香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

滝野

2019-05-20 22:11:08 | なんでもない話
土曜日は、風は強かったけれども
5月にしては暖かい札幌だった
札幌に住んでもう半世紀以上経つのに
滝野すずらん公園には行ったことがなかった
ちょっとうちからは遠いしね

ちょうどチューリップが満開だった







ずっと見上げる色とりどりのチューリップに圧倒される
青空とたくさんの色の洪水が美しかった



形も色も何種類あるのだろうか
しばらく園内を散歩して、お昼にうどんを食べて
せっかく滝野まで来たのだから、
ずっと見に来たかった、滝野霊園の頭大仏を見に行った

建築家、安藤忠雄さんが、既存の大仏の周りに
ラベンダーの丘を作り、大仏の頭だけ見えるようにして
丘をくぐると、大仏の姿が見えるというもの
ちょうど、工事中に安藤さんが札幌で講演をされて
聞きに行ったのは、もう何年前だろう





ここでもやはり圧倒されてしまった
ラベンダーはまだ先だけれども
滝野の山の上に、緑豊かな空気の綺麗な場所に
静かに大仏さまが鎮座されていたのを見れてよかった

溜めていた読了本を一気にアップしよう



とっても大好きな小説
吉田修一さんの『続・横道世之介』
 まさか、あの横道世之介が帰ってきてくれるとは!
 読み終えるのが、悲しかった



青春もの二冊
小路幸也さんの『ラブ・ミー・テンダー』
 おなじみ東京バンドワゴンシリーズ第12段
 今回は回想録、面白かったな 
 このシリーズは、読んでいて楽しい
こがらしさらさんの『負けるな、届け!』
 新聞広告で、知って読んだ初めての作家さん
 理不尽なリストラにあった50歳近い女性が
 友人にマラソンの応援に誘われて、マラソンにはまり
 なんと、フランスのメドックマラソンにエントリーしちゃう
 お仕事と、マラソンと、人間模様と
 ああ、この作家さんもきっと走っている人だなぁと感じて
 とっても楽しく読み終えた



ミステリー三冊
柚月裕子さんの『慈雨』
 柚月さんのミステリーは結構ハードボイルド
 人間臭いというか、しっかりとしたミステリー

桜木紫乃さんの『裸の華』
 桜木紫乃さんの小説は本当に読みやすい
 内容はしっかり重かったりするのに、ずんずん読んじゃう
 舞台がススキノということも、読みやすさに拍車がかかった
 面白かった

長岡弘樹さんの『赤い刻印』
 テレビドラマを見ているような感じ
 「傍聞き」も面白かったけど、この本も楽しめた



カズオ イシグロの『浮世の画家』
 う〜ん、なんかよくわからなかった

吉田修一さんの『橋を渡る』
 吉田修一さんの小説って、ほとんど好きなんだけど
 この本は、珍しく読後感が悪かったなぁ



三上延さんの『同潤会代官山アパートメント』
 ビブリア古書堂の作家さんなので
 読みやすい文章でわかりやすかった
 森絵都さんの『みかづき』と少し似ている感じがあるけど
 三上さんらしい、優しさに溢れている小説

録画した「今夜は忌野清志郎」を聞きながらブログアップ
溜まっていた本のことを全部アップして少しホッとした
ワインでも飲んで、寝ましょう。。。おやすみなさい 

大橋トリオ2019札幌ライブ

2019-05-13 06:45:34 | なんでもない話
5月12日は、楽しみにしていた大橋トリオのライブ
前日は、ちゃんと美容院に行き準備万端
久しぶりに、生の大橋トリオの声が聞ける

土曜日は用事があり走れなかったので
当日は、北大にJog



少し肌寒かったけど、走るにはちょうどいい気候
北大の中は、ランナーがたくさん
重い体で、なんとか1時間ちょっと走って帰宅し
すぐに外出準備をして、母の元に

母の日なので、ちょっとしたプレゼントとランチ
いつもは、何食べたいとか意見がはっきりしている人なのに
「なんでもいい」という珍しい言葉に
自分が行ってみたかった、白石の万成公園前にある
おがわのじかん
疲れた体に優しいランチ
食材を選んで、ひとつずつ丁寧に作るお料理は
とっても美味しく、いい時間だった
その後、母がお風呂に入っている間に、
白石サイクリングロードを散歩



