前回のブログに書いた「ジャック&ベティー」に関連です。
「永遠のジャック&ベティー」@清水義範著。
20年以上前です。面白すぎ。この教科書で勉強した人々は特におススメ~。
中学生の頃を思い出します。ということは、
「ジャック&ベティー」って良い教科書だったのか だって、他の教科書って思い出せない・・・
英語教科書でおなじみのジャックとベティが五十歳で再会したとき、
いかなる会話が交されたか?
珍無類の苦い爆笑、知的きわまるバカバカしさで全く新しい小説の
楽しみを創りあげた奇才の粒ぞろいの短篇集。
検索したら、↓ の文があったので、貼り付けます。
「あなたはベティですか」
「はい。私はベティです」
「あなたはベティ・スミスですか」
「はい。私はベティ・スミスです」
「あなたはジャックですか」
「はい。私はジャックです」
「あなたはジャック・ジョーンズですか」
「はい。私はジャック・ジョーンズです」
三十数年ぶりに再会した二人は路上で奇妙な会話を始めるのでした。
「オー、何という懐かしい出会いでしょう」
「私はいくらかの昔の思い出を思い出します」
「あなたは一人ですか」
「はい。私は一人です」
「一杯のコーヒーか、または一杯のお茶を飲みましょう」
「はい。そうしましょう」
ジャックはベティをコーヒーショップへ誘った。
「これはテーブルですか」
「はい。これはテーブルです」
「これはソファですか」
「いいえ。これはソファではありません。これは椅子です」
私たちは、こんな風に勉強していました ← ホントです!?
清水義範さんは、私と同年輩なのでリアリティーがります。
教科書を作った先生たちは、もう少し面白い内容にできなかったのでしょうか!?
I am a girl. って人に話さないです。見れば分かる。
この本を読んで、すっかり彼のファンになりました。
彼の本は電車の中で読んだりすると笑いが止まらなくなり、本を閉じたことありました。