NHKスペシャル 暮らし直撃! 雇用激変 働くあなたは大丈夫!
を見ました。深刻な問題なので、見ようかどうしようかと思ったけれど・・・
日本の未来の姿をシミュレーションし、対策を探る「私たちのこれから」。
今回のテーマは「激変する雇用」。労働者派遣法の改正論議などが進む中、
今、専門家たちが警告しているのが将来の日本に訪れるかもしれない
「中間層が消えた活力なき格差社会」。
それを招くのが現在進む雇用の「二極化」だ。
低収入の非正規労働者が増える一方で、
正社員は体を壊すほどの激務を強いられるという「働く人の二極化」。
このままでは、老後破産が相次ぎ、それを支えるはずの社会保障が
税収減から危機を迎えるという最悪のシナリオも浮上している。
番組では雇用の現状を伝えるとともに、暮らしを守るために今からどんな手が打てるのか。
新たな中間層を作るための「限定正社員」といった多様な働き方や、
非正規の人々を支えるための「処方せん」を専門家や市民の討論を通して探る。
限定正社員:
派遣社員やパートなどと違い無期雇用で、一般に待遇は有期雇用より良い。
銀行や小売業など大企業の約半数が導入している。
「長時間の残業など働き方を巡る問題の多くは正社員の仕事が“無限定”なことで生じている」。
一方、転勤や残業がない限定正社員は子育てなどと両立しやすく、
仕事が変わらないので専門性も高めやすい。
「りそな銀行」は「スマート社員」という新しい制度を作った。
限定正社員と同じでも、名前がスマートだ。
女性社員が多い。子育て中の社員は残業もできないし退職しようと考えていたけれど、
この制度ができて働きつづけることっができたと話していた。
女性が多く働くことで日本のGDPも上がり、これが日本の成長になる。
また、ある社長さんは、自分の会社には非正規社員が多かった。
彼らは仕事を覚えた頃に辞めてしまうことも多く、このままでは会社が成長することもできないと気がつき、
思い切って正社員を増やすことにした。経費は掛かるけれど、その方が両者のためになる。
募集、教育、退社を繰り返していては、誰の利益にもならないでしょうね。
会社経営者は、目先のお金の事を、まず考えるのでしょうが、非正規社員を増やしても、
最終的には会社の発展にはならない。それは、日本の発展にもならない。
非正規では愛社精神など育たないそうです。← 当然!
奥多摩町は、空き家が多く、困っていた。そこで、それらをリフォームして
格安で外部の人々に越してきてもらう政策をした所、人口が増えた。
都内から越してきた4人の子どもがいる家族は広い家で子どもがノビノビとしていると喜んでいた。
ちょっと大雑把な説明ですが、これも両者に良い結果となっている。
子育て支援になっていますね。
ミッツマングローブさんもコメンテーターで出演していた。
自分は子どももいないし、子育て支援って、自分たちでなんとかしてと思っていたけれど、
その結果は将来の日本のためになることが分かったと話していた。
とても良い意見もいっぱいありましたが、覚え切れなかった。
もう、待ったなしという結論でした。
又吉さんが出演しているTV番組「オイコノミア」で、
幼児教育をちゃんと受けた子どもたちは大人になった時、
そうでない子どもたちより、ちゃんとした仕事をして、税金も納めているそうです。
これはアメリカでの数十年に渡る研究結果だそうです。(子どもたちが大人になるまで)
幼児教育の無料化等も意義がありますね。
鉄は熱いうちに打て ということでしょうね。