香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

宇宙でいちばんあかるい屋根

2008-11-14 21:44:07 | 本のこと
野中ともそさんの『宇宙でいちばんあかるい屋根』読み終わり
中学生のつばめと、星バアと言われるおばあさんが
梅雨から夏にかけて、書道教室のあるビルの屋上で知り合い
まごついてばかりいるつばめと、辛辣で明朗会計(?)の星バアの
あたたかいやりとり
時は過ぎて、同じ形には戻らない、切なさ
中学生の恋や友達関係、家族のこと、思春期ならではの感覚
もう、ずっと昔のことだけど、こうして小説になって読むと
鮮やかに思い出すんだよなぁ
野中ともそさん、NY在住で近所のベーグル屋が
4回に3回は売り切れで、いつきたらいいのか聞いたら
「早起きせい!」と怒られる・・・そんな彼女が書いた小説
また読みたいな 今度は「カチューシャ」を探そうと思う


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2 コメント

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いつもながら (かっぱこ)
2008-11-15 23:18:11
香さんの読書量の多さに感服」つかまつります。


「西の魔女が死んだ」が好きです。
似ていますか?
「宇宙でいちばんあかるい屋根」は、、、
西の魔女は映画も観てみたいと思っているだけで封切りは終わってしまいました。
おばあさんの言うことがいちいちもっともで仕事柄色んな人に読んでもらいたいと思ったものです。
それをいうなら「チャーリーとチョコレート工場」もです。
溜飲がおちる(でしたっけ?)とは正にこのことというくらい風刺が効いていましたね。
ロアルド・ダールさん良くぞ言ってくれました。

職業病でちと説教くさい今日の私でした。
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Unknown ()
2008-11-16 19:56:45
かっぱこさん
私も「西の魔女が死んだ」はとても好きです
梨木香歩さんの本、いいですよね
エッセーはちょっと苦手ですが・・・
映画は、本に忠実すぎて退屈だとの噂を聞いています
あの静かな雰囲気は映画には難しいのかな
「チャーリー・・・」の映画も大好き
でも、この本はもうちょっと思春期っぽい感じ
(分かりにくいね)かなと
今は、初めて読む人の本を読んでいます
紹介するのが楽しみです
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