香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

うさぎパン

2012-01-29 18:00:58 | 本のこと
瀧羽麻子さんの『うさぎパン』

 お嬢様学校育ちの優子は、高校生になって同級生の
 富田君と大好きなパン屋巡りを始める。継母と暮ら
 す優子と両親が離婚した富田君。二人はお互いへの
 淡い思い、家族への気持ちを深めていく。そんなあ
 る日、優子の前に思いがけない女性が現れ・・・。
 書き下ろし短編「はちみつ」も加えた、ささやかだ
 けれど眩い青春の日々の物語。


行きつけの本屋さんでずっと文庫のメイン平台に載っていた本
気になっていたので、えいっと購入して読んでみました
なんか、とっても可愛くて優しくって懐かしい気持ちになるお話でした
・・・大人はどうも感傷的になりやすい
・・・先入観はものごとをややこしくする。
   わたしは、そういう大人にだけはなりたくない。

普段、忘れがちな感覚や気持ちがふわ~っと蘇ってくる
また買って読む?って聞かれたら、ちょっと考えちゃうけど
こういう本を読む時間もいいなぁと思ってしまった
どちらかというと「はちみつ」の方が好きかな

そんなパンの話を読んでいたこともあり、
先輩が仕事で地方に行った帰りに、小樽の美味しくて有名なパン屋さん
エグ・ヴィヴでパンを買ってきてもらいました

クロワッサンとパン・オ・ショコラとほうれん草を練り込んだパン
ほうれん草のパンを食べただけでお腹いっぱいになっちゃって
残りは今日、母の所に持っていき、一緒に食べました
おいしかった

昨日の土曜日は、現場と会食の間に時間があったので、
本屋さんへ行って欲しかった本とBLUE NOTE2を購入

帰りに、大丸デパートで髪留めの可愛いのを見つけて
ついつい衝動買いしちゃった 可愛いでしょ

それでも時間があったので、イノダコーヒーで黒糖ロールでお茶して
会食の帰りは、張っていた気持ちをリラックスさせたくって
大好きなUnicoで1杯・・・あ、いえいえ2杯飲んで
「石狩産冬のアスパラのゆで上げ」と
「道産しゅまり小豆と絹手亡豆のアイスクリーム」でほっ

アスパラは、少し食べてから写真撮るの忘れたーーーと撮りました
Unicoに一人で行ったのは初めてなんだけど
楽しくって美味しい夜を過ごすことが出来て、幸せ
帰り道、今日は二日酔いかもなぁと思っていたけど
目が覚めたらすっきりしていて、ほっ
実家に行って帰って来て、少し大人の本を読んでおります

田舎の刑事の動物記

2012-01-27 20:00:47 | 本のこと
滝田務雄さんの『田舎の刑事の動物記』

 野生のサルの被害が問題になり、変人学者の主張でサル
 対策を警察が主動しなければならなくなった。しかも不
 可解な状況で発生したボスザルの死の謎をも解き明かす
 必要に迫られ、黒川刑事はしぶしぶ捜査に乗り出すーー
 田舎でだって難事件は起こる。鬼刑事黒川鈴木、今日も
 奮闘中。第3回ミステリーズ!新人賞受賞作家にるよる
 脱力系ミステリー第2弾、肩の力を付いてお楽しみください。


  田舎の刑事の夏休み絵日記
  田舎の刑事の昆虫記
  田舎の刑事の台湾旅行記
  田舎の刑事の闘病記
  田舎の刑事の動物記
  田舎の刑事の冬休みの絵日記


前に読んだ『田舎の刑事の趣味とお仕事』の第2弾です
この時も書きましたが、わたしこういうミステリー好きなのです
主人公の黒川鈴木は、田舎にいる、ドラマ『相棒』の杉下右京みたい
ちょっとした犯人の言葉や仕草で、事件を解決していくのですよ
『相棒』と比べると、廻りの人たちはかなりゆるいのですが
いい味といいヒントを出しているのは同じかなぁ
ただ、創元推理文庫は文字が小さくて
目が疲れるのが難かなぁ・・・

今日の札幌はプラスの気温にならなかったようで
朝の通勤も寒かったけど、夜は本当にもう、痛い感じだったの
明日、東京からオーナーさんが来て現場を見たいということで
1時に現場、6時から会食となってしまったので
今日は早々に帰って来ちゃった
帰り道、琴似栄町通ではたくさんのアイスキャンドルが置いてあって
寒くて下を向きながら歩いていたのだけど
元気をもらった感じ

