香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

テンペスト

2008-09-19 22:51:17 | 本のこと
池上永一さんの「テンペスト」上下巻 読了
長かった。。。時間かかった。。。
沖縄の首里城を舞台に琉球王国の終わりまでを書いた本
上巻は全然入り込めなかった
最後の方になって、登場人物すべてをいい人にしていたけど
人それぞれを表現しきれていないので、えっ?そうなの?という感じ
ストーリー展開も奇想天外すぎるところや、都合の良すぎる展開が多くて
幼稚に感じて少し不快になるところも多々。。。
終わり方は特に美しくなかった
結論が出なくてもいいから、もう少し美しく終わってほしかったな
心の奥底に響く、粋に感じる、気持ちの機微に共感する、せつない感情
そんなことを本を読んでいて、求めているんだな 私って
と、分かった本だったのかな
えらそうな感想だなと我ながら思う、、、けど、正直な感想
同じテーマや場面を浅田次郎さんが書いたら、泣いただろうなぁ
北方謙三さんが書いても、泣いたなぁ、、、
どうしても浅田さんの「蒼穹の昴」や北方さんの「水滸伝」と
比べてしまうのは、私の心の狭さかなぁ
ただ、読んでみてよかったとは思う本 色々な意味で

今日、自転車で帰る途中に「あれこれ屋」の裏を通ったので
歩道から裏窓をちらっと覗いたら、マスターとバッチリ目が合って
すいこまれるようにお店に入ってしまった
「たこきゅうりおろし」と「子羊とピーマンカレー(ナン)」を頼んだら
サービスで「鶏レバーときのこのキッシュ」を小さくカットして出してくれて
さらに「豚レバーのパン粉焼きプロバンス風」も2口出してもらった
食べ過ぎ~  でもおいしかった~
カレー自体もおいしいけど、手作りのナンと麦飯もぴったりマッチング~
キッシュもプラバンス風も絶品 
「一家に一人マスターだね」と言って嫌がられちゃった
おいしいものをゆったりと頂いて、幸せ~だったぁ


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