上砂理佳のうぐいす日記

3月31日(月)から4月6日(日)まで銀座中央ギャラリーの「10×10版画展」に銅版画小品を出品します★

4号警備★

2017-04-22 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ


春ドラマ、窪田くん主演の「4号警備」を見ています。
今日は第三回!土曜夜8時15分から30分~って、なんでこんなに短いの(涙)。
NHKの「春のリニューアル」で新規のドラマ枠らしいですが、考えてみれば「ケータイ捜査官」も30分だったんだね。。。
このポスター(?)、昔の映画の「手描き看板」みたいで(笑)めっちゃお気に入り。
ちょっとレトロで、「4号警備」の文字デザインもいい。オープニングのアニメデザインも秀逸 ん~やっぱりNHK、ぬかりないわー。

朝比奈隼人(窪田君)は、民間警備会社の猪突猛進型ボディガード(新人)です。元は警察官でした。
どうやら、警察官時代に恋人を死なせてしまったような、トラウマがあるようです。
格闘技ジムの2階に住み込み身体を鍛え?上司には生意気な口を聞き、クライアントに対しても全然へりくだることはなく。でも根本は、彼なりの正義感で行動しているのです。
彼と相棒を組むのは、北村一輝演じる石丸。年下の朝比奈にはいつも「ししまる」と呼ばれてからかわれている
オドオドした中年のおっさん…という設定ですが、いつも2枚目でキメまくっている北村さんが、どんくさく可愛く「エエ味」出してます!上手い!

毎週、ゲストの依頼人の身辺警護をすることで、最初は全く噛み合わない二人が、段々とお互いを理解していくのですが、「考えるよりまず動け」の朝比奈と、慎重派の石丸の対比が面白く、互いに無いものを補っている設定が見事。
松潤の「99.9~」を書いた宇田学さんのオリジナルということで、さすがに巧みな脚本です。短い時間ですが、削ぎに削いで「山椒は小粒でぴりりと辛い」ドラマを目指しているのかな。(でも本音は、45分あればなーって思っちゃう)

一見アウトローな朝比奈君ですが、クライアントの命が危うい局面では本気で怒鳴りつけるし、先週(第二回)のストーカー犯人は本気で殺しかけるし…。とても危うい。
「物のわかった大人になりきれてない」脆さと危うさが、魅力でもあり欠点でもある。
そんな朝比奈を、ダメ親父的な石丸さんがフォローするのはやはり年の功かも。
今日の第三回では、石丸さんの「挫折した過去」が見えてくるようです。
窪田君のアクションも冴えてかっこいいこのドラマ、再放送もあるし、おすすめ
(宣伝宣伝
コメント
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