上砂理佳のうぐいす日記

3月31日(月)から4月6日(日)まで銀座中央ギャラリーの「10×10版画展」に銅版画小品を出品します★

関大公開練習&壮行会★

2010-01-13 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
突然ですが行ってきました「高橋&織田 関大公開練習」。
私はいつ「全日本フィギュア感想レポ」を書き終えるんでしょうか(笑)。仕事もやらんかい!やりたい。早よやりたい。でも先にレポを。

山の上ホテル…じゃない。関大アリーナはさぶいさぶい。こんなさぶい山奥にバスで登ってきちゃって大丈夫かい。小雨そぼ降る1月12日。
10時半受付に着いたら既にマスコミ・お客さんは満杯です。私とUさんは観客席のある2階の、一番端っこ2列目にやっと席を。お尻がさぶいです。吐く息白いです。
でも、このコーナーは後に長光コーチ+武史コーチが立つ箇所なので、とっても美味しかった!
反対側の選手出入口のある方が、取材陣エリアです。カメラ一杯。

しっかりザンボタイム(カイザー・ザンボ)があって赤絨毯が敷かれ、11時に開会式。大ちゃんと織田君が練習着で出てきます。ひゃ~~~~~!
2週間前に、日本で最も重要な試合本番を見たばかりだとゆーのに、もう二人とも「そんなことありましたっけ?」みたいな。あくまで今日は「練習」なのです。
二人が中央で立ったまま、「関西大学学歌」っちゅうのを皆で歌って、赤絨毯をやってきたエライさんからご挨拶。
エライさんは「願わくば!2つ!2つのメダルを!」と連呼。欲張りなのか崇高な志なのか。

さて挨拶終了するといきなり練習開始です。赤絨毯撤収。
正直、二人っきりで1時間も持つんやろか…と不思議でした。でも、持ちました(笑)。実質40分くらいだったけど、集中して見てたら、あっという間に時間過ぎちゃった!
二人だけで2分程滑った後に、コーチ登場。私のいるコーナーに前述の如く長光歌子先生+本田武史コーチ。対角線上の逆コーナーに織田君ママコーチ。

大ちゃんは練習後の挨拶でも言ってましたが、アメリカ合宿から帰ったのが10日。11日は休み。んで12日に公開練習…ということでちょっと時差ボケ?あまりガツガツせず、軽~く流す感じの練習でした。
とはいえ、ジャンプは15本跳んでいた~!内訳は(メモより)。
まずリンク中央からややサイドに寄った所でスピン。ぐわーっと高速。も一度同じ高速スピン。拍手拍手。体をあっためて~。
まずいつもの様に2Lo。ややあって3Lo、次の3Loはステップアウト。
もう1本3Loは綺麗(着ていたグレージャケット+黒ベストのベストだけ脱ぐ)。
しばらく流して今度は3Lz、3Lz+2T。
確かこのあと?「道」のストレートラインを軽く流した?曲なしでゆ~っくりと。やっぱりディープエッジ!

途中、コーチの前を通る時に3回に1回は何やら短く喋ります。厳しい顔の時もあれば「苦笑」もあり。主にアドバイスしてるのは武史コーチで「体をこうっ。この角度で!」みたいな指示。うんうんと頷く大ちゃん。
次は3F。もひとつ3F。好調なところでもひとつ3F…んで3Tをつけ皆がワーッと拍手しかけた所でコケます。さすがはDAI(笑)。
戻ってきて武史コーチと談話。武史コーチ、手をクルクル回す(何の合図だ)。
次は弧を描いて…アクセルだ~。「クルクル」は「アクセルいこー」の合図だったのだろうか。私の勝手な解釈。こんなに近いんだけどさすがに声は聞こえないのよ。

2A、ややあって3A。綺麗~。ややあって今度は3A+2T。拍手!
次は…2本続けて3Aがタイミング合わず、2Aに。少しまた武史コーチのアドバイス。最後は綺麗な3A!
ここで「eye」の冒頭「ガラスの割れる音=ガッシャーン!」がかかる。あれ~曲がけ練習があ~~~~あるんですかあ~。
…と思いきや、音はしゅしゅしゅしゅしゅ~~と撤収され消えた。あれ?
も一度「ガッシャーン」メロディ流れるが「しゅしゅしゅしゅ~」。
そうこうするうちにストレートラインステップだ!
ジャージだけど(もうグレージャケットも脱いで黒長袖一枚に)、やっぱ綺麗だ♪踊りはサスガなのだ♪軽く流す感じだけど皆、大拍手♪

もうこれで終わりかな~と思ったら、またまた「eye」が!
今度はサーキュラーステップ!「わーい!」と盛り上がる観衆。
ちゃんとフルにやってくれました♪…んが、円を描く後半でヨロッと来て少し省略→フェンス際のキメポーズ→その後は順調→スピン!→キメッ!拍手喝さい~!
ああ…ええもん見れた。もうこれでいつ死んでもいい(笑)。
と思いきや、少し間が合って再びサーキュラー!(死ななくて良かった)
何度見てもいい♪そして何度やっても、大ちゃんって「表情」が作れるんだ♪ヤマト君のおっしゃる通りです。
やや最後のスピンはヘタれていたものの、キメポーズだけはしっかり(いえ、ステップもしっかりしてましたから)。またまた大拍手の観衆。

あ~さすがに出血大サービス♪もうここまでで、かなり時間が経過しており、満足の極みだったのですが、織田君のSPの曲がかからないまま終了なので不思議…と思いきや「今日は織田選手が特別に、FSの演技を披露してくださいます」とアナウンス。思いがけない展開に拍手拍手。
「チャップリン」まるまるをジャージで見るのは初めて。でも、試合衣装も黒タキシードなので余り違和感が無い?(笑)
冒頭の4回転は転倒。次の3Aコンボはとても綺麗!3Lo軽く。
後半の3Aは転倒。3Lz軽い。このあとの3F、3Lo(いや、3Sでしたっけ?)、2Aは全てシングルジャンプにしてました。フィニッシュ。パチパチ!
軽く流す感じの練習フリーでしたが、彼は結構この前にジャンプを沢山跳んでいたので、なかなか~のスタミナです。この日はFS披露の前に、何度もクワドに挑戦していて、成功率は低かった。タイミングを掴むことに集中している?ようでした。

大ちゃんは、ジャンプは全て「プログラムの曲の中で」跳ぶ練習をしているというか、たとえCDがかかっていなくっても、常に自分のタイミングと頭の中に流れるメロディとの「しっくり感」を重要視しているようでした。だから、音にはずれて跳ぶと気持ち悪いんでしょうね。
織田君の場合は、「先にジャンプありき」な感じがする?あくまで、練習見ていた感触ですが。
それにしても二人をこーやって見ていたら、リンク上で声をかけることは全く無い。でもちゃんと練習するスペースを分け合って、ジャンプもステップもぶつからないようにしてる。その辺りの呼吸というか自然なマナーはサスガ~なのでした。

大ちゃんも織田君も、全日本まででいったん調子をピークに持ってきて、今は少し下げている…そしてこれからまた徐々に上げていって、2月半ばにピークを。そんな調整具合を感じました。勿論、シロートの感想ですが。年末まで続いた試合の公式練習とはまた違う「まったり」感です。
大ちゃんは、アメリカで変更してきたFS後半の部分?というのは、私にはわからなかった。通し練習でやると解るのかな~。ま、でも、元気なようで安心しました!

しかし、この日の調子で五輪を占おうとする記者なんているのかな?
アテにならん、それは(笑)。
(つづく)
コメント
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