穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

シムーン 第17話「遺跡」

2006年07月27日 | アニメ・深夜 NHK シムーン感想その他
「電波 DE リ・マージョン」を聞き出してから、ロードレさんの好感度が上昇中。
自分で自分のことを「名門出」と宣い、ここぞとばかりに人気投票の選挙活動に励み、物販に邁進してる姿がなかなか素敵です。
この間、挨拶した相手の名前が分からなくなっても大丈夫!

・シムーン 第17話「遺跡」

懐かしの我が家に帰ってきたテンペスト隊。
が、早速次の任務に駆り出されることに。
作戦内容は「遺跡に行って、そこを他国から防衛すること」。

テンペスト隊一同:
 「遺跡!?」
 「なぜ遺跡に!あそこは簡単には…!?」

驚愕する一同。
なんでも「遺跡」とやらは神聖な場所だそうな。
まぁ、シムーン機自体、発掘戦闘機なので、それ系統の場所なのでしょう。

「それは命令なのか」と突っかかるナイスなフロエさんがいたりもしましたが、「そのとおりだ」とあっさり返され沈黙。
なんだかもうはるか昔のことのようですが、以前の自爆テロで他のシムーン部隊は軒並み壊滅。
結果、唯一動けるテンペスト隊に、この任務の拒否権はなし。

…ただでさえ戦力が激減してるのに、最大戦力を「遺跡」に割り振ったら、首都を落とされるんじゃないかとも思いますが気にしません。気にしないったら!

色々ともやもやしたものはあるものの、上層部から命令の形で下されては、テンペスト隊のみなさんも下を向くしかありません。


ほどなくして遺跡に到着。
早速発進するテンペスト隊。
どうでもいいですが、この出撃音楽、妙にお気に入り。

さて、彼女たちの前に、遺跡より謎の機体が出撃。

パライエッタさん:
 「あれはシムーン!?」

それは形こそ違えど、同じ機構を装備したシムーン機。
高速旋回をこなし、テンペスト隊を急襲。
その上、独特の航跡を宙に描き…

パライエッタさん:
 「鮫のリマージョン!?」

『祈り』まで再現。あれは何者。誰があのシムーンを!?

半ばパニックになりながら応戦するテンペスト隊の中、アーエル-ネヴィリル機は遺跡の奥へ。
エース二人が何をやってるんだとも思いますが、謎の解明の方を優先したようです。
進んだ遺跡の奥にあったのは…性別決定が行われる「泉」。

なぜ、全く別の場所にあるはずの「泉」がこんなところに?
戸惑うネヴィリルさんの前に、あろうことか「泉」にいるはずのオナシアさんの姿まで。

オナシアさん:
 「私はどこにもでいる…そして、どこにもいない」
 「テンプスは時の流れを見届け、スパティムは人々にいるべき場所を示した。
  二つは対となり、人々に限りない恩恵と恐怖を与えてきました」
 「ここでは全ての時と場所が、全ての呪縛から解放されています」

…てことは、先ほどのシムーンは過去(or未来)の機体とかそんなところ?

視聴者が頭を抱える中、他のテンペスト隊の面々も遺跡に侵入。
中でも、遺跡の瓦礫の中に埋もれていたシムーンの残骸を発見したユンさん。
搭乗席を覗き込んで、絶句。

ユンさん:
 (ここは…ここでは一体、何が起こってる…)

続いて、謎のシムーン機の一機を撃墜したテンペスト隊は、その搭乗員を確認して唖然。
乗っていたのは、かつて自爆テロをしかけてきた敵国の巫女・アングラスさん。
しかも、あからさまに死後、かなりが経過してるように見える姿で。

遺跡について謎が解明するはずが、かえって混乱の渦に。
次回は「葬列」。
頑張れパライエッタさん編。


……で、乗っていたのがアングラスさんというのがよく分かりません。
なんで、他国の巫女が?
いや、一応、信仰は同じだそうなので、「神の御許で戦士をやってる」のは分からないでもないのですが。

テンペスト隊からしてみれば、第1話で撃墜された仲間とかが出てきたほうが、サプライズ度は大きそうです。
でもそれだと、視聴者から「誰それ?」と言われそうなんで、演出上、アングラスさんが採用された、とかそんなところでしょうか。
それに画伯やドミヌーラ機が出撃してきたら、サプライズどころか恐慌を起こしそうですし。

…「別の時間」だとか「死者が防衛」とかなら、いっそ、(将来死亡する)テンペスト隊の誰かが襲ってくるとかでも面白かったような気がする。


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【シムーン連載】
 コミック百合姫 Vol.4
 Megami MAGAZINE
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ところで、マミマミのパルは、ユン姉さんなんですか、ロードレさんなんですか。
掲載誌の一つは百合ご用達雑誌だというのに、結構、適当にパートナーチェンジしまくり。
マミマミはちょっと、はしたないと思います。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第51話「蘇る真実」

2006年07月26日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第51話「蘇る真実」

とうとうパンタラッサの王・ガイトさんと対決したマメプリさんたち。
けれど、必殺のぴちぴちボイスは瞬時に無効。
お歌が効かなければ勝ち目はゼロ。逃げ回るしかありません。

…なおココさん、誰よりも早く、みんなを見捨てて真っ先に逃げ出してます。
さすがココさん。
まぁ、捕らわれの生活が長かったんです。その辺の事情を汲んで、みんな彼女には優しくしてあげてください。

さらには地上への攻撃も開始。
大津波が陸を襲い、雷が吹き荒れる。
高層ビルが崩れ、車が地割れに飲み込まれ…。なんか洒落にならないことに。

絶体絶命のピンチに陥りますが、るちあさんの悲鳴が捕らわれの海斗くんの耳に。
兄のガイトさんに拉致され、力を奪われた彼は意識不明。
しかし、愛しのるちあさんを救うべく、力を振り絞ります。

海斗くん:
 「るちあーー!!」

額の紋章が光り、パンタラッサの力が迸る。
その力で、一時的にガイトさんやDLは撤退。
るちあさん、この隙に海斗くんの身柄を確保しようと、敵の中で一人残った沙羅さんに詰め寄ります。

るちあさん:
 「沙羅、あなたなら海斗のいる場所を知ってるよね!?教えて!!」
 「お願い沙羅、どうしても教えてくれないのなら力づくでも聞き出すわよ!!」

るちあさんの超強気な発言に、沙羅さん、思わず余裕の笑み。

沙羅さん:
 「面白いわね。それじゃあ力づくで聞き出してもらおうかしら」

マメプリ六人VS沙羅さん。
数で圧倒してますが、容赦はなし。
沙羅さんの挑発に応え、即座に「KODOU」を熱唱。

マメプリ一同:
 『立ち上がるよ 何度でも 約束のために…!』
 『灼熱のライトを浴びて 飛沫が舞う…!』
 『高鳴るKODOU 真実はたった一つ…!』

愛する人を救うため、必死に歌うるちあさんたち。
しかし敵は最強マーメイド・オレンジの沙羅さん。
「KODOU」の直撃を受けたのに、全くのノーダメージ。

るちあさん:
 「私たちの歌が、沙羅にも通用しないというの…?」

これでココさんとノエルさんは、二連敗。
デビューから白星なしです。本当に役に立たない娘たち…。
そんな彼女たちに、返しで沙羅さんの「Return to the Sea」が襲い掛かる…!

