香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

静かにすぎた日

2009-10-31 09:43:30 | なんでもない話
昨日は誕生日でしたが、静かにゆっくりと過ぎました
午前中、少し勉強してから、ハローワークへ行き
ヨドバシカメラでプリンターのインクを購入
お昼は宮越屋でトーストセット

可愛いカップだなぁと思って
宮越屋のコーヒーはお店で飲むとおいしいんだけど
豆を買ってきて家で飲むには、
可否茶館のコーヒーの方がおいしいと思うのです
前にずっと買っていた「No15」という豆が
この前、復刻番として売っていたのは嬉しかった

帰り道、札幌競馬場の前を通ったら、高い壁が絵のようになっていました

もう来週には初雪との声も聞こえます
おうちに帰って、もこもこになって過ごしておりました

厚い靴下とレッグウォーマーとヒートテックのタイツ
象の足に負けていないわ~

いつものように静かに過ごした1日だったけど
自分が大切だと思える人たちがいること
わたしのことを忘れずにいてくれる人たちがいること
両親が元気でいてくれること
たくさんのことに感謝する気持ちになれたこと
幸せだなぁと思います

今日は、同僚だった男性の結婚式
久し振りに同僚や上司に会えるのも楽しみ

その日の前に

2009-10-29 18:20:06 | 映画のこと
重松清さん原作 2008年の映画
『その日の前に』

男の子二人のお母さん(永作博美さん)が
不治の病であと少しの人生と宣言されている
その夫(なんちゃん)との最後の日のために過ごす日

永作博美さんもなんちゃんも、出演する人たちみんな
とてもいいんだけど、「死」が美しく描かれ過ぎてるきがして
あざといような気がして、、、
もう少し現実的に淡々と表現されていたら
やっぱり悲しいお話でもあるので、素直になれたかな
楽しみに録画した映画だったので、ちょっと残念

長い散歩

2009-10-29 00:07:07 | 映画のこと
緒形拳さん主演 2007年の映画
『長い散歩』
BS2で放送されていました

幼児虐待、親子、他人との付き合い方が
不器用な人たちばかり
岐阜、美濃、郡上、北アルプスの風景が
ため息がでるほど美しく切なく
ただただ、つらい映画でした・・・わ

雨にもまけず

2009-10-28 19:37:36 | 本のこと
松村栄子さんの再読
『雨にもまけず 粗茶一服』


【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「これからは自分らしく生きることにしたんだ。
 黒々とした髪七三に分けて、あんこ喰っててもしょうがないだろ」
 武家茶道家元後嗣・友衛遊馬18歳。彼はそう言って家を出た―。
 酔狂な茶人たち、ほんのり甘い恋心、そして消えた茶杓…。
 京の都で繰り広げられる茶ごころたっぷりの傑作エンターテインメント。


ちょっと軽いおばかさんのように感じる主人公の遊馬(あすま)くんが
とっても愛おしくって
他にも不思議な魅力を持った人たちがたくさん出てきます
心にとどめておきたい言葉が何個かあって
手帳にメモして、何度かつぶやいたりしています

「欠けているものは、いずれその人の中に求める心が生まれれば
 必ず補われる。」
「待ってたって未来なんかどこにもない。
 男なら、引き裂いてむしりとって割れた爪の間に作るんだ」

他にも、茶の湯の規範や掛け軸の言葉
以前、読んだ時はストーリーにばかり気持ちがあったと思うけど
今回は、心に深と染み入る言葉の宝庫でした

掏摸(スリ)

2009-10-26 21:54:48 | 本のこと
中村文則さんの『掏摸』

王様のブランチで紹介された小説
中村文則さんの小説は初めて読みます
天才スリ師の主人公が、悪玉”木崎”におどされ
3つの仕事をこなさなくてはならない
主人公のスリを行う描写にドキドキして
暗い過去なのか思いなのかが苦く
木崎の冷酷さがおそろしい
ダークな小説だけど
気持ちが前向きになる瞬間がある
ダークな話だけど、読後感は悪くない
本の帯に
”悪の快感に溺れた芥川賞作家が
緊迫感とディティールで描く、
著者最高傑作にして驚愕の話題作!”
って・・・中村さんご本人も苦笑いでした


今日、早めの誕生日プレゼントを頂きました
お花をもらうなんて、とっても久し振り
うれしいなぁ

イチョウ並木

2009-10-25 22:01:59 | なんでもない話
本日も散歩日和
いつもの日曜日なら8:30~13:30までの授業なんだけど
今日は変則で14:30からの授業だったので
午前中、北大に向かってみました
イチョウ並木が丁度見頃
観光客の方達や散歩がてらの人たちがたくさん写真とっていました
まぎれて私もパチリと
紅葉って、もみじ、かえでの赤い葉っぱの方が早いんですねぇ

