世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

唐突に

2020年06月14日 | Weblog
9時半に起床。
インスタントのパスタを食べ、平日にはなかなかできないことをした。
その中の一つ、小さくなったバラバラの石鹸を一つにすること。
小さくなると泡立てるのが難儀になる。
でも捨てるのも忍びない。
石鹸受けにはそんな石鹸がいくつかあって、毎日とても気になっていた。
ネットで得た知識を実行。
皿に欠片を集めて水を少し入れてレンチンすると、一つに合体。
泡立ちも回復する。
・・・そんなことをしていた。



唐突だが、日本の献体の第一号は吉原の遊女・美幾さん。
渡辺淳一先生の小説「白き旅立ち」を読んでそのことを知ったのは20年以上前。



今日は美幾さんのお墓がある白山の念速寺に行ってきた。
なんだか美幾さんに呼ばれたような気がして・・・。
何度目かのお墓参り。


他の墓石よりも小さく劣化防止のために張り巡らされたアクリル板のなかに、美幾さんの墓石は佇んでいた。


晩年、梅毒におかされた彼女は、どんな想いで献体に志願したのだろうか。
「生まれてきたからには何かの役に立ちたい」、そんな想いだったのだろうか。

敷地内に紫陽花がひっそりと咲いていて、美幾さんの佇まいと重ねてしまう。



そうそう、天文学者の渡部潤一先生が講演会で「Google」で「渡部潤一」を検索すると、「もしかして渡辺淳一ではありませんか?」という結果になると自虐ネタを展開していた。
以来、渡辺淳一先生の作品を思い浮べるとき、渡部潤一先生もセットで思い出される。
渡部潤一先生の「第二の地球が見つかる日」はもう少しで読了。


美幾さんのお墓参りのあと、久々に、前に住んでいたアパートの近くを散策。引っ越して一年になるのに、歩いていると懐かしさが込み上げてきた。
家々の軒先から色とりどりの紫陽花が歓迎してくれた。


この紫陽花、好き。



よく通っていた肉屋さんで焼き鳥を注文。店主が私のことを覚えていてくれてとても嬉しかった。

続いて商店街の甘味処で太巻きを購入。
母は上京したときに買って美味しかったと言っていたが、私は初体験。
うさぴょんの包装紙がかわいすぎて捨てられない。






満腹~。

食後、一服して久々にBOOK・OFFへ。Amazonで買おうと思っていた本を奇跡的に買えた。


吉村昭先生の「島抜け」は短編集。
そのなかの「梅の刺青」は、今日お墓参りをした美幾さんのことが取り上げられている。
日本解剖学の黎明期の変遷が主な内容らしい。

風呂上がりに職場の先輩とLINEで吉村昭先生の話で盛り上がった。
新卒時代、国文科卒の彼女とは瀬戸内寂聴作品で盛り上がっていた。
再びLINEで交流できて嬉しい。


さて、明日からまた仕事。
色々と立て込んでいるので気を引き締めて頑張ろう。