上砂理佳のうぐいす日記

巨匠漫画家、楳図かずおさん逝去。あべのハルカスで私も見た「楳図展」は金沢21世紀美術館で9月に開催されていました★

女子は「2人」だけじゃない★

2010-03-30 | 09-10コンペとショー
何ゆえにマスコミは「真央VSユナ!女王決戦!」オンパレードなんだろ。
二人の女王はそりゃ素晴しいですが、沢山、魅力的な選手はいるんです!

今回は、レピストに惚れ直しました^^
五輪では、あのカナダの独特の空気にプログラムが合わない感じがしたんですが、やはりヨーロッパの方がしっくりくる。あー。バンクーバーって、欧州選手には全体的に冷たい感じがしましたよね。アジア選手に対してはあたたか+熱狂だったけど。
あ、男子のプルシェンコは別よ。あの方はもう、「有名人が来たっ!」「あれがプルシェンコだっ!本物だっ!」そんなノリでした(笑)。
レピストはSPの曲のチョイスも面白いし、特にFSのクールなビアソラ(だよね?)がカッコイイ。動きもシャープで腕のラインが美しくて。また、彼女はスケートが良く滑るので爽快です。
う~ん。華奢なのに男前~。ふるいつきたくなる(笑)。不思議な人。

全米女王のレイチェル・フラットは、五輪の時にNHKアナが「彼女は現地入りしてからいったん高校の物理の試験を受ける為に帰国して、また戻ってきて試合にのぞんだようです」と解説していて、「なんか可愛いなあ~」と笑ってしまいました(^^;)。ありえん。日本なら有り得ない(笑)。
フラットの、音楽を表現する感性が大好きなんだけど、ちょっと太った?以前に比べるとモッサリと重たげで軽快さが…アメリカ女子は、この「10代後半」がいつも鬼門です。サラ・ヒューズも別人だったもんなあ…。フラット好きな私としては心配。

その点でもう一人のエース、ミライちゃんは克服出来ているのだろうか。背が伸びてジャンプを跳ぶ感覚が変わる年齢を上手く乗り越えられて、ダイナミックにかつ体の芯がしっかりしてきたみたい。
オールラウンダーで欠点が無く、かといって優等生タイプでもなくハジケてる。体の奥からこう、滑る喜びみたいなものがバクハツしてる所が好き。
五輪の素晴しいFSを見て、今回も期待してたのでちょっと残念です。でも、私はミライちゃんはクワンみたいな存在になると思ってます。ソチでは…金メダルも有りか!?

鈴木あっこちゃんはSPの大ミスでもう、泣き出しそうになっていて痛々しかった…さすがに疲れたのかなー。でもFSは持ち直してサスガだと思いました。
あっこちゃんはトリノ五輪の時、しーちゃんの金メダルの瞬間を、日本のTVで応援団と一緒に祝福してましたよね。確か長久保コーチと抱き合って喜んでいたような。
あれから4年後に今度は自分が代表になって、コーチを五輪に連れていった。そして素晴しい演技を見せた!
一年一年、コツコツ積み重ねて遂に世界最高の舞台まで上がった鈴木選手を見ていたら、これからも多分ず~っと、「幸せなスケーター」でいてくれるんじゃないかな。そんなことを思いました。
世界選手権は、ゆかりんの代わりに急遽出ることになったのですよね。今季はシェイリーンの「ウエストサイド」のプロを夏に見た時、「勝負に出たんだ!」と強烈に思いました。
素晴しいシーズンを駆け抜けて、本当にお疲れ様★
コメント
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