八重桜が満開だった
ポテッとした桜の花が可愛くて癒された〜

18時から教育文化会館にてライブ
先行抽選で当たった席だったのだけど
2階といっても1階席の左右にある席で
一番舞台側だったので、見やすくていい席だった

最初はノリノリで始まり
聴かせて、笑わせて、圧倒させて
すごく格好いいライブだった
アンコールを含めて2時間半ちょっと
充実した幸せな時間
また、来年も札幌に来てくれる約束
わたしも行きたい!行こう!



帰りに見上げた月と桜も思い出

読書ブログなのに、読んだ本をアップせず
すごく溜まっているので、少しづつ



益田ミリさんのエッセイ
「おとな小学生」
  小学生の時のミリさんに会えた
  どうして、こんなに子供の頃のこと覚えてる?
  ついニヤニヤしちゃう
「47都道府県女一人で行ってみよう」
  全てを一人旅すると決めて後悔するミリさんが可愛い
  素直で、優しくて面白いミリさん
そして、新刊
「しあわせしりとり」
  朝日新聞に隔週金曜日に掲載されているエッセイも含めて
  ミリさん節炸裂、心にジーンと来る大好きな本
益田ミリさんが装画の
北村薫さん 
「中野のお父さんは謎を解くか」
  日常の謎を解くお父さんはこたつ探偵
  このシリーズ好き。続いてい欲しいな

さて、月曜日、頑張って働きますか

石狩平野マラニック

2019-05-07 06:34:33 | 走ること
昨日、久しぶりにブログアップしたと思ったら
いい気になって、続けざまにアップしておる

十勝に旅に出る前日、
お世話になっているURC(ウルトラランニングクラブ)の
GW恒例の最長は4日間走る企画の1日目
サポートする車が1台しか無いということで
いつもサポートして頂いているだけなので
初めてサポートとして参加することにした
今年は(昨年も?)石狩平野マラニック
1日目は、札幌駅北口をスタートして、
岩見沢の北村温泉まで66.4km


晴天となった朝7時に16人のランナーと
5人2台のサポートが集合して7時半頃スタート
みなさん、元気に走って行った
最初のエイド場所に向かう途中、
新川通さくら並木を走る姿は、早〜い


私の1番目のエイド場所は前田森林公園
初めてのサポートなので、会長が一緒にいてくれて
さらにとっても頼り甲斐のあるお姉さんも一緒


テーブルと車の荷台を利用して
飲み物、食べ物、紙コップ諸々準備万端
まだ12.5km、みなさんとっても元気
特に女性が元気で、先頭を走っていた

まだあまり先頭と最後の人の時間差は無く
エイドはすぐに終了、次のエイドに向かう
お天気が良くて、美しい山々を見ながらのドライブ気分



佐藤水産サーモンファクトリーへ
もう1台のサポートカーの方々と
多分、お近くのURC会員のご夫婦が差し入れを持って集合
佐藤水産の大きいおにぎりを食べたり
展望台に登ってみたりなど、ちょっと遊んでた
25.5km ここも女性ランナー達が先頭できた
そして、まだまだみなさんとっても元気 すごいなぁ



次のエイドは当別スウェーデンヒルズGC前
ヒルズというだけに、丘の上で海の方まで見える
風がつよくて、ちょっと肌寒い感じ
しかし、ここから会長は逆走してみんなと一緒に走ってくると
ランナーに変身 生脚出してましたけど、確か60代だと。。。
ここは37.6km、先頭と最終ランナーがかなり離れて
ちょっと疲れてきた様子 頑張れ頑張れ

