ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

水ぬるむ日の美術館

2023-02-13 | ミュージアム

遡って2/2のことです。いつもその前を行き来しているのに、ここしばらく訪れていなかった諏訪市の「北澤美術館」に行ってきました。この美術館はキッツ 創業者の北澤利男が創設した美術館で、ガラス工芸品や日本画の収集で知られています。

     

 

  

 

企画展は「翼に希望をのせて」~ガレ、ドーム、ラリック、ガラス工芸にみるジャポニズムの鳥~でした。ここで注目はスマホで音声案内が聞けることでした。音声ガイドは著名人の案内で各美術館で工夫を凝らしていますが、この案内は手軽に自分のスマホで聞くことが出来、展示文を読むより良かったです。

  

 

展示室の最初にあったのはこの美術館の代表的な「ガレ」の「ひとよ茸ランプ」そして「フランスの薔薇」です。

  

 

このガラス工芸作品が作られた19世紀末のアー・ヌーボー期には日本の浮世絵や工芸品が注目されていて、作品にも影響が出ています。日本的な鳥が描かれた作品も多かったです。

      

 

    

 

クリスマスローズやスミレ、ヒトヨダケが描かれた作品もありました。

    

 

4年前に「富山市ガラス美術館」で「北澤美術館集蔵作品展」を見て以来の作品との出会いでした。その時の記事はこちらです。ナチュラルな暮らし (goo.ne.jp)

  

 

この美術館は日本画の作品展示もあります。日本画もじっくり鑑賞してきました。(こちらは撮影禁止で写真がありません)北澤美術館は諏訪湖のほとりにあります。湖のこの日の様子です。湖岸には氷がありました。

     

 

沖合には試験運行でしょうか、遊覧船の進む姿が見られました。鳥がテーマの企画展でしたが、湖岸で出会ったのは「ハクセキレイ」だけでした。

  

 

この日の湖岸は水温む感じで、陽の光もどことなく温かみを増しているように感じました。

  

 

富士山もこの陽気に霞んでいました。(いつものハーモ美術館近くから)

  

 

コメント (8)
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