沙羅さん:
 『御伽噺 最後のページは書き換えられて悲劇に変わり…』

【Return to the Sea】
 沙羅さんの専用曲。
 大津波を粉砕するハイメガキャノンを放ち、マメプリ六人をものともせずに蹂躙する凶悪ソング。
 淡々とした曲調は、まさに呪歌そのもの…なのだけれど、

 『宝石のように煌く 母なる海の優しさの愛に 包まれ生まれた七つの命が 見つめる夢がある』
 『ほら幸せの鐘がなって 七つの海が輝きだしたら 愛の奇跡を 一番好きな あなたと二人見つめたい…』

 曲の後半から雰囲気ががらりと変わり、別の曲に。
 まぁ、攻撃曲として使われるときは前半のみしか歌われないので、そのイメージが強いのですけど。

沙羅さん:
 『愛も夢も まるで 砂の お城みたいに 儚く 壊れて行くのよ それを望まなくたって…!』

マメプリ六人、一瞬にして崩壊。
なんだこの戦力バランス。
ちょっと前まで、一方的に敵を蹂躙してきたマメプリ、気がつけば弱小キャラに成り下がってしまった。

貧弱な人魚どもに止めを刺さんとする沙羅さん、しかし彼女の耳に、幽閉中の海月先生のピアノの音が…。

沙羅さん:
 「海月…」

思い出の曲に意識をそらされた沙羅さんは、ピアノを止めるべく海月先生の元へ。
が、それしか能のない海月先生、ただひたすらにピアノ演奏。
愛と憎しみの狭間で悩んだ沙羅さんは、とうとう海月先生に攻撃を…。

沙羅さん:
 「分かったわ海月。命など惜しくもないといいたいわけね…!」

しかし、その前に波音さんが立ちはだかる。
波音VS沙羅。なんとなく違和感ある構図ですが、この二人は恋のライバル。
(といっても、波音さんの一方的な横恋慕ですが)

彼我の戦力差は絶大。それでも必死になって海月先生を庇う波音さんの姿に、沙羅さんは昔の自分の姿を重ねます。

沙羅さん:
 (どうして、どうしてそこまでするの…。真っ直ぐな瞳、まるで昔の私みたい)

過去の想いを取り戻した沙羅さん、攻撃をやめると…

沙羅さん:
 『暖かく静かな光に包まれて 希望の満ちてる海に帰るの…』

急に涙を流し、それまでの呪歌とは打って変わった優しい歌を…。
その優しい歌声に合わせ、海月先生も正気を取り戻し、優しくピアノで伴奏開始。
憎しみに満ちていた沙羅さんの心が解け、二人の音楽が混じりあう…。

…まぁ、いいシーンなんですが。
沙羅さんも当然のごとく、ぴちぴちボイスの持ち主。
そんな彼女に対して、音を取るようにピアノで伴奏…。そこはかとなく嫌がらせの匂いがしないでもない。

歌い終わると、沙羅さんの手からe-pitchが床に落ちます。
タカラさまより支給された大事な商品を床に落とすなんて…!
でも番組も終了間際。そんな些細なことには拘らず、沙羅さんと海月先生は涙ながらに抱き合います。

それを見た波音さん。

波音さん:
 「どう頑張ったって敵わないな、私なんて。
  太郎ちゃんの気持ちを考れば、私が身を引くのが一番いいんだよね。
  それくらいできるもん。
  私だって本当に太郎ちゃんのこと、好きだったんだから…!
  私だって…!(号泣)」

なかなか殊勝な発言。
でも、この発言、抱き合う沙羅さんと海月先生の真隣りで、大声で宣ってます。
すげー気まずい。

その微妙な雰囲気を切り裂くように、突如、城が振動。
ガイトさんが地上への最終攻撃を開始したようです。
マメプリサイドに戻った沙羅さん、ガイトさんを止めるべく動き始めます。

そんな沙羅さんを見て、ガイトさんは絶句。

ガイトさん:
 「沙羅!この私を裏切ったのか…!
  君が望むから全てを始めたというのに…!」

暗く孤独な海の底での封印生活。そこに光とともに現れた沙羅さん。
ガイトさんが征服戦争を起こしたのも、全ては沙羅さんに頼まれたから。
それなのに、肝心なところで沙羅さんは昔の男の所に戻ってしまいました。

つうか、ガイトさん、完全にいいように弄ばれ、捨てられてます。惨すぎる。

ガイトさん:
 「沙羅、君にはマーメイドプリンセスの仲間がいるだろう。
  だが私には何があるというのだ…。
  唯一愛していた者に裏切られた私には…!」

もはや後戻りはできない。
ガイトさん、自暴自棄になって力を全開。みんな不幸になれ!!
暴走したエネルギーに飲まれ、自壊を始めるガイト城。
降り注ぐ瓦礫の中、海斗くんも目を覚まします。
そして、ようやく「想い出の人魚=るちあ」と確信。

海斗くん:
 「るちあーーー!!」

カタストロフの中、海斗くんの絶叫が響いて次回、第一期最終回へ。


マーメイドメロディーぴちぴちピッチ Vol.14(左画像)
マーメイドメロディーぴちぴちピッチ Vol.14

(右画像)
/マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ボーカルコレクション ジュエルボックス2
/マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ボーカルコレクション ジュエルボックス2

さて、唯一の見せ場になるはずだった「沙羅さんを説得する」役目まで波音さんに奪われたココさん。
彼女の今回の台詞は下記の通り。

 「ええ」
 「うぅ」
 「うぁ…」
 「あの光はなんだったのかしら」
 「ええ、おそらく心はガイトに支配されているはず」
 「沙羅!」
 「沙羅…」
 「沙羅、やめて…」

以上。ほとんど単語のみ。初登場から1話、既に存在意義がない…。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第50話「心の闇」

2006年07月26日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

問:土曜朝の番組を漢字一字で表してください
答:『欝』

土曜朝といえば、
 ダークマーキュリーや、病に倒れたヴィーナスで話題騒然の実写版「セーラームーン」。
 視聴者に絶望しかもたらさないエンディングで愛された「グランセイザー」。
 同じく、ポジティブにネガティブな欝EDの「ウルトラマンネクサス」等々。

もちろん、「ぴっち」もこの伝統に準拠。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第50話「心の闇」

ついに全面攻撃を開始したパンタラッサの王・ガイト。
姿を現した彼の城に、るちあ・波音・リナ・かれんさん+ヒッポくんは突撃することを決意。
いざ、最終決戦!

かれんさん:
 「(たとえ危険でも)もちろん行くわよ。だってそこにノエルがいるんだもの…!」

相変わらずノエルさんのことしか頭にないかれんさん。
なんだかもう、諦めました。
捕まってるのはもう一人いますけど、きっと彼女の存在をマメプリさんたちは知らないんです。だから無視するのも仕方ないんです。

ヒッポくん:
 「沙羅さまもココさまもきっとそこに…」

お前、存在を知ってたのか!?
知った上で今まで無視してやがったか!!
腹立たしいことこの上ないですが、7人目のマメプリ、ようやく本編にて名前が初登場。ここまで長かった…。

