転1個で優勝出来るかな…3Tをせめてルッツに変更してくれれば…アクセルも1個だしね…またまた「微妙」感いっぱいの私。ジュベは「4回転2個」を跳ばないと、芸術面でランビエールには及ばないし、大ちゃんのPBに届くかな…でもSPの貯金がデカイしね…ノーミスだしね…。
ジュベールの点が出るまで、また固唾を呑む会場。シーンとしてましたが、総合で大台の240点に乗せ「1」と出た。ランビ、この時点で3連覇ならず!
1位に躍り出たジュベに「おーっ!」と大拍手です。「責務を果たした人」には皆、あたたかい。重圧と戦うジュベには私もシビれました。よくやったよくやった。
ランビファンはちょっと(かなり?)無念だったのかなあ…どうなんでしょう。
2大王者の好演と高得点が続き、ますます盛り上がる会場。
ランビが233点、ジュベが240点。大ちゃんのPBなら越せる筈…と頭の中で計算してしまうのですが、PBはあくまでPB。この場は全然GP大会と違うよー。別世界ではないかー。
会場に行く前はそんな事、考えもしなかった…これほどの張り詰めた空気、重圧感。まるで半透明のベールがずわーんとリンクを覆ってるかのような。そこを突き破った人だけが、晴れて表彰台に上るのだ。
年齢的には若いとはいえ、「ベテラン」「スター」オーラを発散させる二人を直前に見てしまったら、「大ちゃんはやっぱ新人サンやんか…この中でメダル取れなんて…有り得ないのかも…いやでも…」と大混乱をきたす私。
まさに「発狂寸前」。
もう一人の「皇帝」ジュベールです。会場の人気度は…やっぱランビに軍配かなあ(?)でもフランス国旗も勿論揺れていますよ。「ジュベー!」とは言えないし「ブライアーン!」ってのも恥ずかしくって(笑)、私は叫びませんでした(^^;)。しかし遠目で見ても「オトコマエ」ジュベール。
この大プレッシャーの中、ホンマに金メダル取れるんやろか。彼は豪胆に見えますがけっこう「ここぞ!」で引いてしまう所があるのです。
一昨年のワールドでもそうでしたね。絶対王者プルさんがFSの前に棄権して、男子最終グループは蜂の巣をつついたような騒ぎになった。「新しい王者は誰だ!?」皆にチャンスが回ってきました。
ジュベは優勝候補筆頭「王手!」の状態だったのに、FS最初の4回転を3回転トゥにしてしまい、その後も気が動転したのかズルズルとミス連発で、表彰台すらかないませんでした。トリノ五輪もそのパターンになってしまい、「案外、この人は気が優しすぎるのかな~」と思わせられるものがありました。
もう、ここで優勝しなかったら永久に「ノミの心臓」と言われてしまうよ~。
「男」を見せろ!ジュベ!
冒頭の4回転は見事に決まったー!しかし、4-3あるいは4-2のコンボにしなかったので、「あれ?ジュベール、引いてる?」と瞬時に疑問渦巻く私。ここを単独にしてしまったら、中盤のクワドをコンボにしないといけないから、体力苦しいよ~どうするの?と(そこまで心配してあげる私って…)。
練習では失敗もあった3Aは慎重に。そして苦手の3ループが早々に成功したことで、快調に飛ばすジュベ。今日は、振付指導をしてくれた元世界王者のカート・ブラウニングも、アメリカ実況席に来ていますが、どんな思いで彼を見ていたのでしょうか。
スローパートでさあ、いよいよ2個目の4回転!固唾を呑んで見守る観客。
助走は明らかに「4回転やるよっ!」だったのに(だって長かったもん)、空中で瞬時に判断したのか、体を緩めて3回転。でもコンボでつけた3Tは高く綺麗でした。
一瞬、場内は「?」な空気感もありましたが、3Tとはいえ綺麗な成功ジャンプだったので「負のムード」にはならなかった。最初からクワド1回の予定だったのか演技中に変更したのか、疲れたのか、真相はジュベの胸の内だけよ…。
私には「4回転にするか3回転にするか」跳ぶ直前まで判断を迷っていたように見えました。「ああ、ジュベールも重圧と戦ってる~。必死なんだ~。」と、じじんとくるものが。マスコミ的には「安全運転」と書かれてしまったけど、とてもそうは思えなかった。
その後は危なげなくエレメンツを決めて、ストレートラインステップの前あたりは「オレ様の勝利だぜっ!」なアピールも観衆に見せました。いや、TVカメラに向かってかな(笑)。
大きな温かい拍手でしたが、ランビほどの狂乱状態にはならなかったかなあ。張り詰めていた会場も「ひとまずホッ」という感じか。
終わったあとかなり長い間、ガッツポーズも見せず。息を整えてリンクに立っていた。その姿を見て「ああ、ジュベールもギリギリだったんだね。極限だったんだね。」とホロリときてしまいました。
「やった!」演技の時は、ガッツポーズをしまくるのがジュベなんですが、氷にキス♪もせず雄叫びも上げない。「ただただ疲れた」「無事にやり終えた」…そんな安堵感を噛み締めてるかのようでした。やや放心状態にも見えましたが。
4回転1個で優勝出来るかな…3Tをせめてルッツに変更してくれれば…アクセルも1個だしね…またまた「微妙」感いっぱいの私。ジュベは「4回転2個」を跳ばないと、芸術面でランビエールには及ばないし、大ちゃんのPBに届くかな…でもSPの貯金がデカイしね…ノーミスだしね…。
ジュベールの点が出るまで、また固唾を呑む会場。シーンとしてましたが、総合で大台の240点に乗せ「1」と出た。ランビ、この時点で3連覇ならず!
1位に躍り出たジュベに「おーっ!」と大拍手です。「責務を果たした人」には皆、あたたかい。重圧と戦うジュベには私もシビれました。よくやったよくやった。
ランビファンはちょっと(かなり?)無念だったのかなあ…どうなんでしょう。
2大王者の好演と高得点が続き、ますます盛り上がる会場。
ランビが233点、ジュベが240点。大ちゃんのPBなら越せる筈…と頭の中で計算してしまうのですが、PBはあくまでPB。この場は全然GP大会と違うよー。別世界ではないかー。
会場に行く前はそんな事、考えもしなかった…これほどの張り詰めた空気、重圧感。まるで半透明のベールがずわーんとリンクを覆ってるかのような。そこを突き破った人だけが、晴れて表彰台に上るのだ。
年齢的には若いとはいえ、「ベテラン」「スター」オーラを発散させる二人を直前に見てしまったら、「大ちゃんはやっぱ新人サンやんか…この中でメダル取れなんて…有り得ないのかも…いやでも…」と大混乱をきたす私。
まさに「発狂寸前」。