香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

ブルームーン

2012-08-31 21:42:55 | なんでもない話
今日はひと月に満月が2回目のブルームーンですね
札幌の夜空にはあいにくとお月さまが見えません
昨日の写真ですが・・・


ブログの間が空いていますが
元気に仕事して走って食べて本を読んでいます
変わったことといえば、夏の間のビールなどの水分のとり過ぎて
体重が増えたので、食べ物や生活に気をつけています
そして、ひざが関節炎になったのですが、すぐに病院に行ったので
注射と薬ですっかりよくなりました
ただ、いま読んでいる本が、分厚いのです
宮部みゆきさんの『ソロモン偽証』第1部です
1990年のクリスマスに、中学校の校舎から飛び降りて自殺した
中学生と、その同級生、親、先生、刑事それぞれの話が続きます
面白いのです なかなか本を閉じることができないのです
でも、なかなか進まないのです
それで、ちょっと中間報告と思いました

明日からもう9月なのですね
日本全国、暑い日が続いています
札幌も平年より暑い日が続いていますが、まだまだなんでしょうね
みなさん、お体ご自愛ください

回廊封鎖

2012-08-28 20:21:33 | 本のこと
佐々木譲さんの『回廊封鎖』

 巨大ビルの中で、悲劇の幕があがる!
 3つの殺人事件には共通点があった。被害者はみな大手消費者金融の
 元社員であること、処刑のような殺害方法…。久保田刑事は捜査する
 中で、意外な犯人像に迫る。事件の連鎖は止められるのか!?


犯人も手口も理由もわかっている殺人事件
犯人を救うかのように、動く刑事と、救われることを求めていない犯人
そして、本当の悪人の怯え、ガードするプロの冷徹さ
ドキドキしながら途中でなかなかやめられず、寝不足になりながらも
夢中になって読んだのですが、最後が切な過ぎるーーー

    

第147回直木賞を受賞した
  辻村美月さんの『鍵のない夢を見る』

雑誌「オール読物」で短編集の中の
 『芹葉大学の夢と殺人』だけ読みました
面白かったし、どんどんと読めるのだけど
どうしようもない男と女の話で、読後感はあまり・・・
辻村美月さんの小説は初めてで、
きっと、間違いはないんだろうなと思うので
文庫本になったら、全部読んでみようかな

書評もさらっと読んだのだけど
大体の選考委員の方々が辻村さんの小説をみとめている中で
渡辺淳一先生だけが、
今回は1本、芯の通った作品に欠け、受賞作なしが妥当と考えて
実際、そのとおりに決まりかけたのに、一選考委員が最後になって
態度を変えて、受賞作が決まったことが不満だ
という文章から初まり、ずっと文句を書いているのに
なんか、笑ってしまいました
大好きな宮部みゆきさんが、
原田マハさんの「楽園のカンヴァス」を大絶賛していたことが
とってもうれしかった
「楽園のカンヴァス」は大方認められ、今後の期待も大きいようでしたが
ストーリーがわかりにくい、稚拙など厳しい意見もありました
小説家の方の見る目って、厳しくってプロフェッショナルなんでしょうね

    

杉作さんの『猫なんかよんでもこない』

 ほんとうにあった、猫と男の物語。 ブアイソウな黒猫と
 暮らすことになった、プロボクサーのオレ。猫なんか大
 嫌いだったが、ボクシングの夢が断たれたあと、オレを
 頼ってくれたのは、このちっぽけな猫だけだった……。
 ブキヨウさにニヤニヤ、ゆるゆるなごんで、最後にホロ
 リ。深くしみいる、大人の実録猫マンガ。

紀伊國屋書店札幌本店でいちおし作品だったのです
マンガだし、猫だし、面白かったです

トーク&サイン会

2012-08-25 15:44:58 | なんでもない話
昨日の夜、紀伊國屋書店札幌本店の1階ホールで行われた
佐々木譲さんと菊池貞幸さんのトーク&サイン会に行って来ました


直木賞作家の佐々木譲さんは、大好きな作家さんで
警察小説といわれるものの第一人者と言われています
菊池貞幸さんは、前回の記事でアップした
『サダの事件簿』の作者さんで、北海道警察を退職された
元刑事・警察官の方です
サダさんの自費出版した本を譲さんが見て、
徳間書房の担当者の方に、いい小説だから読んでみたら
と紹介して、本になったといういきさつです
その徳間書房の譲さんとサダさんの担当者、
栗田さんの司会で始まったトークショー