さて、ガイト城に突入したるちあさんたちを待ち受けていたのはダークラヴァーズ一同。

姐さん:
 「ここは私と波音に任せて、ノエルたちを…!」

もういいです。ココさんの存在をそんなに抹消したいというなら止めません。
どうせココさんは頭数揃えなんです。
みんなノエルさんの方が大事なんだ。

やさぐれてる視聴者をよそに、DLの足止めに残った波音&姐さん、戦闘開始。

波音&姐さん:
 『そーれーはーえ~ばぶるー♪』

「Ever Blue」発射。が。

マリアさん:
 「無駄よ」
ユーリさん:
 「ガイトさまの結界が私たちをノイズから守ってくださってるもの」

たかがDLのくせに、ライブアタックを無効化。
これは大ピンチ…!
…しかし、ノイズ呼ばわりはさすがに酷い気もする。


一方、城の奥へと進んだるちあ&かれんさんらは、試験管の中に封印されてる二人を発見。

かれんさん:
 「ココ!ノエル!」

早速、ノエルさんを封印から解除。

かれんさん:
 「ノエル…!私の姉さん…会いたかった…!」
ノエルさん:
 「…かれん?会いたかったわ。かれん、私の妹…かれん…私の妹…!」

何やら妙に二人が姉妹であることを強調しまくりなのは、スタッフの配慮です。
この二人は姉妹。今まで出番がなかったから忘れてる人もいるかもしれないけど、二人は姉妹!かれんさんが妹で、ノエルさんがお姉さん!
…これでノエルさんの設定説明終了。

るちあさん:
 「良かったね、二人とも…」

なお、この間、もう一人のココさんは封印されたまま完全放置。

……その後、CMを挟み、DL相手に奮闘する波音さんたちのシーンが入った後、ようやくココさんも救出されました。

【ココ】
     ._
    ,'´   ヽ
   i LlLlLl」l」)
    i ilリ゜ ヮ゜ノil
    i i⊂)-)つ
   ノ,_iく/,_|>_ゞ
     し'ノ

 南太平洋のマーメイドプリンセス(黄色)
 専用曲:なし

 幻の七人目。出番は極小。
 「黄色はいらない子」を地で行く娘。
 全52話の番組で50話目にして初登場のレギュラーキャラ。意味が分からない。
 構成担当はこの娘になんか恨みでもあったのか…。
 もちろん、専用曲なんて貰えるわけもない。

 インド洋の沙羅さんとはお友達同士。
 沙羅裏切りの際には真っ先に襲撃を喰らい、哀れ虜囚の身で数年を過ごすことに。
 何より不幸なのは、彼女のキャラ設定「沙羅と友達」はストーリー上、全く機能しなかったこと。
 おかげで出番が絶無の上、存在意義もなし。
 
 そんな彼女のファンの唯一の楽しみは、OPの中に紛れ込んでる彼女の姿を見ること。
 時間にして0.2秒ほど。顔も見えないほどの豆粒なサイズで瞬間的に出演しています。
 まるで間違い探し。

 沙羅につぐ年長者(一応、10代)なのに、変身コスチュームはミニスカアイドル風(るちあ、波音と同系)。
 他の年長組はドレス(沙羅、リナ)やバスタオル(ノエル、かれん)なのに…。
 独特の声質とも相まって、あからさまに無理してる感がひしひしと伝わってきて泣けてきます。

 なお、私はこの娘が一番のお気に入り。
 だって出番がなさ過ぎるんだもの。
 悲惨な境遇にもめげずに頑張ってる彼女を見ると、なんだか心が和みます。生きろ、黄色。

ココさん:
 「助けてくれてありがとう、るちあ。
  でも私には貴女に助けてもらう資格はないの。
  かつて、沙羅が海月さんを失ったとき、悲しみのあまり、沙羅は真珠の力を暴走させてしまったの。
  そしてそのマイナスのエネルギーは、沙羅と私の国に、とても大きな災害をもたらしたの。
  ずっと沙羅のそばにいながら、私は何一つあの娘の力になれなかった。
  私は沙羅の暴走を止められなかったの。
  そして沙羅はガイトに近づき、私は無力にもガイトに捕らわれの身になってしまった。
  ごめんなさい沙羅。
  ごめんなさいみんな」

ココのくせに、こんなに長台詞を喋ってる…!
なんだか無性に笑いがこみ上げてきます。
ココなのに!ココなのに、動いて喋ってる!

…まぁ、話してる内容は視聴者にとっては既知のこと。
彼女の役目は、単に、るちあさんサイドがこの裏事情を知るためだけのメッセンジャー。
そう思うと虚しくなりますが、この情報を聞いた、るちあさんは涙。

るちあさん:
 「沙羅やココがそんなつらい目にあってたのに、私は何も知らなくて、何もしてあげられなくて…!」

全くだ。
よくもまぁ、今までココさんのことを無視しまくりやがって…。
(ちなみに、上記の災害は、幼少の海斗くんの乗った船が沈み、るちあさんとの出会いとなった嵐も起こしてます)

さて、ココさんの自己紹介も終わったところに、沙羅さん登場。

沙羅さん:
 「目覚めたのね、親愛なるココ」
ココさん:
 「沙羅、もう一度やり直しましょう!この娘たちと一緒に!」
沙羅さん:
 「やり直すですって?」
ココさん:
 「ええ、こうしてみんなが来てくれたもの!」
沙羅さん:
 「愚かなことを…。ココ、あなた本当に失ったものを取り戻せると思ってるの?」

ココ、説得に失敗。
かくして彼女の、最初にして最後の見せ場、終了。
このチャンスに全てをかけて一年間待ち受けてたのに…。

ココさんの出番を終わらせた沙羅さんは、るちあさんを別室に転送。
そこで洗脳攻撃を喰らいますが、るちあさん、無事に帰還。
そして、ついにガイトさんと対面&対決。

ノエル&ココさん:
 「藍色パールボイス!」「イエローパールボイス!」

嗚呼、ココの変身シーンが目に痛い。

ついさっきまで深刻な顔をしてたのに、やたらと楽しそうな変身映像です。
つうか、本当はこの変身バンク、別の場面で使うつもりで事前に用意してたんじゃなかろうか。
どう見ても、場の雰囲気を無視しすぎです。ココ…。

まぁ、それはともかく。
マメプリ六人、変身を完了すると、ガイトさん目掛けてライブ攻撃開始。
歌うのはもちろん、最新曲にして決戦ソング「KODOU」。

ココ&ノエルさん:
 『嵐の海に打たれて 負けそうなときも…!』

嗚呼、黄色と藍色のぴちぴちボイスが耳に心地良い…。




なお、黄色と藍色が妙に一緒のカットにいますが、別にこの二人は取り立てて仲が良いわけではありません。
単に、今まで出番がなかったところに、一緒くたにまとめてバンクを作成したんでこんな絵になっただけです。
そう思うと、この爽やかな笑顔も見ていて泣けてくる…。

何はともあれ、マメプリ六人がかりの「KODOU」がガイトさんに炸裂。
今までの三人体制と比べれば出力2倍。しかも歌ってるのは、先週覚えたばかりの最強曲。
これは勝ったはず…!