キレイな景色の中、歩いているとホカホカしてきて気持ちいい~

ランゲルハンス島の午後

2009-10-24 17:48:17 | 本のこと
文=村上春樹さん、絵=安西水丸さんの
『ランゲルハンス島の午後』

このコンビといえば、村上朝日堂
1984年に雑誌CLASSYに2年間連載された
『村上朝日堂画報』に
春樹さんがタイトルのエッセーを
書き下ろした本です
私にとっては安定したおもしろさ
水丸さんの絵は、挿絵だけではなく
エッセーごとに見開きの絵もあり
見応えがあってよかったです
春樹さんのエッセーは、いつもですが
着眼点や考え方にはっとさせられるし、
にやっと笑ってしまうおかしさがあり
あっという間に読んでしまう本ですが
充実感はたっぷりでした

今日の札幌はお散歩日和
久し振りに農試公園まで行ってみました

すっかり紅葉していますが
公園の中はちっちゃな虫が~
雪虫ではないんだけど、すごかったよぉ

この頃、テレビのチャンネルをガチャガチャしていたら
昔の歌の特集とかやっているのを見かけますね
流行なのかな 前からやっていたことなのかな
それで、思い出して持っているシングルCDを出してみたの
あの、小さい8cmCDです 結構持っていました
でも、2~3曲づつコンポで聞くのも面倒で
なんとかパソコンに入れちゃうことは出来ないかなぁと思っていたら
CDシングルアダプターというのを見つけました
315円とお手頃の価格で、無事iTunesに曲を入れることが出来ました

KinKi Kidsの「ガラスの少年」
池田聡さんの「思い出さない夜はないだろう」
山崎まさよしさんの「One More Time, One More Chance」
他、諸々・・・
不思議なことにシングルCDを持っているアーティストの
アルバムとかは全然持っていないのだなぁ
この曲は好きと思って買っていたんだね

日ハム、日本シリーズ進出決定
おめでとう
私の実家の家族は
父がひたすらアンチ巨人、母が巨人ファン
弟がヤクルトファン、私が西武ライオンズファン
だったのですが、
今は全員が日ハムファンという
模範的な道産子です

奇跡のシンフォニー

2009-10-23 20:28:19 | 映画のこと
2007年の映画『奇跡のシンフォニー』
天才的な音楽の才能を持つ孤児を
チャーリーとチョコレート工場の
フレディ・ハイモア君が演じています
映画館に観に行こうと思っていたのに
忙しくて行けず、最近まで忘れていた映画
やっぱりよかった
フレディ君の表情も
お父さんお母さんの出会いの美しさも
ギターの音色、パイプオルガン、チェロ
音楽も可愛らしく素敵だった

3枚借りたDVD、明日返却しましょう
なんだか、夜あまり見たいテレビが無くって・・・
でも、日曜夜TBSの「JIN~仁」
水曜夜、テレ朝『相棒 season8』
楽しみにしています
月9の『東京DOGS』
1回目は面白かったけど、次回見れたら見るかなぁ・・・

獣の奏者・

2009-10-22 20:33:52 | 本のこと
上橋菜穂子さんの
獣の奏者(1)闘蛇編、(2)王獣編
昨日の夜、読んでいたら夢中になり、あまり寝ていない
この本は、王様のブランチの本のコーナーで
筑摩書房の松田さんの一押しの本
単行本の3、4巻と文庫本の1、2巻が同時発売で
4巻で完結のファンタジー
上橋さんは、本当は2巻で終わるつもりで書いたそうなんだけど
続編を望む声が多くて、また上橋さんの中でも物語を続ける気持ちが沸き
全4巻となったようです
NHKの教育テレビで「獣の奏者 エリン」というアニメで放送中

架空の国、リョザ神王国で暮らす少女エリンのお話
小さな頃、とても悲しい思いをして母親と別れて
生まれが特殊なせいで、色々な我慢をして
静かに全てを受け止め、生き物を愛するエリンが
とてもとても愛おしいと思うのです
3、4巻が文庫になるのが待ち遠しい私

ベンジャミン・バトン

2009-10-22 20:00:33 | 映画のこと
『ベンジャミン・バトン』ー数奇な人生ー
老人で生まれて赤ん坊で死んでいく
実際にこんな目にあったら怖いなぁ
老人の姿形の赤ん坊を拾って育ててくれる
やさしい母親と
赤ん坊になってしまった老人をみとってくれる
一番愛した女性の
大きな愛に救われた気持ち
そして、ブラッド・ピッドの格好良さに
ため息が出ましたわ~