世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

I'm proud

2019年04月29日 | Weblog
新居に引っ越して三日目。
初出勤。
母が作ってくれた朝食をモグモグし、エレベーターを使用してロビーを颯爽と出る。
ちょっと照れ臭い。

今日の仕事はとても忙しくて超大変だった。
でも、あのマンションに居続けるためには頑張らないと!と切磋琢磨で乗り切った。


あと不動産会社の営業マンの仕事熱心な様子に心を打たれたのも大きい。
彼は私が忘れかけていたものを呼び覚ましてくれた。
今回の買い物は、マンションは勿論喜ばしいのだが、一番嬉しかったのは彼の情熱に触れたことにより、再度やる気を出せたことかもしれない。ありがとう、Tくん。



帰宅してビックマ。
母ヨーコたんが部屋を綺麗にしておいてくれたもよう。




クマたんコーナーも誂えてくれた。
さすがは私のお母様。



母専用のキッチン。
私はガス台を使わないので元栓を締めている。
てか元栓の開け方がわからない。家主なのに。
本当に料理に興味が持てない。
火、怖い・・・。火傷、こわい・・・。
何より爪が割れたり、手が荒れるのが耐えられない。
新居でもティファールの湯沸かし器と電子レンジしか使わない予定。



今のところ、このマンションについての不満な点は無い。パーフェクト!!

母が作ってくれたシチューと母が炊いてくれたご飯を食べ、総決算!平成紅白歌合戦を鑑賞。
ヤバい・・・!!
1996年辺りで小室さんが出る度に悶絶。




globeはファンクラブにも入っていた。
去年はマークパンサーさんのライブ(赤坂)にも行った。


そして何と言っても華原朋美さん!!
掘りごたつに入り、「I'm Proud」を歌う朋ちゃんを家族全員で応援していたのを昨日の出来事のように思い出す。


終わった後に家族全員が安堵のため息を漏らしながら拍手。
母が「よかった。朋ちゃん、頑張ったね」と言った記憶が・・・。

「I'm Proud」



やべー。
この歌詞を改めて読んでみたら、なんだかこのマンションとの出会いの歌に思えてきた。



届きそうでつかめない いちごの様に 甘く切ない物件 夜中思い浮かべてた・・・ものな、マジで。

壊れそうで崩れそな情熱・・・これは妥協しない執念を細々とでもいいので持ち続けることに置き換えられる。
「東京以外は嫌」とか「築年数が浅い」「良い立地」「この金額以上は1円も多く出せない」など。
逆に「料理しないのでキッチンは簡素なものでいい(なんだったらなくてもいい)」「部屋は一人なので狭くてもいい」という妥協点も浮き彫りにしていた。
それらをひっくるめて先述のTくんにぶつけた。
ぶつけ続けていた。そんな3年間だった。

つなぎとめる何か・・・は、老後の漠然とした不安と家賃を払い続けていくことへの違和感だろうか。
40歳を超えたあたりからその思いは一層強くなった。



I'm proud いつからか自分を誇れる様に
なってきたのはきっと この物件に会えた夜から
返済が大変でも修繕費がけっこう大変でも
笑顔も泣き顔も全てみんな かならずあなたに知ってもらうの… I'm proud. Uh…


このマンションの住民になれたことを誇りに思う。