るちあさん:
 「ラブシャワーピーチ!!」
ガイトさん:
 「……マーメイドプリンセスたちよ、無駄だ」
るちあさん:
 「私たちの歌が、ガイトには効かないの!?」

ココ&ノエルさん、デビュー戦でいきなり敗北。
この娘たち、役に立たない…。
絶望がマメプリたちを襲ったところで終了。


マーメイドメロディーぴちぴちピッチ Vol.14(左画像)
マーメイドメロディーぴちぴちピッチ Vol.14

(右画像)
中田あすみ、寺門仁美、浅野まゆみ『KODOU ~パーフェクト・ハーモニー~』
中田あすみ、寺門仁美、浅野まゆみ『KODOU ~パーフェクト・ハーモニー~』

この後、マメプリさんたちは泥沼な戦いを展開。
これから先の1ヶ月間の戦績は、実に勝率3割を切ります。
歌っては破られ、踊っては無効化され…。頑張れ、人魚さん。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第49話「KODOU」

2006年07月25日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

以前にも書きましたが「ぴっち」の第1期シリーズは全52話。
そして7人のマーメイドプリンセスによる物語です。
で、48話経過したこの時点で、あいかわらず出番もなければ名前も登場していない娘が一人。

彼女は南太平洋のマーメイドプリンセス。
第1話の時点で敵に捕まっていた上、誰も救出作戦を展開してくれないせいで、惨たらしいまでに出番がありません。
それでも前回、ようやく登場シーンを獲得しました。

…台詞なしの背景役の上、後姿+下半身のみで2秒ほどでしたが。

そんな惨めな扱いでも、実に数十話ぶりの出番です。
(もちろん、以前の出番もその程度の扱い)
気の毒すぎて涙すら出ない。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第49話「KODOU」

「KIZUNA」に続く、ローマ字サブタイシリーズ。

前回、ガイトさんを裏切り、藍色&黄色の真珠を手に入れたBBS。
大幅パワーアップを果たすと、眷族の深海魚の群れを召還。
(この世界において、深海魚=魔族のような位置づけ)

そこに異変に気づいたDLが到着、裏切り者に制裁を加えようとしますが…。
マメプリにすら勝てないDLに、BBSの相手が勤まるはずもなく。
あっさりと返り討ちにあい、洗脳された挙句、手下にされる始末。

勢いづいたBBS、巨大竜巻を起こすと地上への攻撃を開始。
その様子をテレビニュースで見ていた人魚さんたち。
突然、ニュース映像にノイズが入ると、BBSの姿が画面に。放送事故!

シェシェ&ミミ:
 「マーメイドプリンセス、聞こえているでしょう」
 「正午までにあんたたちマーメイドプリンセスが姿を表さない場合には、地上の者たちは全滅だよ?」
 「あっはっはっは!」
姐さん:
 「私たちマーメイドプリンセスにしか聞こえない周波で、メッセージを出してるんだ…!」

唐突な設定にびっくりですが、マメプリさんたちはBBSの挑戦を受けて立つことに。

マメプリ一同:
 「ピンクパールボイス!」「水色パールボイス!」
 「グリーンパールボイス!」「パープルパールボイス!」

放つはマメプリ標準装備「Legend of Mermaid」。
まぁ、対BBSソングといえば、定番は「KIZUNA」なんですが…。
紫のかれんさん、「KIZUNA」知らないし。

しかし、それがマズかったか。
BBSおよび操られたDLの連続攻撃を受け、ライブステージ崩壊。
乱戦の中、負けじとヒッポくんもBBSに体当たり攻撃を仕掛けますが…

シェシェ&ミミ:
 「重圧プレス!」

あっさりと避けられ、「その名前はどうだろう」な技を喰らい退場。
邪魔者がいなくなったところで、BBSの結界がマメプリさんを捕捉。
光の珠に閉じ込めます。

かれんさん:
 「ダメ!この光の珠は私たちの力じゃ壊せないわ!」

かれんさんはすぐに諦めるのが玉に瑕。
抵抗手段も逃走手段も封じ込まれたところに、止めのライブ攻撃。

シェシェ&ミミ:
 「イッツ ショータイム!!」
シェシェ&ミミ:
 『Voice in the Dark! 歌に乗せて木霊する闇の力…!』
マメプリ一同:
 「うぁぁあっっっ!?」

BBSの展開する深紅のライブステージの中、歌声に呼応し、光輝く藍色&黄色の真珠。この二つの真珠、敵に回ると強いこと限りなし。

シェシェ&ミミ:
 『心にある魔力をいたずらな媚薬に変えて、弱いものを惑わせていくでしょう…!』
マメプリ一同:
 「ぅぐぅぅぅっ!!ぁぁああぁっっ…!!」

マメプリ完敗。
彼女たちを救うべく、ヒッポくんも必死の頑張りを見せますが、悲しいかな、歌も歌えない雑魚キャラ。
操られたDLの攻撃を喰らい、力尽き…

ヒッポくん:
 「ユーリさんやめてください…!ユーリさん…!!」

断末魔に、思わずDLの一人、操り状態のユーリさんの名を。

ユーリさん:
 「…ヒ、ヒッポさま!?どうして!!」

魂の叫びはユーリさんの心に届きました。
正気に返ると、図らずも自らの手で傷つけてしまった愛しの彼を涙ながらに抱きしめます。
なぜ、なぜこんなことに…。

シェシェ&ミミ:
 「あれれ?あんたたちそういう関係だったの?」
 「付き合ってられないわ。地上を洗い流す仕事も残ってるしねぇ」

ユーリさん:
 「…ユーリとヒッポさまは結ばれない運命かも知れません。
  でも、ヒッポさまとの思い出のある地上をあなたたちに勝手に壊されたくはありませんわ…!」

果敢にもBBSに挑みます。けれど、戦力差は明白。あっさりと返され…

ユーリさん:
 「きゃぁあぁっっ!!」
イズール・エリル・マリアさん:
 『ユーリ!?』

ユーリさんの悲鳴を聞き、残りのDLも正気に復帰。
一年に渡り苦楽を共にした仲間のピンチに、DL一同、立ち上がります。
強敵BBS相手に、決死の全力戦闘。
飛び道具を雪崩のように打ち放つますが、しかし相手は、肉弾戦もこなすBBS。
怒涛の攻撃も余裕綽々、かすりもせず。

シェシェ&ミミ:
 「あんたたちが怒ったって怖くもなんともないしぃ」
 「ばっかじゃないの?そんなの当たるわけがないじゃない」

嗚呼、やはり歌えないキャラに未来はないのか。絶望的な戦闘力の差、それでもDLは力を振り絞る。

…このシーン、弱小幹部の矜持を見てるようでなんだか泣けます。
一部作画ミスがあったりもしますが、そんなことも気になりません。
以前の「るちあを助けに行くるちあ」のように、「調子に乗ってバンクを使いまわした」せいによる作画ミスですが、一切気になりません。

なにはともあれ。奮闘の結果、奇跡は起こりました。
吹き荒れる攻撃の中に訪れた、一瞬の空白の時間。攻撃を避けようとしたBBSの二人の連携が崩れ、お互いに衝突。
その衝撃で、二人の持つ真珠が落ち、海の底へ。

その真珠は海底に沈む、ヒッポくんの元へ。

ヒッポくん:
 「アクア…レジーナ…さま…!」

祈りは通じ、女神様、一時的に降臨。
るちあさんたちを閉じ込める結界を破ると、新しい歌をプレゼント。
なお、配信手段は当然カートリッジです。e-pitchに差し込むと、すぐに歌えるよ♪

るちあさん:
 「私たちは歌う…!みんなの幸せのために…!」

結界を突破したるちあさんたち、反撃開始。

マメプリ一同:
 『嵐の海に打たれて 負けそうなときも…!』
 『立ち上がるよ 何度でも 約束のために…!』

【KODOU ~パーフェクト・ハーモニー~】
 第一期の最終曲。
 決戦の場で使われただけあり、「通れば即死」「外せば無効」なクリティカルソング。
 誰かの言っていた「キラーンっとなったらクリティカル」は言いえて妙。
 (「KODOU」のSEに、たまにそんな音が使われてた)

  『鳴り止まないで きらめきを止めないで 私たちが取り戻すパラダイス…』
  『…そして広がる夢のパーフェクトハーモニー!』

 人気は非常に高く、「ぴっち」を代表する曲の一つ。
 最終決戦以外でも、隙さえあれば垂れ流されることに。
 さらに、後にはPVの名目で公式MADムービーまで作成。
 その出来栄えは異常。
 この曲の愛され具合が嫌というほど伝わってきます。