来月には雪まつり 今年も見に行こうっと

深夜食堂

2012-01-25 22:29:33 | なんでもない話
ドラマ『深夜食堂』の第2段をやっていることに
ちょっと前に気付いたので、14話から見ていて、
さっき録画していた最終話を見ました


第20話「ギョーザ」
 「出来るもんなら、作るよ」が営業方針でやっている
 マスター(小林薫)だが、「ギョーザ」だけは、専門
 店を営む村田(リリー・フランキー)のギョーザを出
 していた。村田は妻の桃子(黒谷友香)と家庭を持っ
 ていたが、その桃子は、店の常連客のカタギリ(オダ
 ギリジョー)と、過去、深い関係にあった。評判にな
 っているギョーザを出前しにやってきた桃子は、店の
 表で彼とすれ違ってしまう。今では別々の道を歩いて
 いたはずの彼らは記憶を呼び覚まし、思い惑う。


オダギリジョーは、レギュラーで出ている不思議な男だったのです
ちょっと変わった感覚でボソッと面白いことを言う感じで
それが、こんな過去があったのかーーーと驚きの回でした
桃子が、カタギリの元に行きそうになる場面では
「ダメだよーーー 大切にしなくちゃならないものが違うよ
と、画面に向かって思わず叫びそうになりながらも
実は、「気持ちはわかる わかるよ 
ダメな男にどうしようもく惹かれるよね」と・・・
「深夜食堂」、コミックは読んでいないのだけど、
ドラマは11~13話以外は全部見ていて、全部好きなのだけど
この最終回が一番好きだなぁ
コミックのマスターより、小林薫の方が格好いいんだもん
DVDほしいなぁ
そして、こんな時間だけど、ギョーザ食べた~い

RDG2

2012-01-23 20:46:08 | 本のこと
荻原規子さんの
RDG2レッドデータガール
        ~はじめてのお化粧』

  生まれ育った紀伊山地を出て、東京の鳳城学園に
 入学した鈴原泉水子。学園では、山伏修行中の相楽
 深行と再会するも,二人の間には縮まらない距離が
 あった。弱気になる泉水子だったが、寮で同室の宗
 田真響と、その弟の真夏と親しくなり、なんとか新
 生活を送り始める。しかし、泉水子が、クラスメイ
 トの正体を見抜いたことから、事態は急転する。生
 徒たちは特殊な理由から学園に集められていた・・
 !!大人気RDGシリーズ第2巻!


続編なんです・・・前の記事は→こちら
日本のファンタジーです
大人だけど、ファンタジーも好きなのです
まだまだ続きがあるので、気になる終わり方なのですが
面白くて、先が気になってしまって
どんどんと読み進んでしまいます

昨日の夜から雪が降り続けた札幌
今朝の通勤路は雪が積もって、歩きにくかった

樹々に積もった雪が寒そうでしょう
細い道の歩道は,無くなっていたり、
細くて一人しか通れなかったりで歩きにくいので
歩道が広くて雪が無い琴似栄町通を歩いて通勤
通り沿いにある温度計では、今朝は0℃
帰りは-3℃だったので、この時期では普通かな

今日は仕事で昼間、色々なところへ出かけたので
さっき帰って来て、iPodのウォーキング履歴を見たら20,085歩
ジムに行ったと思える充実感

凸凹デイズ

2012-01-21 21:07:20 | 本のこと
山本幸久さんの『凸凹デイズ』(デコモボデイズ)

弟のお勧めで貸してくれた本です

 凪海はたった三人のデザイン事務所「凹組」で働く
 デザイナー。スーパーのチラシやエロ雑誌のレイア
 ウトをこなす毎日に事務所始まって以来のチャンス
 が舞い込んだ。老舗遊園地のリニューアルデザイン
 のコンペーーーところが経営陣の思いつきで事態は
 意外な方向へ。


『会社デイズ』もそうだったけど
この人の小説に出てくる人たちは何て楽しそうに働くんだ
貧乏だし、個性的すぎて変わっているといっていい人たちだけど
働いてる様子は、輝いているし羨ましいほど
たくさん食べて、飲んで、悩んで、想いっきり働く
元気がもりもりと出る小説でした

