世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「花がたみ」

2023年05月28日 23時48分59秒 | Weblog
6時半に起床。ハルシオンで二度寝を試みたが失敗。7時に布団から脱出。
せっかく早起きしたので部屋を掃除した。天気も良かったので布団も干した。

マンションのごみ捨て場に行く際、エレベーターに先客がいた。
よく見たらエレベーターの奥にある鏡に映った自分だった。
能面のような顔だったので自認している顔との乖離が激しく、気付かなかった。
鏡に映った自分はまるであの絵の女性のようだとふと思う。
上村松園の「花がたみ」である。
帝から一方的に別れを告げられた女性。帝から別れの際に渡された花籠を持って彼を追って都へ。
精神科の患者さんがモチーフになってる表情、肩からずれ落ちた着物から狂気と痛切さが伝わってくる。
とても印象的な作品である。

シチュエーションは異なれど、たぶん私もこの女性と似たような切羽詰まった心境なのだろう。
だから顔つきが似てしまったのだ、きっと。


気を取り直して、昨日買っておいたクリスピークリームドーナッツを食べた。
映画の半券を使い10%引きで買ったものである。
久々に食べたのだがとても美味しかった。


思うところがあり、日枝神社にお参りへ。






今後の人生のことをしっかりとお祈りしてきた。


ここは狛犬ではなく猿が鎮座している。
お母さん猿。


お父さん猿はバナナが奉納されていた。
ウホウホバナナウマイッ!


しっとりとした紫陽花の佇まいにしばし見とれた。今年も紫陽花の季節が来たのか。







エスカレーターで下る。らくちん。



朱色の鳥居は外国人観光客さんに譲った(通り抜けしなかった)。
私はいつでも来られるのだし。




夕食は銀座のマトリキッチン。
ロシア料理店でコスパ最強の野菜ドリア、ボルシチを堪能。



熱々のドリアはミルキーで濃厚。
野菜が熱いのでいつも口内に火傷を作る(でも美味しいから注文しちゃう)。



デザートも手が込んでいる。


これで1100円とか!奇跡すぎやしませんこと?

雰囲気も立地も抜群。



妹が体調を崩したのでお見舞いに行った。インターフォンを鳴らしたのだが留守だったので見舞い品をその場に置いてきた。
早く良くなってほしい。
炭水化物をあまり摂取しない妹だが、蟹と鯛の雑炊(レトルト)に喜んでくれた。


リセットできたので明日から気持ち新たに頑張ろう。
「花がたみ」顔から少しでも脱却できればいい。