 もちろん去年の「Voice in the Live」でも採用。
 昼の部の一曲目、夜の部の大トリで歌われました。
 多分、今年も生でこの曲が聴けるはず…。

マメプリ一同:
 『伝わるKODOU 湧き上がる愛の力…!』
 『…そして生まれる熱いパーフェクトハーモニー!!』

炸裂する「KODOU」。
BBSの防御壁を突破し、致命打を通します。
凶悪な攻撃に晒され、BBSの体から魔力が流出。

シェシェ&ミミ:
 「こ、このパワーは…!」
 「このままでは、…ガイトさま!!」
 「助けてぇー!!」

救いを求めるBBSの声は海底のガイトさんの耳にも。
が、「うるさい奴らだ。黙れ…!」。
ガイト棒から光が迸り、BBSを直撃。光の晴れたそこには、力を使い果たし、元のアンコウの姿に戻ったBBS。


一方、ガイトさんは前回海底に拉致してきた海斗くんの吸収開始。

ガイトさん:
 「パンタラッサのために7人のマーメイドプリンセスを捕まえ、真珠を手に入れるのがお前の使命」
 「運命から逃れることは出来ない」
 「なぜならお前は……私の弟だからだ」

言葉と共に、海斗くんからエネルギーが迸る。

ガイトさん:
 「さあ共に行こう。七つの海の覇者として、世界を我が物にするために…!」

その力を使い、深海に封印されていたガイト城がついに浮上。次回はいよいよ最終決戦。


マーメイドメロディーぴちぴちピッチ Vol.14(左画像)
マーメイドメロディーぴちぴちピッチ Vol.14

(右画像)
中田あすみ、寺門仁美、浅野まゆみ『KODOU ~パーフェクト・ハーモニー~』
中田あすみ、寺門仁美、浅野まゆみ『KODOU ~パーフェクト・ハーモニー~』

なんと「KODOU」はネット配信までされてる!


まぁ、それはさておき。

【次回予告より】
ノエルさん:
 「るちあたちがガイト城に潜入し、私とココを救ってくれた。さ、ココ、みんなと一緒に行きましょう!」
ココさん:
 「私には…私には救ってもらう資格なんてないの。私行けない」
ノエルさん:
 「どうして?」
ココさん:
 「私はずっと沙羅のそばにいたのに、あの娘の暴走を止められなかったの」
ノエルさん:
 「次回、『マーメイドメロディーぴちぴちピッチ』、『心の闇』」
ココさん:
 「ごめんね沙羅。ごめんねみんな」

ついに登場七人目!幻の南太平洋のマメプリ、ようやく名前も出てきたココさんの出番です。
ココさんの出てない「ぴっち」なんて…!という私にとってはこれからが本番。
実に長い苦難の日々だった…。

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いつか商品化されたらイイナ!

2006年07月25日 | アニメ・日曜朝 感想その他
・おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~ 第17話「マリーランドになったらイイナ!」

週末は某カードゲームの全国大会に遠征していました。
その大会参加者の中に、どういうわけかクロミさんのぬいぐるみを鞄につけてる人が…。
おかげで楽しいはずのゲームが、ジョーカーばかりのババ抜きに。


さて今回は、1年の間に入居者が4回も変わった呪いの館の話。

 感想その1:歌ちゃんの服が前回と同じだった。珍しい。
 感想その2:で、あのファンシー歌ちゃんのぬいぐるみはいつ発売ですか?
 感想その3:次回予告の歌ちゃんが最高。

特に三番目。
歌ちゃんが歌ちゃんしてるいかにも歌ちゃんな予告ぶりが素晴らしすぎます。
昨年のキレを感じさせる素敵な予告に大興奮。

歌ちゃん:
 「マイメロ、お願い、寝癖が直んない、なんとかしてぇ~!
  マイメロ、制服のシャツがない、なんとかしてぇ~!
  マイメロ、朝ごはんまだ~。
  紅茶入れてー。

  次回「おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~」

   『マイメロが帰ってきたらイイナ!』

  …そんな、家出なんてどうして~!?」

来週はとても面白そう。


お願いマイメロディ/ 歌ちゃん with マイメロ PVCフィギュア(左画像)
お願いマイメロディ/ 歌ちゃん with マイメロ PVCフィギュア

(右画像)
おねがいマイメロディー クロミ&バク ソフビフィギュア (バンプレスト製)

その他、マイメロ関連アイテム、および、同、オークション
おねがいマイメロディー クロミ&バク ソフビフィギュア (バンプレスト製)

どうでもいいことですが、昨日うちのブログに「ジョーカー『だらけ』のババ抜き」で検索してこられた方がいました。
一応、補足すると、『だらけ』ではなく『ばかり』が正です。
私もよく間違えますが…。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第48話「海斗の悪夢」

2006年07月25日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

週末は某カードゲームの全国大会に遠征していました。
泊りがけで行ったのですが、大会当日の夜、夢の中に人魚さんが出てきた。
なんて酷い悪夢…。でもおかげで賞金はゲット。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第48話「海斗の悪夢」

ヒッポくん:
 「その昔、七つの海の全てを征服しようと海を荒らしまわっていたパンタラッサの一族は、
  海の女神アクアレジーナさまの怒りを買って、その力を大幅に押さえ込まれ、
  封印の鍵によって海の底のパンタラッサ城に封印されてしまいました。
  そして私、神獣ヒポカンポスがその鍵をアクアレジーナさまより預かっていたのですが、
  何者かに鍵を奪われてしまい、その封印を解かれガイト城として復活してしまったのです」

設定をヒッポくんの長大な台詞一発で説明して本編開始。

波音さん:
 「なんで鍵を奪われるようなドジなことをしたのよ!
  あなたがしっかりしていればこんなことにはならなかったんでしょ!」

ヒッポくんの説明を聞くと、波音さんご立腹。
彼女の北太平洋の国はパンタラッサの王・ガイトさんによって滅ぼされています。
波音さんの怒りもごもっとも。

波音さん:
 「太郎ちゃんだってガイト城に連れて行かれることもなかったんでしょ!!」

そっちかよ。

とにもかくにも奪われた男のことしかない波音さんは、がむしゃらにガイト城の探索を開始。
まぁ「奪われた」と言っても、彼がガイト城に行ったのは海月先生自身の決断なので、波音さんがどうこういう権利はないのですが…。
その辺、所詮は波音さん。

一方、そのガイト城にて。
愛する沙羅さんの心をつなぎとめておくため、ガイトさんは地上征服を急ぐことに。
そんな彼の前に、BBSの二人が登場。

ガイトさん:
 「大切なものを失う痛みを、地上の我が身にもみせる…」
シスターシェシェ:
 「あら大切なものってなんですか?」
シスターミミ:
 「まさか沙羅って女のことじゃありませんよね?」

図星を突かれ、ガイトさん激情。
すぱーん!
ミミに平手を食らわすと自室へと引っ込んでしまいました。

この行為にBBSの二人もぶち切れ。
彼女たちにとって大事なのはお互いのことのみ。
なんで私たちがこんな目にあわなきゃいけないのよ!?

