市内の出早神社は春のカタクリ、夏のキツネノカミソリ、秋の紅葉がきれいです。その都度足を運ぶ場所ですが、今年の夏の花時(お盆の頃)は豪雨災害や雨続きでどこにも出られませんでした。今頃になってしまいましたが、花を見に行って見ました。やはり群生の「キツネノカミソリ」はもう花の盛りを過ぎていました。それでも咲き残った花たちを眺めてきました。(8/26のことです…)
たくさん咲いたであろう花の面影が残っていました。
雨にもめげず、こうして咲いてくれている花たちの姿を捉えてみました。
そして、ここで注目したのは、この「カリガネソウ」です。
「カリガネソウ」は雁の形の草、あるいは帆掛け船の形の草ということから、「雁草」あるいは「帆掛草」とも言われるそうです。伸びた雄蕊は下向きに湾曲して、長く突き出ているのがユニークです。
たくさん咲いていたのは「ヌスビトハギ」です。花はとっても可愛らしいですが、実の表面には細かい鈎が並んでいて衣服などにつきます。いわゆる「ひっつき虫」です。
「シデシャジン」(四手沙参)は切れ込んだ花弁を神官が持つ四手(玉串につけた紙)に見立てたものだそうです。
「ミズヒキ」が光の中で輝いていました。
「ヒヨドリバナ」が咲いていましたが、ここではチョウを見かけませんでした。
時季外れになってしまいましたが、人気のない神社の静かな境内で夏の名残の花を見ることができました…
おまけは、やっと出会えた「キレンゲショウマ」の開花姿です。これもちょっと時期が末でしたが、名残の姿をとどめていてくれました。富士見町の稗之底古村址の散策をしに行った日(8/24)に、原村に立ち寄って見てきました。
その時、「コバギボウシ」もたくさん咲いていて、改めて見た花姿にも注目でした。
その時であったのは「スジグロシロチョウ」でした。
暑さが続いていますが、もう8月も終わりになります…