今回発売された譲さんの『回廊封鎖』は、
警視庁の刑事が主人公となっていて
譲さんの人気作品『笑う警官』などは、
北海道警察など所轄の刑事が主人公です
その点から、警視庁の刑事と所轄の刑事、
どちらが小説として動かしやすいですか?
という徳間書房の栗田さんの質問から始まりました
譲さんは、警視庁の刑事は、大掛かりで派手で、
専門性を持った刑事
北海道の刑事は、地元の情報を良く知っているので
それぞれの特製を持った小説を書くことが出来るんです
サダさんも北海道ならではの事件を事件簿にも載せているけど
北海道、特に道東の方では、事故が起きて大雪が降っていると
援護してくれる警察官の到着が遅くなり、
そこの交番の警察官がひとりで処理をしなくてはならない
アメリカの保安官のような役割をするんですと
ご自身の『暴雪圏』という小説のお話をされました
いやぁ、相変わらずお話はわかりやすく、素敵な声でした
サダさんも、最初の頃は緊張のせいか、
何を言っているのかちょっと???でしたが
だんだんと慣れてくると、事件簿に載せたお話のことや
その後日談、小説を書いている時に手伝ってくれた人のことなど
譲さんに上手にフォローされながらも、どんどんとお話してくれました
途中、サダさんが「この本、読んでくれた人います?」と聞いたので
あ、と思わず手をちょこっとあげたら、すぐに見つけてくれて
しばらくずっとわたしの顔を見てお話されて、
恥ずかしかったですわ
約45分ほどのトークの時間はあっという間でした
とっても楽しかったです


お二人から頂いたサインです 宝物です

今日は、ジョグの帰りに近くのスーパーに寄ったら
改装記念セールですごい人でしたが、安くて新鮮なものがたくさん

カーネーション2本が98円でしたよ これは6本

今日は大好きなお友達とこれからお食事に
これまた大好きなUnicoへ

サダの事件簿

2012-08-21 23:58:01 | 本のこと
菊池貞幸さんの
 道警刑事サダの事件簿

 サダは走る。ひったくり犯を追って。車泥棒のヤクザを追って。
 北海道江別署の駅前交番を振り出しに、機動捜査隊や銃器対策
 課などで刑事として活躍後、熱血ゆえの左遷もなんのその、真
 っ直ぐに正義を貫いた42年間の警官人生! サダの熱い心が、
 逮捕した自販機破損の高校生を改心させ、ヤクザが隠匿してい
 た大量の拳銃や機関銃押収の糸口を掴んだ。
 事実の迫力が小説やドラマを超える!


この前、紀伊國屋札幌本店へ行った時に偶然見つけた
佐々木譲さんのトーク&サイン会の文字
こんなチャンスを逃してはと思って整理券をもらいました
このサイン会に佐々木譲さんと一緒に菊池貞幸さんも登場されるということ
文庫の帯を見ると、
 「佐々木譲氏がうなった!
   刑事だったサダさんだからこそ現場のリアルさが迫る」
本物の北海道警察の刑事さんだったのかと知り興味津々で買って読んだのです

こんな刑事さんが、テレビや映画の中じゃなく実際にいるんだなぁ
たくさんの事件のことが書いてある中で
「ちょっとした事件であっても、ピンからキリまで多くの人たちとかかわる。
その一つひとつの思い出を大切にして人の輪を広げることは、きっと損はない。
ないはずだと。」という文章があるのだけど、その信念を持っての警察人生
まっすぐで気持ちがいい、根本的に人を信じている人ってやさしいんだ
サイン会でお会いできるのが楽しみになりました

      

今日の札幌は暑かった~
こんな日に限って、打ち合わせなどで外に出ていて
先輩にアイス買ってもらって食べてから思ったこと
今年の夏、アイス2本目かも 
せっかくの夏なのに、もっとアイス食べなきゃ
明日も30℃超えの予報で、ぐったりしていたけど
そんな日がずっと続いているのですよね、道外の方たちは・・・
先輩とお客様と話をしていたのだけど、北海道の人は、
暑さにも弱いし、冬は暖房ガンガンの部屋で過ごすから寒さにも弱い
我慢強くないのね~ はい、そうなの~ ぐったりなのさぁ

