世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

to doリスト

2013年05月13日 23時23分10秒 | Weblog
最強に忙しかった。文字どおり忙殺。
一つ一つは塵のような仕事なのだけど、集めてみるとマウンテン、みたいな。
次から次へとやることが出現してきて追い付かない。
to doリストなんて作る暇もなく、脳内でやり終えた事を一個一個消していく。

こうにやって人間は死んでいくのだとふと思った。嫌な気持ちでではなく、ただぼんやりと。

残業後、吉熊上司に呼び止められた。
「金曜日の二次会で俺、変なこと言ってなかったか?」
と。
あの晩、彼はすごくご機嫌に飲んでいた。
私が過去五年間で見た彼の姿で一番楽しそうだった。
その旨を報告すると、吉熊上司は、
「うっきゃっきゃ!」
と笑っていた。

赤ちゃんは母親が笑うとつられて笑ったり安心したりするのらしいが、私は上司が笑うと嬉しい。

上司が笑えるようにするには、私がしっかりしなければならない。
その基礎を学ぶために秘書検定を勉強しているのだが、難しくて心が折れそう。
覚えたなと思っていたものが忘却の彼方にあることを知ると途端に凹む。
コーポレートガバナンスを四文字で書けという問題で、企業統治が正解なのだが、企業統制と書いてしまったり。

to doリストをこしらえて、一つずつ潰していくしかないか。

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「誰も知らない」

2013年05月13日 22時48分08秒 | Weblog
母ヨーコたんがTSUTAYAで映画「誰も知らない」を観たという。
私はこれを9年前、映画館で観た。
ちなみにこの作品はある事件をモチーフにして描かれている。

巣鴨子供置き去り事件 - Wikipedia

後味が悪い映画なのだが、最後、子供たちの逞しさをも感じられる不思議な作品である。

劇中、コンビニ店員として出演しているタテタカコ。
彼女が歌う映画のテーマソングが良い。

そして主演の柳楽優弥は素晴らしいの一言。
目の輝きが半端ない。

落ち着いたらまた観たい作品だ。


映画『誰も知らない』予告編 - Nobody Knows Trailer