ファイナルのフリーは、BSの録画でやっと全部見ることが出来ました。
地上波テレ朝の番組作りでストレス溜まらない人っているのだろうか。早く放映権ヨソに譲って欲しい。今年は特にヒドイ。もし羽生君が出なかったら、放映自体も無しにしてたのかな。
★
今回、冷静に考えてみたら、男女シングル12人の選手のうち7人が「4回転ルッツ」を跳ぶ人なんですよね。
「男女」ですよ(!)
過半数ですよ(!!!)
3年ほど前まで「4回転ルッツ」は、「架空のジャンプ」でした。
「もしかしたら跳べるのかも(跳べたらギネスもの)」または「漫画の中だけ」のワザでした。
それを「現実のもの」とした先駆者=ボーヤン・ジンはじめ、ネイサン、アリエフ、サマリン、コリヤダ、ほか多くの男子たち、そして今や10代半ばの小さな女子までが跳ぶ時代になってしまいました。
それも「跳べるか跳べないかの賭け」ではなく、確実に「武器」として跳ぶのです。ホントに漫画みたいな世界です。
その流れの中で、羽生選手の「4ルッツ再投入」は、「必然」とも言えましょう。
良い出来だったし、今後SPでも4ルッツを入れてくる、と予測します。
そうなると、ここまでのネイサンのジャンプ構成と同じなのですが、ネイサンはギアを上げて、今のサマリンみたいに「4ルッツ、4フリップ、3アクセル」構成にしてくると予測します。
それが今季なのか来季以降か、わかりませんが。
SPでガッツリ貯金しようとしたら、そこぐらいしか上げようがないですよね。
もしくはSPで最後のジャンプを「4ルッツ+3トゥ(又は3ループ)」にするか。
「羽生選手、SPから4ルッツ投入」は、3月の世界選手権で見られそう、と私は予測します。
ファンの方は期待しても良いと思います(もし跳ばなくても責任取れませんけど)
★
あー「ロケットマン」の映画見ればよかった~。TSUTAYA閉店が続きやはりネットで見るしかないのかな。
今年の夏に「Land of all」の映画をWOWOWでやってくれて見ることが出来たのですが、とてつもなく暗いヘビーな作品で、救いようがない。。。
国境を越えてアメリカに移りたい人たちを乗せた車が襲撃されて、追いつ追われつ、サバイバル・アクションです。悲惨です。
ネイサンが昨季のフリーで使った曲は映画のエンディングで流れるもので、よくこんな重いテーマを19歳の男の子が理解して滑れるものだなと思いました。
彼はジャンプマシーンじゃないよ。
バレエダンサーみたいに、「見る人に訴えたいもの」を核として持ってる人だと思う。
「点を稼ぐためにエレメンツを難しくする」人じゃない。
「この作品を表現するためにエレメンツを極める」タイプ。
エルトン・ジョンの人生を描く「ロケットマン」を見てからFSを見れば、また違う感慨に耽れるのかもしれない。
トリノGPF、なんか日本からのお客さんの「圧」が凄かったんでしょうかね(だってあれだけ山盛りの日の丸が客席前方に)。
それが伝わったのか、選手の皆さんとても緊張してるように見えました。実際、イタリア地元のお客さんってどれぐらいの割合だったんだろう?
もちろん、イタリア的ノリの良さは感じられたし、どの選手にも大歓声だったから良かったですけどね。男子はネイサン以外ミスが多く神演技連発ではなかったな。
ネイサンにしても、ジャパンオープンやスケアメでの、良い意味「ラフな滑り」の方が伸び伸び体も動いてたような。SPもFSもやや慎重に見えました。今回は「エレメンツの精度重視」かな。
早くイェール大学の試験終わらせて、滑り込みしてください~
優勝後のインタでご本人が「PCSはまだまだ」と語っているのは、謙遜でなく的確な指摘。
でもこの局面の大一番で、これが出来るのが、「チャンピオン」の証なのだと思いました。
★
アリエフが元気なかったので切ない。私、アリエフ好きなんざんす。
彼は意外に細かいところまで動きがニクくて、天性のセンスの良さを感じさせます。
SPは大緊張、FSは転倒でどこか打ったのかな?心配であります。もらい泣きしてしまった
だいじょぶだよ。こんな日もあるよ。ロシア選手権通過してね。
サマリンがここんとこ上がってきて、あるいはメダルも十分考えられたのですが。SPで100点超えられる人だしね。
何か歯車が噛み合わなかったのか。彼も緊張でちょっと滑りが小さくなってしまったよう。でも大化けしそうな選手でもあります。
ボーヤンはGP中国で復活の兆しだったのに、SPもFSもとっても疲れていたように見えました。ルッツだけの問題じゃないと思う。うーん。すごく期待してたので、残念は残念。
でも表情は明るかったので今季後半は上げてくるかな。四大陸でスカッと決めてハンヤン先輩と共にワールドで爆発して欲しいな(中国は2枠ありましたっけ?)
やっぱりね。ボーヤン、コリヤダ君、昌麿君たちが濃い~い争いを繰り広げてこそ、男子は盛り上がるのよ
今大会MVPといっていいケビン・エイモズ君ですが、キスクラの反応が面白く可愛かったですね
もう1種類クワドを入れられれば、彼が1位でもいいぐらいです。体の使い方が素晴らしくて、スポーツと芸術の見事な融合だと思う。
やっぱりフランスの選手って、「魅せる」能力に長けた人が上がってくるからいいな~。
ネイサン!エイモズ君のFS衣装みたいなんでいいやん!
動きやすくかつお洒落で、エイモズ君小柄なのにおっきく見えるよ!