シェシェ&ミミ:
 「ガイトって私たちが思っていたより器が小さいような気がしない?」
 「ほんとだよね~。あんな女に心を奪われているようじゃ海の支配者になるどころじゃないよね!」
 「もうここにいる意味はなさそうね。七つの真珠を集めてしまえばそれで済むことでしょ?」
 「そしたらガイトなんかに頼らなくても、私たちが海の支配者になれる…」

裏切りを決断。ガイト城に保管されている藍色&黄色の真珠を奪うとガイト城を離脱。


その頃、ガイトさんの分身、海斗くん。
ハワイに留学中の彼がいつものようにサーフィンを楽しんでいると、不意に大波発生、海の中へ。
意識を取り戻した彼の前には、なぜか日本から駆けつけていたるちあさんの姿が…。

海斗くん:
 「るちあ、お前、どうしてここに…」

なんでも海斗くんのことが心配で様子を見に来たそうです。
ああ、なるほど。泳げばすぐだしね…。
納得してしまいましたが、直後、突然大地震発生。いきなりカタスロフな危機が勃発すると、謎の声が響きます。

ガイトさん:
 「大切なものを守る力が欲しくないか?」

…ここに来てようやく、これが「ガイトのしかけた幻影」だと気がつきました。
そうか、そりゃいきなりハワイになんて来たりはしないよな。
整合性とか自然な流れなんて元より存在しない「ぴっち」のことだから、微塵も疑わなかったじゃないか。


再び、るちあさんサイド。
ガイトさんの悪夢攻撃に晒されている海斗くんの危機を感じ取ったか、るちあさんは不安気。

るちあさん:
 「手紙来なくなっちゃし、電話してもつながらないし。
  海斗、病気なんかしてないといいけど…」

波音さん:
 「…やっぱり太郎ちゃんのこと、心配でもなんでもないんだ」

背後から突き刺さる波音さんの冷たい言葉。
言いがかりも甚だしいです。
逆の立場だったら、同じ行動を取るくせに。

そんな波音さんのパニックぶりに責任を感じたヒッポくんは、一人先走って行動開始。
しかし探索を行っていると、ちょうど現れたDLと遭遇。
結果、あっさり捕まってしまいました。ヒッポくん、弱ぇ。

彼の叫びは別行動をしているマメプリさんたちにも届きますが…。

るちあさん:
 「波音、ちょっと待ってヒッポがピンチなの!」
波音さん:
 「ヒッポなんてどうでもいいわ!」
姐さん:
 「波音、もしかしてヒッポがガイト城を見つけたのかもしれないぞ」
波音さん:
 「!?」

波音さん、即座に方向転換し、ヒッポくんの元へ。酷いよ、この娘。

が、駆けつけたものの、ヒッポくんはDLに囚われ人質状態。
全身に昆布を巻きつけられ、苦痛に喘いでいます。
これでは戦えない…!

けれど、そんなピンチにかれんさん乱入。
手刀で昆布を引き裂き、ヒッポくんを救出。
「水中で」「水をたっぷり含んだ昆布を」「手刀で」一撃両断する女・かれん。格好よすぎる。

マメプリ一同:
 「ぴちぴちボイスでライブスタート!」

人質さえいなくなれば勝ったも同然。
さくっと歌ってDL粉砕。
しかしその頃、ガイトさんのしかけた悪夢に囚われた海斗くんは…。

海斗くん:
 「力をくれ…。大切なものを守れる力を…」

るちあさんの死に行く幻影を見せられ続け、誘惑に屈してしまいました。

ガイトさん:
 「おかえり、我が分身…」

戦いもクライマックス。次回から、欝月間の始まりです。


マーメイド メロディー ぴちぴちピッチ Vol.13 ◆20%OFF!(左画像)
マーメイド メロディー ぴちぴちピッチ Vol.13

(右画像)
ボーカルコレクション マーメイドメロディーぴちぴちピッチ ジュエルボックス1
ボーカルコレクション マーメイドメロディーぴちぴちピッチ ジュエ...

上のDVD、収録分は今回の48話まで。
…なんだか左上に見慣れぬ黄色い娘さんがいますね?
こんなキャラ登場してないのに…。表紙に偽りがありすぎる。

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ぶっちゃけはっちゃけ夢の二段変身

2006年07月24日 | アニメ・日曜朝 感想その他
週末は某カードゲームの全国大会に遠征していました。
おかげでリアルタイムで見ることが出来ず。
そのことを友人に愚痴ったところ、「ライダーまでは見てるけど、プリキュアは最近見てない」との返事が。
この飽食の時代の子供たちめ!もったいないお化けに喰われてしまえ!

・ふたりはプリキュア Splash Star 第24話「ムープとフープ登場!って誰?」

また、別の友人からは「パワーアップ回」との素敵な情報も。
なんてこった。夢の二段変身の回を見逃したのか。
一体、なんのために今まで視聴を続けてきたのだろう…。

以下、絶望しながら、適当に感想。


霧生さんの一件から一晩。
日向さんたちの負った心の傷は深く、ショックから立ち直れていません。
まぁ、正直、モエルンバさんの死亡シーンの方が泣けた私としては、霧生さんたちにだけ特別感情持ってる日向さんたちにちょっと不満ですが…。

なんにせよ日向さん、もはやいない霧生さんのことを、彼女になついていた妹さんにも告げます。

日向さん:
 「薫お姉さんとはもう会えなくなっちゃった」
日向さん妹:
 「薫お姉さんって誰?

日向さん衝撃。
思わず背筋が寒くなる気持ちが視聴者にも伝わってきます。
これはとてもいい演出。

と、そこに流れるサブタイトルコール。

日向さん&美翔さん
 『ムープとフープ登場!って誰?

せっかくの演出、台無し。

ちょっと空気が入った中、霧生さんたちのことを皆が忘れてしまった理由を謎生物が説明。
なんでも、「不思議な力で世界に入り込んでいたため」彼女たちが退場した今、それに関する記憶が抜けてしまったそうな。
なるほど。だから今まで、モエルンバさんやらドロドロンさんやらが派手なことをやっても、誰も覚えてなかったのか。


さて、霧生さんたちから託された「奇跡の雫」を使い、「空の泉」は復活。
これでようやく、フィーリア王女さまも対話可能なまでに力を回復できました。
そしてそんな王女さまから贈られる、新しいアイテム。

日向さん:
 「パソコン?」

やった!新玩具ゲット!これで夏休み商戦も戦える!

…。
……。
………「ナージャかたかたレッスン」という悪夢が何故か脳裏に浮かびましたが、一切気にしません。

そんな不安を突くように、新敵幹部・ミズシタターレ襲来。
霧生さんの後任としてはちょっと年がいっています。
こいつとは友達になれそうにもない…そう判断したのか、プリキュアさんたち速攻。

日向さん&羽キュアさん:
 「ツインストリームスプラッシュ!!」

ノータイムで大砲発射。
けれど、ミズさんの放った水球の前に、あっさりと打ち負け。
おお、なんか飛び道具同士のぶつかり合いを久しぶりに見た気がする。

日向さん&羽キュアさん:
 「そんな!!」「通じない!?」

きっと、語尾に「マックス」ってつければいいんだよ。
って、あ!既に「スプラッシュ」って番組名がついてる!
これじゃパワーアップの余地がないじゃないか!