昨日はとっても久し振りに仕事仲間のTakaさんとSakaちん3人で
飲んで、食べて、しゃべて
楽しい時間を過ごしました
TakaさんとSakaさん中年男二人で2次会、どこへ行ったやら
わたしは、ご機嫌で家にたどり着き、お風呂に入って
録画したドラマを見て、今日は8時までぐっすり
今シーズン、久し振りに気になるドラマが多くて、録画しています
お気に入りは、キョンキョンの最後から二番目の恋
山P主演の最高の人生の終わり方
キョンキョンのドラマは中井貴一さんや飯島直子ちゃんなど
ドラマに夢中になっていたころの出演者に惹かれて、
絶対みようと思っていたんだけど
やっぱり面白くて、毎週録画に決定
そして、山Pのドラマって初めて見るんだけど、
初回のゲストがバナナマンの設楽くんだったので、
初回だけでもと思ってみたら、面白いの~
大河ドラマ平清盛も朝ドラカーネーションも見ているし
久し振りにちょっとドラマっこになった感じです

戸村飯店青春100連発

2012-01-17 19:45:46 | 本のこと
瀬尾まいこさんの『戸村飯店 青春100連発』

 大坂の超庶民的中華料理店、戸村飯店の二人息子。
 要領も見た目もいい兄、ヘイスケと、ボケがうまく
 単純な性格の弟、コウスケ。家族や兄弟でも、折り
 合いが悪かったり波長が違ったり。ヘイスケは高校
 卒業後、東京に行く。大坂と東京で兄弟が自分をみ
 つめ直す、あたたかな笑いに満ちた傑作青春小説。


器用でスマートで冷静だと思われている、兄ヘイスケ
一本気で熱く単純な愛すべき弟、コウスケ
でもでも、本当は似た者兄弟
二人とも、一生懸命、誠実
そして意識しなくても兄弟はライバル
読んでいてずっと心が温かく、
そして面白くって、ずっとニヤニヤ笑いっ放し
ああ、楽しかった

いやぁ、ここ最近、寒過ぎるのです
2日間空いていた事務所は、月曜の午後まで暖まらず
朝、タイマーでつけていた暖房は、起きてみるとまだ19℃
外を歩くと、手袋の中の手の先は凍えるし、
ほっぱたはつっぱるし、こういうの真冬っていうのですね
とにかく、暖かい格好をして、気合いを入れて元気に過ごしています
みなさんも、暖かくして、風邪とかひかないようにしてくださいね

廃墟に乞う

2012-01-15 19:11:39 | 本のこと
佐々木譲さんの『廃墟に乞う』


北海道警察の刑事・仙道は、ある事件が原因でPTSDとなり休職中
そんな彼を頼って、身の回りに起きた事件の相談をしてくる人たち
「オージー好みの村」は倶知安
「廃墟に乞う」は、栗山町に合併された昔の炭坑町
「兄の想い」は、女満別空港よりほど近い漁港
「消えた娘」は、札幌・厚田
「博労沢の殺人」は、日高の多分、静内
「復帰する朝」は、帯広 と
北海道各地で、休職中の仙道が事故に関わり合いながら
自らのPTSDからも少しずつ回復していく
短編なので、テンポよく物語は進んでいく
佐々木譲さんの警察小説は、間違いなく面白い

昨日、買ってきたBLUE NOTE 1 『MILES DAVES』

CD付きで創刊記念490円
CDには6曲も入って、冊子は1曲づつの解説や、
マイルス・デイヴィスの生い立ち
BLUE NOTEの軌跡など、読みごたえ満載
(横の折り紙は甥っ子が追った手裏剣

去年の初冬に満開になったうちのデンマークカクタスに
5つくらい蕾がついて、ひとつ花が咲きました

何か勘違いしたのか、のんびりしていたのか

2011年に読んだ本のこと

2012-01-14 17:35:01 | 本のこと
お友達とTwitterでのやりとりで、
ふと、自分で読んだ本の中で、お勧め本を紹介してみようか
なんてことがあって、それも楽しそうだなと思い
2011年に読んだ本の中で、お勧めというよりは
わたしは、とても好きだなと思う本はどれかなと探してみました

ブログを読み返してみて、「本のこと」のカテゴリーに入れて
読んだ本(上下本は、1冊として)105冊
うち、漫画というかコミックというかが6冊でした
再読も結構あったし、途中半端になっている本もあるのですが

