上砂理佳のうぐいす日記

巨匠漫画家、楳図かずおさん逝去。あべのハルカスで私も見た「楳図展」は金沢21世紀美術館で9月に開催されていました★

ショップブログを更新しました(新しい紙)★

2019-12-17 | お知らせ
ネットギャラリーのブログを更新しました。
今回は「冬のポスカはじめました」

ショップブログにも書きましたが、今まで長年ポストカード用に使ってきた「マットサンダース」という紙がなんとなんと「廃番」になってしましました。
なんでもかんでも、「良いもの」がなくなっていくなあ~~~(涙)。
ミューズ社という、最高級の美術用の紙を扱う会社から出ていたのですが、確かにあの紙を購入してる人って世の中で私だけやったんかも(そんなことはない)。

悩みましたが思い切って新しい「彩現」という紙でポストカードプリントしてみました。
すーごく綺麗で気にいってます。
マットサンダース紙は水彩紙みたいに凹凸があって、手仕事ふうの「良い風合い」がありました。
その代わり、色がちょっと「沈む」。パリッとした色は出ませんでした。
でもそれも「味」でよかったし好きだったんですけど。
今度の「彩現」は凹凸もなくフラットなので、風合い的にはナッシングなのですが、その代わりに発色がスバラシイです。
ぜひ一度、ポストカード買ってみてください(押し売りか・笑)。

なのでなので、このあいだの展覧会が、マットサンダース紙製のポストカードのラスト販売となりました。
貴重品です。購入された方は、どうぞ大事になさってください(脅しか・笑)★
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シニア年齢引き上げます?★

2019-12-17 | 19-20コンペとショー
GPF女子のことを書こうと思っていたら、衝撃のザギトワさんニュース!

「活動停止」って、芸能人が使う言葉ちゃいますのん。なんかヘンに思ったのは私だけ?
その後「引退しません」「活動休止もしません」と自らSNS発信されましたが。
あのロシアのTV番組出演ではもしかして「言わされてた」のかな~。
なんか腑に落ちませんが、このままだと多分ロシア国内選手権でも3位以内は難しく。
ヨーロッパ選手権にも世界選手権にも出れなければ、ローカル大会派遣のみで今季終了にになってしまう。
そんな処遇では、五輪女王のプライドとして耐え難かったのかなと思いました。

ドン・キホーテを踊ってた頃は「やたら動き回る選手」の印象が強かったのですが、だんだんと成熟してきて、今季のSPもFSも素敵。特に「クレオパトラ」はゴージャスで濃密で好き!
それになんつっても華がありますよね~。出てきただけで「パッ」とリンクにバラが咲いたみたい。
そんなお方だけに休養宣言は残念ですが、アイスショーには出る、大学にも行く。
そだよね。
15歳で五輪獲っちゃったらもうあと、何すればいい
そんな気持ちにもなりますよね。
ザギトワさんが戻ってくるのかどうか、戻ってきても再びトップ選手でいられるのかどうか。
このまま引退するか。またはガラッと変わってコストナー選手みたいにマイペースで「美」を追求する選手として再び滑り続けるか。
なんとなく後者「コストナータイプ」になるような気がします。。。(個人的願望)
しかし当分、寂しいなあ。寂しいです。

ザギトワさんの後輩トリオたちが、予想通りGPFのメダルを独占しました。
優勝したコストルナヤは、2シーズン前の13、4歳の時に「発見」したのですが、その当時から今みたいに「全てが優れている」印象でした。
なので違和感なく金メダルでしたが、フィギュアライター・田村明子さんの「会見のようす」レポを読んで、これからコストルナヤも変化していくのかな、と思いました。
シニアに上がって連戦連勝。競うのは同期の女の子たち。怖い先輩ももういないし(?)
早くもマダム的な貫禄すら感じさせるコストルナヤは、もしかしてここがピークなのかも。そう思わせるぐらい完璧で「これ以上やることがない」ように見えます。残りの課題といったら4回転ぐらい。。。

トゥルソワはコストルナヤに比べたら明らかにPCS的に劣るけど、あれだけのジャンプに挑戦して成功させるパワーもまたアスリートとしてカッコイイ。革命的な選手で面白いですね。
プログラムの選曲も男性的だし、今後は「グラディエーター」とか「仮面の男」とかもやって欲しいな。怪我が無いか心配ですが。
シェルバコワが一番、4回転と表現の折り合いバランスが良く、今後が楽しみな選手かも。でも彼女もすっごく細いですね。心配になるぐらい。
今後、3人娘が身長が伸びて体重も増えたら、来年のファイナル、今回の再現は難しいような。誰もいなくなってしまうかも。
なんだかちょっと空しいですね。2年かそこらで消えてしまうのなら、それが「正常な競技」と言えるのかな?

タラソワさんが提唱していた「女子のシニア年齢は17、8歳が妥当」という意見に賛成
強制的に、シニアに上がれなくした方がいいと思います。
そしたらジュニア選手たちは、どういう選択をするのか?
「今は4回転跳べてるけどシニアに上がった頃は跳べなくなるから、4回転練習するだけ無駄」と思うのか、「シニアに上がっても4回転を跳べるように、今から準備しておこう」と思うのか。
ルールを変えたら、それに則して選手も変化していくでしょうから、今季の終わりにでも大改正して欲しいよ。男子はシニア上がるのは19歳ってどうかな~。遅いかなー。

あれこれ考えたら、日本からただ一人ファイナルに残った紀平選手は立派
ジョニア時代からアクセルはコツコツ練習してきたけど、ジャンプ以外の要素も少しずつ少しずつ段階を踏んで進化してきて、今回は4回転「惜しい」ところまで来ました。
来季はアクセルと4サルコゥは定着しそう。そうなると五輪イヤーはちょうど円熟して安定して、全てが良い状態になるような。
女子は今後どうなるのかな。やはり4回転規制かけるべきか?
今のままでは、アクセルか4回転跳べない選手はまずメダルが獲れないんですよね。
う~ん。悩ましい
男子にしろ、4回転を3本以上跳ばないとまず世界で優勝できないので、4回転を1コも入れられない選手は未来が無いのだろうか?
4回転以外のエレメンツに大きな点を与えるとか。たとえばスピンの評価を厳しくするとか。

フィギュア史上でも大きな転換期に来ていることを実感する、そんなファイナルでした
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