肉弾戦不可の現プリキュアさんたちにとって、飛び道具の優劣は死活問題。
悲しいくらいの虚勢を張りながら、精霊バリアで懸命に凌ぐばかり…。
そんな彼女たちの様子を見て、新登場の謎生物二匹が共同戦線を張ってくれました。

謎生物:
 「月の力!」「風の力!」

 夢 の 二 段 変 身 発 動 。

まぁ、二段変身と言ってもプリキュアさんのそれはブレスレットが支給されるだけですが。
もっとフリルが増えたり露出度が下がったりしてくれたらいいのに。
つうか、どういうわけか日向さんだけ、ブレスレットではなくベルト。なぜだバンダイ。

日向さん&羽キュアさん:
 「プリキュアスパイラルハートスプラッシュ!!」

スポンサーさまへの些細な疑問を抱えながらも、すかさずぶっ放した新技でミズさんを撃破。
やっぱり末尾に「スプラッシュ」ってついているあたり、これはネーミングの縛り?
プリキュア○○スプラッシュ。そういえば先代もずっと「スクリュー」だったか。


次回は「商売繁盛!海の家のお手伝い」。

そのサブタイトルは先代プリキュアさんの第12話に喧嘩を売ってるんでしょうか。
そして、「夏といえば山!」と頑なに水着出演を拒み続けた先代プリキュアさんとは、路線決別なんでしょうか。
色々と次回が楽しみです。


ふたりはプリキュアSplash★Starプリキュアスパイラルリングセット(左画像)
ふたりはプリキュアSplash★Starプリキュアスパイラルリングセット

(右画像)
ふたりはプリキュアスプラッシュスターDXフィギュア【2体セット】

その他、プリキュア関連アイテム、および、同、オークション
好評放送中ふたりはプリキュアスプラッシュスターDXフィギュア【2体セット】

ところで、新技「プリキュアスパイラルハートスプラッシュ」。

???:
 「ムーンスパイラルハートアタック!!」

…少女漫画の世界では「スパイラルハート」なんて不可解な単語が共通語なのか。
コメント (4)
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「休暇をとろう」……これぞ宇宙が授けた光の答え

2006年07月24日 | アニメ・土曜朝 感想その他
・ふしぎ星のふたご姫 Gyu! 第17話「いよいよ夏休み!☆テストで大パニック?」

週末は某カードゲームの全国大会に遠征していました。
おかげでリアルタイムでは、ヤヤン先生がトチ狂い始めたところまでしか見れなかった。
超消化不良。


そんなわけで感想が遅れたので手短に。

生徒の成績上昇率に頭を悩ませた学園サイドは期末試験を実施することに。
結果の悪い生徒は夏休み没収。
けれど、テストの内容は無体なもので…。

1.無茶なテストで夏休み没収
 とりあえずプリンス・プリンセスの自覚があるなら母星に連絡して圧力かければいいんじゃなかろうか。
 この世界の王族さんたちは、特権階級意識を振りかざさないあたりがなかなか人が出来ています。
 あ!それとも、教頭先生以下、学園運営者も王族なんでしょうか。もしくは銀河連邦とかそういう組織の人たち。

2.脅迫写真所持のヤヤン先生
 謎の力に洗脳され、黒くなったヤヤン先生。
 懐から教頭の恥ずかしい写真を取り出して脅しをかけるのですが…。
 お前はいつそんな写真を撮ったのかと。取りつかれる前から、密かに下克上を狙ってたのか…。

3.それゆけシフォンさんその1
 シフォンさん:
  「とりあえずここに書いてあることを全部暗記すれば(テストは)楽勝よ!」

 シフォンさんのうそつき。役に立たなかったじゃないか。

4.それゆけシフォンさんその2
 シフォンさん:
  「とりあえずここに書いてあることを全部暗記すれば(テストは)楽勝よ!」

 積み上げたるはハードカバーの参考書数十冊。
 ファインさんたちが入学してまだ数ヶ月。
 にもかかわらず、それだけの知識を要求されるとは…。
 実はこの学園の教育レベルは尋常でなく高いに違いない。
 お馬鹿描写のふたごも、現実世界につれてきたら、きっと超優秀なんだ。

5.ランクアップ!
 ファインさん:
  「この蝙蝠って」
 レインさん:
  「トーマさんの言ってた使い魔だわ!」

 今までの「ヘンな生き物」から「使い魔」に呼称変更。ちょっとだけ出世した蝙蝠さん。

6.運動をしようその1
 エリーにボール吸引機を手渡した際のシャシャさん、普段より毛量が少なくてちょっと新鮮。
 …と、思ってたら次のカットでは元に戻ってた。
 ちっ、すごく残念。

7.運動をしようその2
 テストの課題「丸太壁を乗り越える」。

 ヤヤン先生:
  「何をやっているお前ら、やめろ!」

 みんなで助け合ってこのテストをクリアしようとする生徒たちの中で。
 椅子に座ったエリーを、椅子ごと引っ張り上げようと必死に頑張るシャシャ&カーラさん

 

 …と、その椅子にぶら下がって楽してる名もなき生徒四人。
 本当にお前ら何やってんだ…。カーラさんにこれ以上負担をかけると倒れちゃいます。やめてくれ。

8.運動をしようその3
 久々にアスリーさん登場。
 メイン回貰えたカロリさんと違い、いまだにろくすっぽ出番なし。
 早く主役を取ってください。そしてリオーネさんに下克上。


まぁ、今週の話を総合すると、「夏休みが欲しかったのはスタッフ」という結論で。

来週は「黄色はいらない子」でお馴染みのアルテッサことタワシが何やら悩むお話。
最近リオーネさんに浮気気味の私ですが、元々はアルテッサ派。
頑張れアルテッサ。ソフィーさんがいなくても、ちゃんとキャラが立ってるところを証明するんだ。


ふしぎ星の・ふたご姫gyu!ひみつブック(左画像)
ふしぎ星の・ふたご姫gyu!ひみつブック

(右画像)
【7月24日新発売】フルタ F15ふたご姫デコシール (10×8)80入

その他、ふたご姫 関連アイテム、および、同、オークション
【7月24日新発売】フルタ F15ふたご姫デコシール (10×8)80入

密かに今日発売。またスーパーの玩具コーナーの戦いが面白いことに。


以下余談。
「Gyu!」が始まった頃、今回のシリーズを「アンの愛情」になぞらえてみたことがあったのですが、そのときの配役は、アルテッサ=ルビーギリス。
その通りの展開だと、次週の夏休みで死亡フラグが立ちそう。アルテッサ、大ピンチ。

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おとぎ銃士 赤ずきん 第4話「グレーテルの罠」

2006年07月22日 | アニメ・土曜朝 感想その他
【こんな赤ずきんが見てみたいその4】

 森の中を進むグレーテル。

 グレーテル:
  「道に迷わないようにしないと…」

 パンをちぎり、道々捨てて歩くことに。
 しかし、最初の一欠けらを捨てたその瞬間、突然、森の中に歌声が響き渡る…

  パンを捨てた娘…
  パンを捨てた娘…
  パンを捨てた罪で…地獄に、落ちた…

 
 グレーテル:
  「しまった!! ぅきゃあ!?」
 
  どぷん!

 泥沼の中に沈んでいくグレーテル。
 沼の底で魔女に囚われた彼女の運命やいかに。


…悲劇・パンを捨てたむすめ。

・おとぎ銃士 赤ずきん 第4話「グレーテルの罠」

噂の敵幹部・ゲルダことグレーテルさん登場。
彼女と初接敵したのは白雪姫さんでした。
食べ物の罠にかかった女の子同士の激突。

…嗚呼、これがゲルダVS白雪だったら冷気対決になってたのか。
なんかゲルダの冷気耐性はマックスのような気がします。
白雪、勝てる気がしない。

とりあえず鏡を使った罠をしかけていたグレーテルさんですが、白雪さんあっさり看破。
さすがは白雪姫。
鏡への対策はばっちりです。一番美しいのは私!

