香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

吉田修一さんとフジモトマサルさん

2016-03-19 20:45:29 | 本のこと
吉田修一さんの『怒り』上下

 

若い夫婦が自宅で惨殺され、
現場には「怒」という血文字が残されていた。
犯人は山上一也、27歳と判明するが、
その行方は杏としてと知れず捜査は難航していた。
そして事件から1年後の夏---。
房総の港町で働く槇洋平・愛子親子。
大手企業に勤めるゲイの藤田優馬、
沖縄の離島で母と暮らす小宮山泉の前に、
身元不詳の3人の男が現れた。


単行本で発売された時から気になっていた小説
やっと文庫本になったんだけど、
きっと暗いな…と思ったので少し放置
「悪人」に少し似た感じだけど
人の心の弱さに、容赦なくぐさっとくる
読み始めたら、止められない
そして、読んでいるこちらにも
犯人に対する怒りがいつの間にか…
映画化されるのですね ⇨ HPはこちら
見に行きたい

図書館で借りたのですが
フジモトマサルさんの
『長めのいい部屋』



隔月刊誌「雑貨カタログ」の好評連載が絵本になりました。
擬人化された動物達が織りなすストーリーが
あなたをくすりと笑わせたり、
ほろりとさせてくれます
大切な人に贈りたいおとなの絵本。


ホント、くすりと笑いながら読みました
猫が気に入った赤いソファ、
猫は価格が高くてがっかりするんだけど
女性が気に入って、値段も手頃っていうと
「カワイイ猫ちゃんを飼いませんか?」
なんてナンパしちゃう、のが一番好き



昨日はエフランの仲間の方々3人が
札幌近郊の職場から転勤になるので
激励会?で久しぶりに皆さんに会って飲んできました
幹事さんが風邪でダウンしちゃったのが残念だったけど
1次会、2次会と笑って笑って帰ってきました
今日、一緒に走りましょうと約束もしていたんだけど
起きたら、生憎の雨だったので、中止してもらって
掃除を念入りにしたり、料理したりしていたけど
夕方になって、小雨だったので思い立って
宮の森美術館まで走って行ってきました



森山大道さんの写真展をやっていたのです
2009年から2010年にかけ、旭川、東川、小樽、余市、札幌、石狩を
森山大道が撮影した様子をまとめた映像の上映などをやっていました
懐かしく、なんともない風景をこのように切り取るんだなと
不思議な感覚になり、いい刺激を受けました
宮の森美術館も、中に入ったのは初めてだったのですが
小さいけれど、素敵な空間
特にライブラリースペースのようなところは落ち着いて
ゆっくりしたい気持ちになりました

帰りは下り坂なので、ちょっと遠回りして走って帰宅
今日は寒かった~


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