香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

かっぱとかえるの珍道中Vol.1

2015-10-26 22:31:23 | 旅に出たい
予告通り(?)、富山への旅に行ってきました
今回の旅は、作家の宮本輝さんのファン
それだけの共通点で知り合い、数年来の友人になった
群馬のかっぱさんこと「かっぱ」が
わたし「かえる」を誘ってくれて実現したのです

かっぱとかえるは、
宮本輝作品「田園発、港行き自転車」の旅をしてきたのです
かっぱは、群馬から車で、かえるは北海道から飛行機で
3時半に富山キトキト空港で待ち合わせ



千歳は雨、気温は、、、低かったなぁ
次の日は雪の予報ですから、寒いですよね
飛行機の中からは雲しか見えなかった
1日1便の千歳=富山便
小さな飛行機で、満員ではなかった
あっという間の1時間半



荷物が出てくるのを待っていると
キトキト空港のお刺身が流れてきた~

そしてかっぱとかえるは、1年半以上ぶりの再会を
さらっと、軽くむかえて、自然な感じでドライブ
小説でに出てくる旧北陸街道を岩佐から魚津まで
車がやっとすれ違えるような道で
古い瓦屋根の家や店が立ち並ぶ情緒豊かな道を
おしゃべりしたり、周りを見たり
かしましく魚津に向かう道中
やはり、小説の中で重要な舞台となる「滑川駅」



ここの道を直樹は自転車で走ってきたんだよね!
あ、この交番だね、きっと!
なんだかんだ、かなりおたくな会話をして
テンションMAXとなるかっぱとかえる
…交番の中にいる警官2人がずっと見ていましたわ

そして、予約していた魚津のホテルへ
チェックインしようとしたら、フロントで
「本日、ボイラーの故障のためお湯が使えません
 近くの銭湯をご案内していますが、よろしいですね」と…
えっ とビックリするも
メールや電話したけど繋がらなかった、確認できなかった
これから他のホテルを紹介も出来ないと言われて
ちょっと腹の虫はおさまらないけど、揉めてもなとも思い承諾

荷物を片付けて、近くの居酒屋へ
増重という、ホテルの案内とNetでも評判のいいお店へ
ここが大正解



キトキトのお刺身盛り合わせ



富山で獲れるお魚なのかな
お店の人に勧められた「はちめの塩焼き」



しろえびのかき揚げ

全部、美味しくって美味しくって
大満足のかっぱとかえる
ただ、この後、お風呂に行くのでビールは2杯だけで我慢
心ゆくまで食べて、大満足で2人で6000円
リーズナブルじゃないですか~とこれまた満足して
会計を済ませて外に出たら…


土砂降りの雨
もう、普通じゃない勢いの雨
ゲリラ豪雨ってやつ?
一応、傘は持っていたし、
ホテルの人からもらった銭湯までの地図では
近くだったので歩き出したんだけど
ドンドン、ドンドン、勢いを増す雨
服も靴も何もかも濡れて
そして、どうも迷っている?かっぱとかえる
タクシーもない、銭湯もない
Google MAP アプリでやっと銭湯に辿り着いた時
雨で水たまりになった道路を通ったのもあり
見るも無残な姿で、靴までびっしゃびしゃ
銭湯の脱衣所に入ったら、その場にいた方々に
「どうしたの!、服、干しておきなさい!」と…

でも、富山に行って、銭湯に入るなんて思わなかった
小さいけれど、きれいにしている銭湯で居心地よく
気持ちよかった~
帰りは、なるべく歩きたくない靴だったので
タクシーを呼んでもらってホテルに帰宅
もう、かっぱもかえるも疲れ果て
その日は靴、服を乾かすことだけに専念して終了
1日目にして、「珍道中」と決定

次の日のホテルの朝食では
泊まっていたのは、ビジネスマンといっても相当年配男性か
オッチャンと言っていいような人しかいなかった
そりゃそうだよね、お湯の出ないホテルだもんなぁ

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2 コメント

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Unknown (NAOJI)
2015-10-27 12:30:37
初っ端からホテルのトラブルでしたか~
でも地元の銭湯に入るのも楽しいものですよ(土砂降りが余計だったか
私は遠征に行ったら銭湯探して入るのが楽しみです。
地方によって特徴があって面白かったりします。

小説をベースにした旅というのも面白いですね。
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NAOJIさん ()
2015-10-27 17:45:36
コメントありがとうございます

そうなんです・・・まさかのトラブル
でも、地元の銭湯、とってもよかったです
NAOJIさんのブログの、
地元の感じのよさそうな銭湯の記事を思い出しました
お客さんたちが、きれいに使おうという感じで
洗面所を遣ったら、掃除したりしていました
狭いけど、電気風呂とかいろいろあって
満足して帰ってきました~

小説をテーマというか、殆ど「おたく」です
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