いっぺんさん

2012-08-20 20:38:48 | 本のこと
結構、本は読んでいたのですが、
なんとなくブログアップをさぼっていました
少しづつ、載せていきます~

朱川湊人さんの『いっぺんさん』

 いっぺんしか願いを叶えない神様を探す少年とその友人の
 奇跡を描く感動の表題作「いっぺんさん」、田舎に帰った
 作家が海岸で出会った女の因縁話「磯幽霊」とその後日譚
 「磯幽霊・それから」、山奥の村で、ほのかに思いを寄せ
 た女の子に起きた出来事「八十八姫」など、じんわりと沁
 みる恐怖と感動の九話を収録。


短編で、1話1話がちょうど良い長さなので、
さくさくと読み進めることができるし
やっぱり朱川さんの小説に間違いはないという確信
怖いといっても、オカルト的な怖さではなくって
人の心や業の深さの怖さで、切なく悲しい気持ち
「磯幽霊・それから」は、そんな人の気持ちにぞっとしてしまった
朱川さんの本、まだまだ未読作品が多いので楽しみ

お盆休みは15日までだっただけど
少し頑張って毎日のように走っていました
最終日は宮ヶ丘公園まで、大分歩きながら

天気があまり良くなかったのだけど、
宮の沢から見る札幌の街は久し振り

北1条通りの上の広場、サッカーしている親子がいて
ちょっと外国のような雰囲気だった~

16日は出勤したのだけど、関連会社がまだ休みだったようで
電話もあまり鳴らずに、静かにまったりとしていたので
居眠りしそうになりながら、お仕事
そんな中、スマートフォンのアプリで面白いものを発見
くらしのこよみという無料アプリで
季節を細かく分けて、色々なことが載っているのです
ほぼ日で知ったのだけど
今は、初秋の立秋の蒙霧升降(ふかききりまとう)なのですよ
その意味とか、旬のさかなとか、季節のお花とかが
写真とともに載っていて、見ているだけで楽しいです
スマートフォン、上手に楽しんでいきたいなぁと思っております

凍原

2012-08-14 23:24:30 | 本のこと
桜木紫乃さんの『凍原』

 1992年7月、北海道釧路市内の小学校に通う水谷貢という
 少年が行方不明になった。両親、警察関係者、地元住民の
 捜索も実らず少年は帰ってこなかった。最後に姿を目撃し
 た同級生の杉村純少年によると、貢少年は湿原のほうへ向
 かっていったという。それから17年、貢の姉・松崎比呂は
 刑事となって札幌から釧路の街に帰ってきた。その直後、
 釧路湿原で他殺死体が発見される。被害者は、会社員・鈴
 木洋介34歳。彼は自身の青い目を隠すため、常にカラーコ
 ンタクトをしていた。比呂は先輩刑事である片桐周平と鈴
 木洋介のルーツを辿るように捜査を進めてゆく。事件には、
 混乱の時代を樺太、留萌、札幌で生き抜いた女の一生が、
 大きく関係していた。
  『起終点駅(ターミナル)』で大ブレイク! いま最注目
 の著者唯一の長編ミステリーを完全改稿。待望の文庫化!


戦争末期の樺太から、北海道は釧路、室蘭、留萌、札幌、小樽と
時代も場所も移りながら進んでいくミステリーで
どうしようもなくひきこまれていってしまった小説です
弟が突然行方不明になり、その死を認められない比呂とその母が
 加代も自分もそれぞれの体に永遠に温まることのない
 部分を抱えている。この哀しみには名前がなかった。

そして、北海道という日本人の歴史が浅いこの土地を
 誰かのついた嘘が歴史になってしまう土地の、
 真の歴史とは何だろう。

そんな言葉が、とても悲しく、怖かった

    

今日、明日とまた少し暑くなるという天気予報
といっても、27℃とかですが・・・(道外の方、ごめんなさい
今日は少し早めに家を出て、
この前何人かで走った円山公園の中の遊歩道がとてもよかったので、
そちらの方までひとりで走ってきました
大倉山の月見想珈琲店までを目標にして  
途中で見えた荒井山ジャンプ台