聞いてますか、ネイサンー!すみませんしつこくて
(長くなったので女子感想は【つづく】)★
地上波テレ朝の番組作りでストレス溜まらない人っているのだろうか。早く放映権ヨソに譲って欲しい。今年は特にヒドイ。もし羽生君が出なかったら、放映自体も無しにしてたのかな。
★
今回、冷静に考えてみたら、男女シングル12人の選手のうち7人が「4回転ルッツ」を跳ぶ人なんですよね。
「男女」ですよ(!)
過半数ですよ(!!!)
3年ほど前まで「4回転ルッツ」は、「架空のジャンプ」でした。
「もしかしたら跳べるのかも(跳べたらギネスもの)」または「漫画の中だけ」のワザでした。
それを「現実のもの」とした先駆者=ボーヤン・ジンはじめ、ネイサン、アリエフ、サマリン、コリヤダ、ほか多くの男子たち、そして今や10代半ばの小さな女子までが跳ぶ時代になってしまいました。
それも「跳べるか跳べないかの賭け」ではなく、確実に「武器」として跳ぶのです。ホントに漫画みたいな世界です。
その流れの中で、羽生選手の「4ルッツ再投入」は、「必然」とも言えましょう。
良い出来だったし、今後SPでも4ルッツを入れてくる、と予測します。
そうなると、ここまでのネイサンのジャンプ構成と同じなのですが、ネイサンはギアを上げて、今のサマリンみたいに「4ルッツ、4フリップ、3アクセル」構成にしてくると予測します。
それが今季なのか来季以降か、わかりませんが。
SPでガッツリ貯金しようとしたら、そこぐらいしか上げようがないですよね。
もしくはSPで最後のジャンプを「4ルッツ+3トゥ(又は3ループ)」にするか。
「羽生選手、SPから4ルッツ投入」は、3月の世界選手権で見られそう、と私は予測します。
ファンの方は期待しても良いと思います(もし跳ばなくても責任取れませんけど)
★
あー「ロケットマン」の映画見ればよかった~。TSUTAYA閉店が続きやはりネットで見るしかないのかな。
今年の夏に「Land of all」の映画をWOWOWでやってくれて見ることが出来たのですが、とてつもなく暗いヘビーな作品で、救いようがない。。。
国境を越えてアメリカに移りたい人たちを乗せた車が襲撃されて、追いつ追われつ、サバイバル・アクションです。悲惨です。
ネイサンが昨季のフリーで使った曲は映画のエンディングで流れるもので、よくこんな重いテーマを19歳の男の子が理解して滑れるものだなと思いました。
彼はジャンプマシーンじゃないよ。
バレエダンサーみたいに、「見る人に訴えたいもの」を核として持ってる人だと思う。
「点を稼ぐためにエレメンツを難しくする」人じゃない。
「この作品を表現するためにエレメンツを極める」タイプ。
エルトン・ジョンの人生を描く「ロケットマン」を見てからFSを見れば、また違う感慨に耽れるのかもしれない。
トリノGPF、なんか日本からのお客さんの「圧」が凄かったんでしょうかね(だってあれだけ山盛りの日の丸が客席前方に)。
それが伝わったのか、選手の皆さんとても緊張してるように見えました。実際、イタリア地元のお客さんってどれぐらいの割合だったんだろう?
もちろん、イタリア的ノリの良さは感じられたし、どの選手にも大歓声だったから良かったですけどね。男子はネイサン以外ミスが多く神演技連発ではなかったな。
ネイサンにしても、ジャパンオープンやスケアメでの、良い意味「ラフな滑り」の方が伸び伸び体も動いてたような。SPもFSもやや慎重に見えました。今回は「エレメンツの精度重視」かな。
早くイェール大学の試験終わらせて、滑り込みしてください~
優勝後のインタでご本人が「PCSはまだまだ」と語っているのは、謙遜でなく的確な指摘。
でもこの局面の大一番で、これが出来るのが、「チャンピオン」の証なのだと思いました。
★
アリエフが元気なかったので切ない。私、アリエフ好きなんざんす。
彼は意外に細かいところまで動きがニクくて、天性のセンスの良さを感じさせます。
SPは大緊張、FSは転倒でどこか打ったのかな?心配であります。もらい泣きしてしまった
だいじょぶだよ。こんな日もあるよ。ロシア選手権通過してね。
サマリンがここんとこ上がってきて、あるいはメダルも十分考えられたのですが。SPで100点超えられる人だしね。
何か歯車が噛み合わなかったのか。彼も緊張でちょっと滑りが小さくなってしまったよう。でも大化けしそうな選手でもあります。
ボーヤンはGP中国で復活の兆しだったのに、SPもFSもとっても疲れていたように見えました。ルッツだけの問題じゃないと思う。うーん。すごく期待してたので、残念は残念。
でも表情は明るかったので今季後半は上げてくるかな。四大陸でスカッと決めてハンヤン先輩と共にワールドで爆発して欲しいな(中国は2枠ありましたっけ?)
やっぱりね。ボーヤン、コリヤダ君、昌麿君たちが濃い~い争いを繰り広げてこそ、男子は盛り上がるのよ
今大会MVPといっていいケビン・エイモズ君ですが、キスクラの反応が面白く可愛かったですね
もう1種類クワドを入れられれば、彼が1位でもいいぐらいです。体の使い方が素晴らしくて、スポーツと芸術の見事な融合だと思う。
やっぱりフランスの選手って、「魅せる」能力に長けた人が上がってくるからいいな~。
ネイサン!エイモズ君のFS衣装みたいなんでいいやん!
動きやすくかつお洒落で、エイモズ君小柄なのにおっきく見えるよ!
聞いてますか、ネイサンー!すみませんしつこくて
(長くなったので女子感想は【つづく】)★