3時間スペシャル」に 

“一度の成功で自分は人生の勝ち組だと勘違いしちゃった先生”

として出演し、転落人生をテレビ初告白した。

 18歳のとき、角川映画の俳優オーディションで優勝しデビュー。

1988年に「教師びんびん物語」の榎本英樹役でブレークして、

国民的人気俳優となった野村だったが、勘違いから出演オファーは激減、

生活のためにアルバイトをするまでどん底に転落した。

その理由を「一度成功したら、一生安泰と勘違いしていた」と告白した。

 金銭感覚がおかしかったと話し「1000万円からがお金だと思っていた」。

20代で2億円以上の家を衝動買いした話には、

「しくじり先生の中でもトップ」と担任役で出演するオードリー若林正恭(37)が一言。

野村は当時を振り返り、テングになっていた自分に「本当にひどかった」

迷惑をかけたファンや関係者に謝罪した。

 総額1億円の詐欺被害にあうなどして、40歳でほぼ無職状態に陥り、

その後離婚。アルバイト生活を経て、どん底からの再出発を決意した。

 バラエティー番組のオファーを受け、テレビドラマ「教師びんびん物語」で

共演した田原俊彦(55)と再会。

その時、田原に「役者として『宏伸らしさ』を貫いてほしい」と言われたという。

そのことを涙ながらに話し、それがターニングポイントになったと田原への感謝を口にした。

 最後に野村は“しくじり人生”から得た教訓として

「成功の度に初心に戻ること」をあげた。

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かつみ・さゆりも登場