世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

積読

2017年05月09日 22時49分51秒 | Weblog
今日も電話が多かった。
しかも後輩男女が席を外していたので対応に追われた。

お昼はオムライス。


日替わりがたまたまオムライスだったわけだが、なんつうかな、オムライス。
端っこに寄り過ぎじゃね?
まあ、でもお腹いっぱいになった。


帰宅後は母と電話で話してから、読書。

「孤独論 逃げよ、生きよ」(田中慎弥)

幼い頃に父親を亡くし、家族は母親と祖父だけ。
山口県の下関で、高校卒業後、定職に一回もついておらず、15年間ひたすら本を読んで小説を書き、33歳で小説家としてデビューする。そんな経歴を持つ著者のエッセイ。
芥川賞受賞作「共喰い」を読んだときの印象とだいぶ変わった。
黒の装丁で「読みにくいかな」「硬派で難しいのかな」と思いきや、文体が滑らかでとても読みやすい。頭の中にすんなりと入ってくる。ジャケ買いしてよかった。
そして、・・・そうだよな・・・自分、さまざまなものに雁字搦めにされて「奴隷」だよな、と思った。
あともう少しで読み終えそうなのだけれども、奴隷なので、読了はも少し後になりそうだ。



気になっているのは「降り積もる光の粒 」(角田光代)

今日発売の旅行関係のエッセイらしい。未購入。
読みたい!
角田さんの小説の旅行のシーンは描写が分かりやすくて、情景がすぐに眼に浮かんでくる。
思い浮かべたロケ地と実際の場所が合っているのかを確認したくて、たまにストリートビューをいじりながら読んだりする。
読みたいのだが、積読(つんどく)本が溜まっているので、購入するのはもう少し先。

積読の量が年々増えているのは、きっと私の奴隷化が進んでいるからだろうか。
ネットやその他諸々の比重が増えれば増えるほど、その傾向は強まる。そんな気がする。
どうにかできないかな、と効率化を考えるが、なかなかできない。


窓を開けているのだが、いつの間にか雨が降り出したらしい。
どうりで、雨のにおいがするわけだ。
雨音を聞きながらほんの数分でも活字を目で追えたので、まあいいか。

明日の朝には、雨、止むのだろうか。



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