次は当別駅 飲み物を補充しなくてはならず
でも、お店がなくて、買いに行ってる間にランナーが着いてしまう大失態
ここでお昼のカップ麺と、差し入れのお赤飯のおにぎりを
みなさん黙々と食べて、元気に走って行った
46.7kmまで走ったものね、あともう少し



最後のエイドは新篠津のセブンイレブン駐車場
満身創痍という感じのランナーが続々と。。。
何人か車に乗ったけど、その方々もギリギリまで走っていて
最後の北村温泉に向かう道を走っている姿は
心から応援し、尊敬してしまう
サポートといっても、こちらの方が元気をもらった1日だった
次の日から旅行だったので、ご一緒に泊まって飲めずに、本当、残念だったな

次の日の朝、早起きして新川通さくら並木をJog
やはり、刺激を受けたのかなぁ。走らずにはいられなかったわん



8分咲き位?帰ってきたら散っていそうだなぁ





毎年、心癒してくれてありがとう

十勝へ

2019-05-06 17:16:12 | 旅に出たい
久しぶりの投稿
久しぶりの旅

4月末、母と叔母と3人で十勝川温泉へ行ってきた
叔母は、母の妹で、母と私の年のちょうど真ん中
叔母の中で、一番若い叔母で、末っ子のしっかり者
母は長女で自称しっかり者の天然ボケさん
私の運転での移動中、母と叔母はズーーーっとおしゃべり
姉妹って、いいなぁと、しみじみしみじみ

帯広には、お昼近くに付き、ちょうど見つけた平和園で焼肉ランチ
その後、母が新聞広告で見たという紫竹ガーデン
ナビに導かれるまま向かったら、裏側からだったので
なんとなく概要が見えたこともあり、
入場料が800円ということもあり、ここはスルーすることに

もう15年以上前に行ったことがあり、もう一度行きたいと思っていた
中札内の六花の森に向かった
前に行った時には無かった六花亭の工場とカフェ、お店が建っていた
庭も広がって、建物がたくさん建っていて
特に驚いたのでは、大好きな安西水丸さんの作品館があったこと
3人で、のんびりゆっくり散策


まだ、樹々は芽吹いていない


広い庭と、広い空が気持ちいい


丘の上には、考える人


足元には、可愛らしい花がたくさん咲いていた


カタクリとエゾエンゴサク


エゾリュウキンカ(蝦夷立金花)


水芭蕉の花が、咲いている

季節ごとに行きたい場所だった
きっと、それぞれの楽しみ方があるんだろうなぁ
連休だったので、カフェは結構混んでいて
お店のレジも人が並んでいた
六花亭本店にも行こうねと話をしていたので
ここは、フラッと見ただけで出発
すぐ近くにある道の駅なかさつない



ここで、産地直送販売所が大好きな母が満面の笑み
なんだかんだ見て歩き、ネギを買っておった
中札内といえば中札内地鶏で、卵が大人気らしい
なんと、自動販売機もあり、すべて売り切れだった。。。残念

29日最後は帯広六花亭本店



想定通り混んでいたので、路上駐車してしまい
私はあまり店内を見ることができなかったのだけど
母と叔母は、お友達にお土産(ポテトチップスとか)買っていて
なんと、マルセイバターサンドのアイスを買って戻ってきてくれた
札幌本店で食べたのは、もう何年前だろう。。。美味しかった

大満足して、十勝川温泉の笹井ホテル
古いホテルだけど、従業員の方がとっても感じいい
近くのスパの無料券を頂いたので、ガーデンスパ十勝川温泉
浴着をつけたまま入るスパは明るくて気持ちよかった
子供がいたら喜ぶだろうな(実際、楽しそうに泳いだりしていた)
夜は、バイキングで、アルコール券サービスされたので
生ビール🍺と赤ワインと十勝牛と多分十勝の芋とエトセトラ
部屋に戻り、母と叔母がお風呂に行っている間に熟睡
旅先で、あんなにグッスリ寝るのは初めてかも