ちっちゃいジャンプ台で、途中に「荒井山」って書いてあるのが
なんかちょっと「ぷぷっ」と思ってしまった
この前と同じ道を走ったのだけど、
あの時はみなさんについていくことに精一杯だったので
今日はひとり、きょろきょろと景色を見たり写真を撮ったり、休んだり
帰り道は、上り坂を走ったあとで平らな道が楽に思えて
まっすぐ帰らず、遠回りしようと思ったら、Yukoさんご夫妻にばったり
娘さん家族が東京に戻るために千歳空港へ見送りに行くというのに
ちょっこしおしゃべりが出来て、可愛いお孫さんにも会えてラッキー
さらに気分よく、走って帰ってきました~

ばんば憑き

2012-08-13 18:41:13 | 本のこと
宮部みゆきさんの『ばんば憑き』は
昨年、角川書店の読者モニターに選ばれて読んだ本です
その時のブログは → こちら
その『ばんば憑き』がオーディオブックとなって配信されました
中嶋朋子さんの朗読で、iTunesからは800円でダウンロードできました
わたしは、走る時にはラジオを聴くことが多いのですが
今回、『ばんば憑き』を聴きながら走ってみました
知っているストーリーですが、中嶋朋子さんの朗読がすごく良かった
若だんなと、若おかみ、宿の女将、老婦人と雰囲気たっぷりで
どんどんひきこまれていきました
散歩しながらとか、通勤中とか、お勧めですよ

オリンピック終わってしまいましたね
閉会式での選手の方々の笑顔にこちらまでニコニコしちゃいました
ライブ会場のような華やかな閉会式で、よかった
しばらくは、オリンピックの総集編などに釘付けとなりそうです

お盆の入りの今日、札幌は雨の1日で、蒸し暑い感じですが
今年の夏は、すっごく暑いという日が少なかったような気がします
このまま秋に向かってしまうのかな さびしいな

第147回芥川賞受賞作

2012-08-12 01:59:51 | 本のこと
文藝春秋9月号に掲載された
第147回芥川賞『冥土めぐり』


鹿島田真希さんの小説は読んだことがなかったけど
芥川賞関連の記事やラジオで内容は知って
読んでみたかったので、文藝春秋を楽しみにしていました
想像していた以上に、異常な母親と弟、
鬱々と続く主人公・奈津子の回想に、
ずっと我慢しながらの読書
最後に、夫・太一に救われる奈津子にほっとして読了
その後、大好きな作家・宮本輝さんの選評を読んで納得
小説として認めながらも、
 だが、どうしても諸手をあげてとはなれないのは、
 鹿島田さんの小説につねに漂っているレトロな少
 女趣味が好きになれないからだ。

そうだよ、わたしもこういう小説は好きではないのよ

オリンピック、もうすぐ終わってしまいます
今回のオリンピックは放送時間が夜中や明け方になることが多くて
不規則な生活になりながらも、ついつい見てしまった
今日は、夜7時過ぎのゴールデンタイムに女子バレー3位決定戦
銅メダル おめでとう 
竹下選手の涙って、初めて見た気がしてもらい泣き
あと少しの競技と、改めての総集編番組、楽しませてもらいます


フリーター、家を買う。

2012-08-08 03:45:24 | 本のこと
有川浩さんの『フリーター、家を買う。』

 就職先を3ヶ月で辞めて以来、自堕落気侭に親の臑を
 齧って暮らす。”甘ったれ”25歳が、母親の病を機に
 一発発起。バイトに精を出し、職探しに、大切な人
 を救うために、奔走する。本当にやりたい仕事って?
 自問しながら主人公が成長する課程と、壊れかけた
 家族の再生を描く、愛と勇気と希望が決勝となった
 ベストセラー長編小説。


何年か前にドラマ化されていたので、知っていたけど
何となくひかれるタイトルではなかったので、手にも取らなかった本
今回、文庫化されたことがきっかけで、読んでみて
・・・後悔 もっと早く読めば良かった
自分のダメなところ、弱いところを認めて前に進もうとすること
後悔を胸に抱えて、毎日頑張っちゃうところ
人のやさしさやあたたかさに気づけることで
知らない間に人にやさしくなっているところ
でも、へなちょこだったり、わがままだったり
人間くさくて、欠点だらけで、いとおしい人たちのてんこ盛り
最終章の番外編には、にやっと笑ってしまう感じで
チャラ男・豊川でも書いてください
有川浩さんの単行本・文庫本両方のあとがきと
重松清さんの解説付きという豪華さ
楽しい楽しい読書の時間をプレゼントしてもらいました

