香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

鍵のない夢を見る

2015-08-05 22:58:37 | 本のこと
辻村深月さんの
『鍵のない夢を見る』



どうして私はこんな男しか寄って
こないのだろう? 放火現場で再会したのは
合コンで知り合ったさえない男。
彼は私と再会するために火を?
(「石蕗南地区の放火」)
夢ばかり追う恋人に心をすり減らす
女性教師を待つ破滅
(「芹葉大学の夢と殺人」)
他、地方の町でささやかな夢を見る
女たちの暗転を描き絶賛を浴びた
直木賞受賞作。


いや~な気分で読み終わるミステリーを
この頃ではイヤミスというけど
ミステリーというのではないけれど
この短編集も後味悪いな…
人の心の汚いところ、わがままなところ
なさけないところ、本能のままなのかな
どうしてこうなっちゃうんだろうと思いながら
ドンドン暗くなって読んでました

辻村深月さんの小説「凍りのくじら』から久しぶり
きっと、いろいろな分野、いろいろな形の小説を書く作家さんなんだろうな
また、機会があったら、他の小説も読んでみよう



今日の夕食… 銀だこの「ねぎだこ」
夜は、知り合いの若者とCAD(PCで図面を描くソフト)の
情報交換やお話をするために、MACを持ってスタバで待合せだったので
ちょっと早く行って、チャチャッと夕食
いまは、頑張ってダイエットしているので
夕食は軽めにしているんだけど、
ちょっと体に良くない夕食だったなと少し反省


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