上砂理佳のうぐいす日記

巨匠漫画家、楳図かずおさん逝去。あべのハルカスで私も見た「楳図展」は金沢21世紀美術館で9月に開催されていました★

PIWは楽しかったけど…

2007-09-06 | 07-08 コンペとショー
この6~8月は、ずずーっと仕事で張り詰めてたものがあって、かなりヘビーな私だったのですが、楽しい楽しいアイスショー♪のお陰で乗り切れた感じです。ショーそのものもだけど、今までよりずっと沢山、「ブログつながり」でフィギュアファンの人達と会ってお喋り出来たのも楽しい♪
やっぱり現地で「ナマ」で見てこそだよね…とも思えど、今回みたいな出張が無いと、なかなか大阪からは見に行けないなあ。でもやっぱ「ナマ」のトリコになっちゃう。ジレンマジレンマ。
フィギュアとビールは「ナマ」が一番やなあ…うん。
★★★★★
ほいでですね。
PIW感想の(つづく)で終わってましたが、実は余り覚えていないの(笑)。自分のサイン会終わったあとなら、ゆったりモードでメモでもしてたんだけど、直前だったので、気持ちがやっぱ中途半端でした。

もう、いろんなレポで書かれてありますが、「スケーターズ・ドリームタウン」という大きなテーマの中に、「カフェ」→「ブックショップ」→「学園祭(?)」→「四季折々の歌」→「グランドフィナーレへ」と、各コーナーがあります。コーナーの合い間合い間にゲストスケーターが滑る。この流れがなんとも…実際見てる時は別になんとも思わないんだけど、冷静に考えたらすごくヘン(笑)。
だって、八木沼じゅんじゅんが「学園祭だ~イェ~イ!」と盛り上がったあとで、大ちゃんのあの摩訶不思議なビョークなんですよ(^^:)。その直後が「ロケンロールだ♪イェ~イ!」の群舞なんですよ…ふふふ。
「イェ~イ!」に挟まれて踊るバチェラレットは、正直、ちょっと勿体無いような気がしました(勿論、「あの流れだからいい」という意見も)。
たとえば、全編「シルク・ド・ソレイユ」みたいな、一本の流れにする。今、日本で公演してるヤツなら「ドラリオン」ですか。
「シルク・ド・ソレイユ」の曲とイメージで、ひとつ大きなテーマを作って、それに合せたナンバーでプリンスチームもゲストも滑ったら、すっごく芸術的に見応えあると思うんだけどな…。
友加里ちゃんや大ちゃんのプログラムを、もし、その流れの中で見たら、また全然印象が違うと思う。摩訶不思議な効果バリバリ。哀愁も漂いまくり。

ああ、何言いたいんだか、わからなくなってきた…要するにPIWの台本って「年末の紅白歌合戦」なんで、北島三郎のあとにGLAYなんだ。和田アキ子のあとに絢香なんだ。「祭りだ、祭りだ、ワッショイショイ♪」だから、それでいいんですけどね。楽しいは楽しいのよ。華やかで。なんでもアリでね。
でも、見終わった後に「今のは何だったのかな~」と思ってしまうのも事実なの(笑)。それはひとえに、企画・演出する人のセンスの問題だと思いますが、どうなんでしょう。

でも、大方のお客さんは大ウケで(なんだろなあ)、特に不満も無さそうなので、これでいいんだろな~。プリンスに「シルク・ド・ソレイユ」を求める私が間違ってるんですよね…。でもせっかく、能力の高いスケーターも一杯揃ってきたんだし、じゅんじゅんはずっと若くて綺麗だし(笑)、荒川さん、本田君、恩ちゃん、と実力派がプロ転向したんだし。
思いきった改革をしてくれたら、私は毎年、見に行こうと思います。その兆しは、オープニングの武史君+しーちゃんによる「ウエストサイド~」コラボで少し垣間見る事が出来たので、ちょっと期待してるんです(あ、やはりこの二人にラブラブな空気は無かった・笑)。
もっとぶっちゃけて言えば、FOIとPIWが合体して、しーちゃんが企画運営の権力を握るようになったらば、全てがゴローッと変わるような気がするんだけど(笑)。シロートの野望でしょうか。でも勿体無いです。私は「スケート群舞」がけっこう好きなので、その振付をもっと充実して欲しいー。

…でも、ぶっちゃけ楽しかった(笑)。
なんなんでしょか。小柄な(弱っぽーい)スーパーマンが、笑えた笑えた。「ちゃっきり、ちゃっきり、ちゃっきりな♪」の茶摘娘も笑えた。客席に乱入する酔っ払いオジサンも笑えた。さだまさしの「天までとどけ」の懐かしさにびっくらした(笑)。選曲が…「天までとどけ」を知ってますか。私ぐらいでしょう。「さだまさしファンクラブ」に入っていた私しか、この曲知らんのではないか。
「芸術的レベルをなんとかして~」ってのと、「楽しいからいいじゃーん♪」ってのと、両方の気持ちが混在して、実に複雑怪奇なPIWなのでした。
(まだつづくの…次はしーちゃんと大ちゃんについて書きたい)
コメント (6)
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