茅野市の大泉山の麓に「多留姫の滝」があると教えていただき、訪れてみました。茅野市から原村に向かう道は時々通るのですが、その近くにあるこの場所は初めてでした。まず「多留姫の滝」の案内板から…
まず鳥居をくぐって「多留姫神社」に向かいます。「多留姫神社」はこの地区の産土神(うぶすながみ、氏神)で、「建御名方美命」の姫である「多留姫」を祀っているそうです。1237年の記録があって、かなり古い神社のようです。
目的地の「多留姫の滝」はこの神社の左下の柳川にあります。まず川にかかるつり橋を渡ります。
このつり橋もスリルある橋ですが、この橋の下にある「流れ橋」は丸太が渡されただけのような橋で、渡ってみましたが怖かったです。
つり橋からは「多留姫の滝」が見られます。この滝は大泉山の南麓の柳川にあります。この付近は断層があって、その断層にかかっていて2段に流れ落ちています。小さな滝ながら、なかなかいい景観です。
一段目の滝と二段目の滝…この暑いさ中に、滝から落ちる水しぶきは気持ちの良い風景でした。
滝の上部へも行って見ました。ここも、ほとばしる水しぶきに涼感一杯の場所でした。
涼しげですが、力強い水しぶきでもありました。
滝の上流は浅瀬になっていて、魚の泳ぐ姿も見られました。
ここは「多留姫文学自然の里」となっていて、いくつもの歌碑や句碑が立っています。芭蕉の碑もありました…
ここには古木の藤があります。花の時期にまた訪れてみたいものです。
神社入り口の手水鉢に映る緑がきれいでした…
この日の水辺は気持ち良かったです。最後に涼し気な一枚を…