香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

銀座開化おもかげ草紙

2009-01-04 21:14:16 | 本のこと
松井今朝子さんの『銀座開化おもかげ草紙』読了
今日はお正月休み最後の日、
夕方読み続けたくって、お風呂の中で1時間以上
茹で上がるかと思った~
明治維新から数年たった文明開化の発信地銀座で
時代の流れに乗れず、無為に過ごしていた主人公が
何件かの事件を解決して行くが、最後は天敵と対決しなくてはならない運命
ただ、読んでいてい思ったのは、どの世も生きている人間が満足しきっている訳じゃない
私利私欲に走るもの、真面目にしか生きられないもの、いつの世も同じようにいる
何億人といる人間の中で、自分が巡り合う人たちはほんの一握り
だからこそ、なにがしかの縁があってのことなんだと
そして、明治という時代ならではの人たちの考え方は風情が良かった
松井さんの本はまだ2冊目だけど、結構好きかも


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おめでとうございます (よすえ)
2009-01-05 10:55:48
今年初のコメントでする・・・
あけましておめでとうございます。
今年も香ちゃんに負けないように
たくさん読書していきたいと思います・・・
そんなことも、楽しいことも、おいしいことも
いろいろ、どうぞよろしくお願いいたします

そして、もう早速、一冊読了ですかー。
わ、これ気になってたんですぅ
松井今朝子さんの作品って、読後、すごく
前向きになれる。どんな逆境でも道はあるぞーという強い気持ちになれるところが
好き・・・とか言いながら、まだそんなに読んで
ないけど・・・。
私からもオススメできるよう読むね!!
楽しいブログ、今年も遊びに来させてくださーい
返信する
おめでとーーー ()
2009-01-05 20:44:41
ございます
(皿まわしています
よすえさん、今年もよろしくお願いしまっす

松井さんの小説に出てくる女性は
キリッとしていて気持ちのいい人だと思います
いま、よすえさんお勧めの「家、家にあらず」を
読んでいるのですが、こちらの方がさくさく読み進む感じ
気丈な瑞江を応戦しながら読んでます
よすえさんのお勧めの本とオモローなお話
今年も楽しみにしていま~す
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