たくさん好きな本はあったのだけど、少ししぼって
小説では   浅田次郎 『一刀斎夢録』
       小川洋子 『人質の朗読会』
       よしもとばなな 『スウィート・ヒアアフター』
       浅田次郎 『マンチュリアン・リポート』
        これは、蒼穹の昴シリーズ最新作だけども
        この本だけでも楽しいと思うの

ミステリーは 北森鴻 『花の下にて春死なむ』
        これは、香菜里屋シリーズ第1作目で、
        このシリーズに出会えたて良かった
       宮部みゆき 『ばんば憑き』

エッセイは  小泉今日子 『小雨日記』
       村上春樹 『おおきなかぶ、むずかしいアボカド』
       浅田次郎 『君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい』

こうやって自分のブログを見返してみると、
読んだことすら忘れてしまっている本もあったりするけど
たくさんのいい小説、本に巡り合えたんだなぁとしみじみ
今日も、バーゲンに行った帰りにたくさんの文庫本を買ってきたので
予定のない明日は、ゆっくりと読書する日と決めましたぞよ


寒いよ寒いよ

2012-01-11 21:58:10 | なんでもない話
今日は10時からの講習会に直接行く事になっていたので
いつもよりゆっくり起きて外を見たらきれいな朝日

写真を撮るのに窓を開けたら
冷た~い空気がうわっと部屋の中に入って
寝ぼけ眼もすっきりしゃっきり
地下鉄までの徒歩20分、
寒くて寒くて、手袋の中の手が凍えそう

講習会では同業者関係会社の方々が400人くらい出席
Puーちゃんは一緒にランチしようと約束していたのだけど
以前、会社で一緒だったオダチューや
知り合いの方に声をかけたりかけられたり
オダチューとPuーちゃんと3人でかしましく慌ただしくランチ
講習会はちと退屈だったけど、ランチは楽しかった

夜は理事会なので、仕事を早めに終わらせて
急ぎ足で会場に向かったのだけど
やっぱり、寒い~~~
今日の最高気温は-5℃だったらしい
やっぱり札幌は1月2月は寒いね

この頃、朝ドラカーネーションまでの時間は
ラジオをかけていて、なんとなく情報を受け入れている状態で
会社でもラジオはかかっているけど、聞き流しているし
夜は、見たいものだけを録画してみていたりしているので
ニュースというものは、新聞情報と、ちらっと見るネットだけだったので
今日、二谷英明さんが亡くなったと知ってびっくり
少し、ニュースを見なきゃならんなと思って
いま、報道ステーション始まるのを待っているのだ
そして、なんか、寒い寒いというどうしようもないブログ

そしてそして、なんとなく、うちのシクラメン

カイシャデイズ

2012-01-10 22:58:20 | 本のこと
突然、本当に突然、弟がぼそっと
「これ、おもしろいから読んでみな」と言って貸してくれた本
山本幸久さんの『カイシャデイズ』

 わがままで強面だが人望厚い営業
 チーフ、いつも作業着姿の昭和風
 二枚目施工監理部員、掟やぶりの
 ヒラメキ型デザイナー。彼ら”魔の
 トライアングル”三人組と内装会社
 の同僚たちが、莫迦で無茶で情熱
 一杯に働く姿を描いた、胸を熱く
 させる傑作ワーキングストーリー。


都内にある40人ほどの内装会社での
それぞれの人が語り部となっている小説
人って、憎めない愛すべきものなんだなと
自分の受け止め方ひとつで物事は変わっていくのだな
楽しんで仕事ができるって、素敵だなと思う
会社での様子に、ああ分かる分かると頷いたり
ぷぷっと笑ったり、自分ならどうすると悩んだり
なかなか忙しく楽しい小説でした

この作家さんの本、もう1冊借りているので、楽しみ

昨日から始まった、宮部みゆきさん原作のドラマ
ステップファザー・ステップ
初回は2時間だったのだけど、面白かった
双子ちゃんが、わたしの中の小説のイメージにぴったり
早速、毎週録画予約しちゃった

今日はジムに行こうと思っていたので
会社で7時近くに1個食べておいたの
ちょっと頑張って、フルコースの運動をして
少し仕事が遅くなったのもあって、家に帰って来たら9時半
もうご飯たべちゃだめだよね・・・
実は、いまとてもおなががすいておりまする