幸せアップ+α

TVを見ていることが多いし、いろいろ感じることがある。

「ライアンの娘」おススメ~♪  「新午前10時の映画祭」

2015-06-17 22:03:26 | 映画

「新・午前十時の映画祭」で「ライアンの娘」が6月13日~26日まで上映されるので、

なんとしても見に行こうと決めていました

※ 10時、1回のみの上映で1,000円、学生500円。

『ライアンの娘』(原題: Ryan's Daughter)は、1970年イギリス映画

1917年、独立運動の機運が高まるアイルランドの寒村を舞台に、

村に住む人妻ロージーと駐在英軍将校ランドルフとの

不倫を通して描かれる人間ドラマ。

監督は『アラビアのロレンス』などで知られるデヴィッド・リーン

1970年のアカデミー賞では、助演男優賞撮影賞を受賞した。

こぼれ話

本作のロケ地になったアイルランドのディングル半島のダンキンには、舞台となる村が作られ、

町の景気回復のきっかけになったという。

映画には、地元の子供たちがエキストラとして参加している。

ダンキンではこの後、1992年公開の『遥かなる大地へ』(トム・クルーズ主演)のロケも行われている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  画像

 

やはり、見に行って良かった!!!

独身の頃見てイギリス人将校がステキで見とれてしまった。サウンド・トラックの曲は忘れられないし・・・。

今回見ても、やはりステキだった。顔も姿も忘れていたけれど。戦場での心身の傷を抱えている姿が・・・

彼のファーストシーンは荒涼とした道に、たたずんでいる。ロングブーツを履き、将校の制服が似合っている。

タバコを吸うシーンが何回もあったけれど、それもステキ!

 

(そういえば最近、TVで制服のこと、面白おかしく放送していた。

街でパイロットの制服を着た男性が女性に落し物を手渡した。彼女は彼の姿にうっとり。

その後、同じ男性が普段着姿で同じ場所で彼女とばったり会ったのだけれど、

彼女にはちっともステキに見えなかった)

 

ただ、ストーリーは、ロージーと将校の恋(不倫)しか覚えていなかった。

ロージーの夫は気づいていたので、ちょっと辛いようなことも覚えていました。

ただ、今回、見て驚いた。アイルランドの海辺の寒村が舞台で、後半、大嵐で海が大荒れ。

こんな荒れた海は見たことがないというシーンが長い。

村人達が大人も子ども嵐の真夜中に集まった。アイルランドとイングランドが対立している。

独立派の男たちの武器の陸揚を手伝うため。

嵐の海の中で流されてしまった武器の箱を集めるために。

この撮影で死者が出なかったのが不思議と思うほどの荒れ狂う海。

大嵐と人々は別々に撮影しているのでしょうか。そんな風には絶対に見えない。

素晴らしい景色や、大嵐などで、撮影賞を受賞しているのは納得。

なんで、忘れていたのかと思うほどの大迫力シーン。40年以上前だからしかたないけれど。

アイルランドとイングランドって今でも、ニュースで聞いたりしているけれど、

この映画を見て、根が深いと思った。

デビッド・リーン監督の映画はとっても好きで、去年は同じ映画祭で「アラビアのロレンス」を見た。

私には甲乙付けがたいけれど、アラビアの砂漠のシーンの方が勝っているかもしれない・・・

アイルランドの半島も断崖絶壁ですごい~。

スクリーンで見られて嬉しかった~。

 

映画は3時間半くらいの長さなので、途中、休憩があり、トイレに行った。

そこで待っている時、前の人に休憩時間って何分ですかと聞いたら、

その人はラブシーンがちょっと長くて、なんだか落ちつかなかったって。

じっと見ているのができなくって、水を飲んだらむせたそう。

私が昔見たと言ったら、最後はどうなるのと聞かれたけれど、忘れていたし~。

大好きな映画を見た後は、いつもだけれど、他の映画を見たくないような気持ちになってします。

もう、これ以上の映画はない、という風に。

※ アガサさん、「旅情」も、デビッド・リーン監督でした! 検索して知りました。

PS. ブログを書いていて良かったって思う。好きな映画のことを語ることができる~。

見ていない友人たちに話しても、感動はなかなか伝わらないだろうと、話すこともないので

ブログに書けることは幸せ~!

 



最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
スケールの大きい映画 (アガサ)
2015-06-18 06:29:28
最近のスペクタクル映画とは違いますね。
人間も描いているのですね。
「旅情」も同じ監督ということで、納得です!
40年位前はDGの技術もなかったでしょうから苦労して撮影したでしょうね。
制服って、男っぷりが上がりますね。
アイルランドのテロ組織の映画を見たことがありますが、根深い闘争のようでしたね。
返信する
アガサさんへ (るり)
2015-06-18 07:24:06
そうです! 主役を取り巻く人々の姿も描いているので厚みのある映画になっています。
普通の映画より長いですが、気になりません。
デビッド・リーン監督は恋愛もスペクタルも描ける巨匠なのですね。

将校の制服って、なんで、ステキにみえるのでしょうか!?
イングランドもアイルランドも同じように思っていたのですが、違うのですね。悲しい歴史があるのですね。
もし、都合がつけば見に行ってください~♪
返信する
古い映画はいいですね (keito2)
2015-06-18 14:13:10
この映画のことは知りませんでした。
懐かしい映画が1000円で見れることは嬉しいことですね。
若いころに見たときと、今では感じ方も違っているでしょうねぇ

「旅情」は観ました。
もう15年以上前になりますがイタリアへ行くことになり、その前に予習しようと思い見ました。
映画で見た場所が、変わらぬカタチで残っていて感動したのを覚えています。
返信する
keito2 さんへ (るり)
2015-06-18 16:17:54
この映画祭の企画は嬉しいです。名画が千円なので行きやすいです。
普通の映画は倍近い値段ですからね。お客さんは、ほとんどリタイアーした方々のようですが、土日は若い人たちも来るのではと思います。

「旅情」は有名な映画ですが、ちゃんと見ていないのでレンタルで見ようと思います。
イタリア旅行の前には必見ですね^^
返信する
ベストの監督さん (sunflower)
2015-06-18 18:19:16
私もディビッドリーンが一番すきな監督です。多分全作品見ていると。
インドにも3^4年前に行きましたが、それも実は彼のインドへの道を昔みていつか行かなくては!と思っていたからです。大作が多いですが、また音楽も素敵です。人間の洞察力なんとも深く鋭いですよね。彼の作品をもっともっと見たかった~
返信する
sunflowerさんへ (るり)
2015-06-19 07:49:03
お久しぶりです~♪
「インドへの道」は見ていません。なんとなく地味な感じがするのですが・・・。
映画の音楽は忘れてしまうことも多いのですが、ロレンス、ラーラのテーマ、ロージー♪は、忘れられない名曲ですよね。
今回の「午前10時~」に、もし、行かれていなければ是非、是非、見に行ってください。
ロレンス、ライアンの娘、ドクトル・ジバゴ、戦場にかける橋の順に好きです。
戦場~の英国人将校も毅然としていて、男らしかったし、クワイガーマーチもいいし。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。