次の日は、一番に目が覚めて(当たり前)十勝川温泉近辺をJog


迷いながら河川敷の方へ走っていくと
十勝平野と遠くに見える山々が清々しかった


札幌よりちょっと遅いハクモクレン


桜もまだこれからという感じ


気球が、ブワーッと大きな音を立てて空に上がっていた
気持ちのいい朝を超のんびり走って、うっすら汗

モール温泉ってこんなにいいお湯なんだなぁと
ババンババンバンバンと朝湯を楽しみ
美味しい牛乳で朝ごはんを頂き、
ホテルの従業員の方に、気持ちのいい笑顔で見送られ
前日行ったスパの建物の中のよりみちベーカリーでパンを買い、
(ここにも産地直送野菜があり、母はなんか買ってた)
目的の旧国鉄士幌線アーチ橋梁へ

車のナビでは案内してもらえず
iPadのグーグルさんに案内してもらい向かう
結構な時間運転していて、コンビニ等が無いので
どうしようかなぁと思って走っていたら、
糠平温泉郷のひがし大雪自然館があり、トイレタイム



ここで、親切に道を教えていただき
黒曜石のフクロウちゃんを連れて帰ってくる
空気が、清々しい

ここから10分も走らずに、まずは三の沢橋梁へ
駐車場から橋梁の上を通って、急な坂道を下ると
目の前に糠平湖と山々


私の写真では雄大さや美しさがわからず残念

振り向くと渡ってきた三の沢橋梁


なんか、ちょっと感動だった


結構な坂道、頑張って降りて登った母と叔母

三の沢から3分くらいでタウシュベツ橋梁


糠平湖の水が一番乾いている時期なので
全貌が見えたのだけど
6月くらいから少しづつ水に埋まり
11月すぎると見えなくなるらしい
半分くらい水に埋まる姿も見てみたいなと思うけど
ちょっと、遠すぎる。。。。

帰りは鹿追の方を通って帰ろうと
標識に従って車を運転していると、とんでも無い山道だった
あまり車が走っていなかったけど
途中、前に車が走っていて、またとんでもなく運転下手さんだった
山道なので、抜くのはちょっと怖いし
煽ったとか言われるのも嫌なので
ゆっくりと車間を空けてしばらく着いて行ったら
ややしばらくして、やっと路肩に寄ってくれたので
抜く時に運転席を見たら、40代位の男性一人だった
かなり青い顔していて、いやぁ、可愛そうだったな

その後、さらに道が細くなり、左側にガードレールも無く
対向車が来るとヒヤヒヤしながら
「あのおじさん(絶対に3人より年下)、大丈夫かなぁ」と
3人で話しながら着いたのが然別湖


北海道で一番標高の高いところにある湖らしく
まだ湖面が凍っていた きれいだったな


近くに、十勝平野を見下ろせる展望場所があった
ガスがかかっているけど、広いね〜
ここを旅してきたんだなぁとか話したり思ったりしながら
鹿追に向かい、北の道の駅 うりまく
お昼を食べたかったのだけど、そういうものはなく
しかし、産直販売はあり。。。 なんか買ってたな 母は。。。

お腹ぺこぺこで蕎麦屋に向かう途中
鹿追チーズ工房を偶然見つけてチーズ購入
探し当てた蕎麦屋が休みで、近くの定食屋でランチ
最後に、目の前にあるしかおい道の駅
やはりやはりここにも産直販売所が。。。。
ここでは私もアスパラと果物を購入
まさか、産直販売所を見る度に寄ることになるとは、
薄っすらと想像はしていたが、笑ってしまった

行きはずっと高速道路で帯広まで来たのだけど
帰りは、トマムまで高速に乗り、叔母の家の沼ノ端までは下道を通り
鵡川、安平町を通って、去年の地震の話などをしながらの帰路
札幌の自宅に着いたのはもう、7時半すぎていた充実の旅だった

いつまでも元気でいて、一緒に旅をしてね、母
一緒に旅してくれてありがとう 叔母
楽しい楽しい久しぶりの旅だった
長いブログ、おつきあいありがとうございました