10月に入って朝晩冷え込むようになり、久しぶりに温泉に行って来ました。
南アルプスの麓、長谷までです。ここの「仙流荘」は南アルプス登山の入り口…アプローチに時間がかかる南アルプスですが、標高2000mまでバスで入れる北沢峠からは甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳に最短で登ることができます。その長野県側の入り口がここです。「仙流荘」からはマイカー規制なので南アルプス林道バスを利用して北沢峠まで行きます。このルートで私も甲斐駒ケ岳や仙丈ケ岳に登りました!
まずは茅野まで行って、杖突峠を越えて高遠に向かいました。諏訪湖は穏やかな静けさ…湖畔の桜はすでに色付き始めている木もありました。
杖突峠からは諏訪の地が見渡せます。八ヶ岳は雲に隠れ、諏訪湖の上にも雲が…
峠付近の木々も紅葉が始まっていました。
峠を下りてくると林の向こうにススキの原が見えます。
近くまで行ってみました。一面のススキが陽がさしてきてキラキラ輝いてとってもきれいでした!規模は及びもしませんが、箱根の仙石原を思い起こす秋の風景でした…
高遠に入って、道沿いに咲いていた菊の色の鮮やかなこと!思わず車を停めて写真を撮りました…
高遠城址公園は今回は立ち寄らず、その先の「美和ダム」へ…ここは天竜川に流れ込む三峰川に建設された多目的ダム(洪水対策、灌漑用、水力発電)です。「美和湖」はダム湖百選に選ばれています。
確かに山に囲まれていい眺めです。
茅野市からここまで通って来たのは国道152号線…この道は「秋葉街道」として太平洋側まで続いています。この道から逸れて南アルプスに向かって行ったところに「仙流荘」があります。この日の温泉でご一緒した方…仙丈ケ岳から下山したばかりとのことで登山談議に花が咲きました。
仙流荘の庭先にまだフジバカマがきれいに咲いていました。
南アルプスの麓から、次は中央アルプスの麓まで…果樹栽培が盛んなこの地でリンゴを買って帰りました。途中の山里の田園風景です。
「かんてんぱぱガーデン」にも立ち寄り、秋の花々に出会いました。「ホトトギス」が花盛りでした。
なごりの花は「サラシナショウマ」、「ガクアジサイ」でした。
季節外れ?の花…「アヤメ」がたくさん咲いていてびっくりでした。
秋の花では「シュウカイドウ」と「リンドウ」がたくさん咲いていました。
ここの標高は691mと表示がありました。山に近くても、やはり諏訪よりは低いです(諏訪湖は759m)…
この日辿ったところの標高…南アルプスの麓の「仙流荘」は860m、そこから下りて590m付近で天竜川を渡り、中央アルプスの麓の「かんてんぱぱ」691mへ上ったということです。ちなみにこの伊那市の最高地点は何と標高3052m(塩見岳山頂)だそうです!