世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「月に帰ったOL」

2008年09月26日 | Weblog
毎朝通る裏道に「ムラサキシキブ」が実っていた。
この紫色のプチプチが可愛らしくて好き。

紫式部といえば、瀬戸内寂聴先生がケータイ小説をお書きになられていたそうだ。
「ぱーぷる」というペンネームを使用し、源氏物語をモチーフにした「あしたの虹」を執筆。
御歳86歳の瀬戸内先生がどのような若者文化を書いたのか凄く気になる。1000年も愛読されている作品がどのように生まれ変わったのか…今すぐ読みたい!

テレビで編集者とのやり取りが放送されていたんだが、笑ってしまった。
いくつかの言葉が若者向けではないという指摘を受けた瀬戸内先生。
その言葉とは、「生娘」「天真爛漫」…たしかに若者には珍しい言葉に違いない。

イケメン男子ヒカルを中心に話が進むとのこと。

凄く読みたいけれども、今は我慢。

林真理子先生の「もっと塩味を!」を読みはじめているので。
林先生初の試み、主人公が関西弁を話しているんである!
最初は戸惑ったが、徐々に慣れてきた。
ただ、この本。
フランス料理についての描写が大変美しく、そしてリアルなので、食に興味がない私でも読んでいる内にお腹がグゥ~と鳴ってしまうんである。
よって…寝る前は読めない…。

さて、仕事。
意気揚々と表を吉熊上司に見せた。
一瞬の内に彼はフリーズしてしまった…。
嫌な予感。

「そ~きたかぁ!」
彼も思わなかったミナクルな表を作成していたらしい。

「私の思考は他の人とは違うんでしょうね。月に帰ります」
と、がっかりしながら言う私は

「いや、もっと遠いところに行って。銀河から出ていって」
と、辛辣な言葉の洗礼を受けるのだった。

…「月に帰ったOL」っていうケータイ小説でも書こうかな。

…今は昔。
竹取りの翁というものありけり…。
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