俳句の勉強会がありました。
メンバーは3句を考えて行きます。全員の句:無記名を一枚の紙にまとめて、
各自が気に入ったものを7句選び一番と思うものは二重丸を付けます。
先生も全く同じです。
前回で、3人の女性グループの方々止めてしまい、5名になってしまいました。
来月、私たちが所属しているコミュニティーセンターの、サークル体験が行われます。
その時、見学者がいたら、もしかして入会してくれるかもしれません。
プリントを見たら「韓国語・スピーチ」というサークルがあったので、見学しよと思います。
私の3句です。
甘夏や母が作ったマーマレード
ミートゥもアカデミー賞春の宵
三度目は花吹雪かな心地よし
「三度」というのがいろいろと想像できると。メンバーのひとりが以前、
あじさいを見にお寺に、3度行き、同じように句を作ったことがあったと言っていた。
今年、3度お花見に行ったことを句にしました。
今回は、先生の選んだ7句の中に入りました。
先生の選んだ第1位は、
激動や兜太の里の花筏
俳人・金子兜太が亡くなり、そのことを句にしていました。会の代表の方の句です。
多くのメンバーが選んだ1番は先生の句でした。
いまさばく鴨居の沖の桜鯛
市内に小さな鴨居漁港があります。春に水揚げされる鯛を桜鯛というそうです。
私が選んだ句に先生の3句が入っていたので、よかった。
選ぶのもセンスが問われそうです。
3人分の俳句が減ってしまうので、ブログ友さんの俳句をメモして
一通り終わった時に先生に添削をお願いしました。(承諾なしですみません)
先生が読み上げてくれました。
踏み出して堤の空に花撮らん
堤、空と遠近がある
出して、堤、撮らん た行の響き
青シート花の元にて誰待つや
青、シート あ行の響きは、明るい
集いての花つぼみなり空仰ぐ
遅咲きの花つぼみなり空仰ぐ
このようにしたらどうでしょうかと~
ひと筆を思いあぐねて春の宵
恋文を想像した。追伸を書こうか、書くまいかと。与謝野晶子かと。
私が友人は書道を習っているので、その気持ちの句ですと言いました。
句は読み手の想像で楽しいですね。
全部、褒められたので、私も嬉しかったです。
独学で句を作っていますと伝えました。メンバーがこの会に
入ってほしいと言っていました。
遠方なのでと言うと、先生が1年に1回でも来てくれるといいですねと言われた。
・・・
今日のポイント:
俳句は因果を言わない。(説明しないと言われていますね)
場所を入れると良い。
「ひと筆~」が恋文とはね~。
そうすると「春の宵」が生きてきますね。
まさか、これがお習字のひと筆をどうしようかと悩んでいる句とはおもえませんね。
これからは「恋文の句」といたします。
そのような要素を掬い取ってくださった先生がすごいです。
私も目が覚めました。
「三度目・・・」いいですねぇ
Aさんの「ひと筆・・・」が恋の句って思うと素敵ですねっ
私たちは書道のお稽古って思って見てしまってましたね。
春の宵は恋に通じますね。
2時間があっという間です。学校での勉強も、このようだったら良いのに~。
俳句って人を成長させる力があるのかもしれません。
keito2 さんも、近くに俳句教室があれば体験してみて下さい。
「三度~」って、なんとなく気になる単語ですね。
三度目の正直、三度笠、おさんどん、三年目の浮気などなど、教室で盛り上がりました。
まさか、恋の句とはね!?