仕方がないのでグレーテルさん、直接攻撃。

グレーテルさん:
 「ミッシンググリム!」

大剣召還。おお、それは凄く強そうだ。
失われしグリム童話の使い手・グレーテル。
その能力は一登場人物の範疇を超えてる気がする。

さらに特技は重力攻撃。

グレーテルさん:
 「ハウス オブ グラビティ!」

…まぁ、「ハウス オブ スィーツ」じゃあ、攻撃技に聞こえないし。
でもとても裏切られた気分。
せめて騙し討ちからの火炎攻撃とかを得意技にして欲しかった。

グレーテルさんの強襲でうやむやのうちに罠発動。
学校もろとも、草太くんたちは謎の亜空間へ閉じ込められました。
亜空間に放り込む暇があるんなら、授業中に背後から切りかかれとも思いますが、そんなことはグレーテルさんにも出来ません。本当は優しいグリム童話。

亜空間に閉じ込められ、白雪姫とは分断。
最後の頼みの赤ずきんは罠発動時に瞬殺されました。
弱いこと限りないですが、そりゃ寄り道して狼に喰われた赤ずきんにとって、お菓子の家はキラー過ぎます。相性絶悪。

…と思っていたのですが、あっさりと赤ずきん復活&救援に到着。そのままグレーテルと戦闘開始。

ちょっとゆとりの出来た草太くん、グレーテルさんの説得にかかります。

草太くん:
 「君は本当はこんなことする娘じゃないよね?
  御伽噺、好きって言ったよね?」
グレーテルさん:
 「あんなの嘘に決まってるじゃない♪」

童話世界の住人のくせに、自分たちの存在意義全否定。
超強気のグレーテルさんでしたが、結局、亜空間を破られた上、戦闘にも敗北。
やっぱグレーテルじゃダメなんだよ。返す返すもゲルダじゃなかったのが悔やまれます。


おとぎ銃士赤ずきん(左画像)
おとぎ銃士赤ずきん

(右画像)
フィギュア おとぎ銃士赤ずきん ボイススタチュー 赤ずきん
4,410円 → 3,500円

OP:田村ゆかり/童話迷宮
ED:marhy/Clover
「フィギュア おとぎ銃士赤ずきん ボイススタチュー 赤ずきん」(12月14日発売予定)

次回は「いばら姫の目覚め」。
スリーピングビューティなのかラプンツェルなのかと話題の三人目・いばら姫の登場。
まぁ、眠り姫だとしたら、随分と斬新なキャラ設定。頑張れスタッフ。
コメント (2)
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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第47話「黒い招待状」

2006年07月22日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

「予想外の展開」「視聴者の度肝を抜く演出」「このあととんでもないことが」
サプライズを売りにした放送は色々様々ありますが。
そんな謳い文句を掲げる番組に伝えたい一言。

 「そういうことは、放送事故を起こしてから言ってくれ」

事故の一つも起きない番組なんて、所詮は台本どおりの退屈な予定調和ですよ。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第47話「黒い招待状(インビテーション)」

異変は開始と同時に現れました。



「ぴちぴちピッチ」再度の放送事故発生。

前回の放送事故は音声が途切れただけでしたが、今回は謎のテスト映像。
なんだこれは。
何がやりたいんだスタッフ!

この殺る気溢れる豪気な演出に視聴者一同大喜び。
すごい!クライマックスのこの大事な時期に、全てを台無しにする放送事故。
見ていて心が和みます。

…この異常事態は三十秒に渡って続き、ようやく番組開始。

いきなり良いものを見せられて大満足している中、お話は進行。
最近、愛しの沙羅さんが地上に出向いてばかりなことに、敵の親玉・ガイトさんは心痛めます。
彼がマーメイドに戦いを挑んだのも全ては沙羅さんに頼まれたから。健気です。

ガイトさん:
 「沙羅、君を手放したくない。これ以上の孤独はいらない…!」

そのためには、より強い力を手に入れないと。
彼の脳裏に浮かぶは、己の分身たる海斗くんの姿。
海斗くんの力を覚醒させ、奪うことが出来れば更なる力が手に入る…。


その頃、地上に出た沙羅さん。昔の恋人、海月先生のところに出向いていました。

沙羅さん:
 「まるでここは夕暮れの海の底ね」

なお、沙羅さんの正体は人魚。
人魚には「人間に正体をバラすと泡になる」という制約があります。
このとき沙羅さんは人間姿で現れており、「私は沙羅(マーメイド)だ」と名乗ると泡になって死にます。

これを回避するためには、人間に化けている彼女の正体を海月先生に見抜いてもらう必要があるのですが…

海月先生:
 「沙羅!僕は君に会いたかった…!」

秒で看破。

るちあさんと海斗くんが一年間もうだうだやってた問題を瞬殺。
さすがはマーメイドキラーの海月先生。
彼の眼力は只者ではない。

沙羅さん:
 「けれど貴方は美しかった私たちのメロディを粉々にしてしまった」
 「深い悲しみは心を惑わせ、そして私は…!」
 「あの美しい国すらも私の手で…!」

要約すると、「海月先生に振られたショックで暴走、国を滅ぼした」。
はた迷惑なお姫様です。
そして逆ギレすると、海月先生に「封印の鍵」を渡します。

沙羅さん:
 「闇深い海底への招待状よ。もうこの地上には戻れないかもしれない。
  果たして貴方にそんな勇気があるのかしら?」

この挑発に、海月先生、もちろん即断。

…その夜。

鍵に導かれるまま、海月先生は海の中へ。
彼の不審な様子に気づいた波音さん他マメプリ一同、彼を追跡。
やがて彼らの前に、現れたのは謎のマーメイド(沙羅さん)と…

かれんさん:
 「あんなところにガイト城が…!」

慌てて突入しようとするるちあさんたちですが、その前にBBS登場。

シェシェ&ミミ:
 『Voice in the Dark 闇のフォリア! 真珠のKIZUNA奪え…!』
るちあさんら:
 「うきゃあぁぁっっっ!?」

奇襲は成功。しかもマメプリ全員を歌の射程圏内に捕らえました。
これは勝った…!

が、そんな視聴者の期待を裏切るように、ヒッポくんが暗躍。
海月先生が取り落とした鍵を拾うと、やおら変身。
頭部が馬、下半身が魚…というケルピー(+羽根付き)な姿に体を変えます。

マメプリさん:
 「あれは?」「まさか」「神獣ヒポカンポス!?」
ヒッポくん:
 「これこそが私の本当の姿…」

唐突に覚醒すると、そのままBBSに突撃。
ライブステージを破壊し、ライブ攻撃を中断させます。
すごいぜ、ヒッポ。持ち歌もないBクラスキャラなのに、頑張ってる…!

このチャンスにるちあさん、即座に夢の二段変身+「KIZUNA」。

るちあ&波音&姐さん:
 『傷ついてまた輝く 無敵のKIZUNA信じてる…!』

なお、このシーン、現場にいるマメプリは上記の三人の他にもう一人・南極海のかれんさん。
ですが彼女は一緒に「KIZUNA」を歌ってくれません。横で見てるだけ。
最大戦力のくせに、楽してやがる…。

BBSは撃退したものの、その間にガイト城は再び闇の中へ。
同時に海月先生も行方不明になってしまいました。
これは一体…?海月先生を攫ったのは何者…?

時化始めた空模様の下、マメプリさんたちは額を突き合わせますが、真剣に考え込みますが…



それはいつものことだ、気にするな。

シリアス展開なのに、妙に心が優しくなります。
暗い話だからこそ、ほっと安らぎを与えてくれる放送事故をさりげなく挿入。
ちゃんとバランスを取ってくる「ぴっち」ってなんていいアニメなんだろう。


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テレビ番組の華、放送事故。
この後「ぴっち」は、三度目の放送事故を(軽微ですが)引き起こします。
わずか半年の期間に三回もの放送事故。この番組には何かが憑いている。

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