    

こんな時間のブログアップ
10時ころから少し仮眠して、
オリンピックの男子サッカー応援していたんだけど
メキシコ、強かった・・・残念
3位決定戦、応援するよ~
再放送の女子卓球決勝戦もちょっと見て、表彰式で笑顔
女子バレーボールは見なかったのだけど、4強に残ったのだ
オリンピックは面白いね すごいね
昨日もなでしこサッカー応援していて、興奮して眠れず
アメリカVsカナダ戦まで見てしまったし
しばらくは寝不足が続きそう
日本がメダルを取れるとすっごくうれしいけど
頑張っている選手の姿を見ることが、一番うれしいんだなぁ
今日、買ってきたミニブーケを

さて、気を鎮めて、少しでも寝ましょう

もしもし下北沢

2012-08-06 21:23:12 | 本のこと
よしもとばななさんの『もしもし下北沢』

 父を喪い一年後、よしえは下北沢に引っ越し、ビストロ修行に
 励んでいた。父の匂いはもうかげないし、言いたかった言葉は
 届かない。泣いても叫んでも時は進んでいく。だが、母がいれ
 る濃くて熱々のコーヒーにほっとし、父の友人の言葉で体と心
 がゆるむ瞬間も確かにあるーー。殺伐とした日々の深い癒しと
 救済を描いた、愛に溢れる傑作長編、


単行本が出た頃、てっきりエッセイだと思っていたのです
タイトルがエッセイぽくないかな
お友達がご自身のブログでとっても良かったと感想を書かれていたのと
小説だとわかったので、読みたいなぁと思っていて
今回、文庫本となって発売されたので即購入
ばななさんの本は、好きだと忘れた頃に何度も読み返すので
手元に置いておきたいのです

これは、人の再生の物語ですね
ばななさんらしく、悲しい人の心の中心からの絞り出す声と
冷静に廻りや自分を見ての考えが交差して
切なくて悲しかったけど、少しづつ前に進もう生きていこうという
やさしさ、つよさ、明るさ、切なさが心に刺さって涙が出そうだった
大切な人が死んでしまうことは、想像もしたくないけれども
忘れられず、悲しさは薄まらず、いつでも会いたいと思う気持ちが
思い出すたびにわき上がる。。。でもそれでいいよって
自分を否定しなくていいんだよって思う
ちょっとまとめられませんが、きっと読む度に何かをみつけそうな本です

     

土曜日に、仕事での知り合いの方に紹介して頂いたHPの方々が
北海道マラソンに向けての練習もかねてみんなで走ろうという会に
無謀にも参加させてもらっちゃったのです
桑園駅で待ち合わせをして、集まったのは16人くらい
みなさんで走りはじめた時は、初めての経験でちょっと感動しちゃった
桑園から、円山の方に向かって、円山公園を登っていって
動物園の脇を通って、藻岩山麓通りに出て、大倉山の方へ
そして、山登りのような道を通って小別沢トンネルへ

坂に見えないかもしれないけど、すごい登り坂なのよーーー
そんな山道も、途中歩いたのはわたしだけで、
みなさん走って登って、涼しい顔をしているんだからびっくり
ひとり、Takaoさんという女性がずっと一緒に走ってくれて
わたしは遅いのでいつも最後の方なのに、隣で走ってくれて
色々とお話もしてくれて、本当にうれしかったのです
そして、みなさんもところどころで、笑顔で待っていてくれて
上り坂が終わってコースも半分まで行った西野左股では
ひぃひぃ言ってみなさんのところにたどり着いたわたしたちに
やさしく拍手で迎えてくれて 申し訳なさと有り難さで
その後、琴似発寒川沿いをずっと下に降りていって
わたしは、農試公園でみなさんと別れたのだけど
その後7kmくらい走って、お風呂にみなさんで行ったそうです
いや~、すごいなぁ わたしも少しでも近づけるのかしら

その後、札幌駅北側の満福やというお店での宴会にも参加させてもらって
おいしいビールとぎょうざと、
楽しい会話で、本当に楽しい思いをさせてもらいました

走ることが好きになって、
いつもひとりではしっていたし、それで満足もしていたけど
みんなで、走って、そういう仲間との宴会に参加できること
幸せだなぁ うれしいなぁ とホント楽しかったーーー