ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

大賀ハスに会いに…

2021-07-20 | 植物

諏訪の休耕田に植えられている「大賀ハス」…今年も咲き時かしらと気にしつついて、ようやく会いに行ってきました。今年はできるだけ早朝にと思い、出かけました。朝の釜口水門と諏訪湖です。少し曇り空のこの日でした…

 

 

この「大賀ハス」は富士見町の「井戸尻考古館」から株分けし、地元の方が育てたものです。きれいなピンクの蕾…

 

 

花開いた姿は優雅です。古代の種から蘇ったハスの子孫…このハスには古のロマンが秘められている気がします。

 

 

散り際の姿にも惹かれます。咲き終わりになると花色が白くなります。花びらの散った姿も…

 

 

蓮の葉の上の露と花びら…こんな姿もハスならではかと思います。

 

 

ハスの花にハチが来ていました。

 

 

 

ちょうど花盛りのハスの花たちでした。大賀ハスの開花を今年も見ることができて良かったです。

 

 

蓮の咲く場所の脇を流れる新川の川面に映る空…雲間から陽が差し始めていました。

 

 

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夏の観察会~牛伏川~

2021-07-18 | 自然観察

恒例の「牛伏川夏の観察会」に参加しました。先週13日のことです…行く途中の山麓線からの風景は水田もソバ畑も気持ちの良い眺めでしたが、北アルプスは雲の中でした。

 

 

集合場所の連岳橋からの夏風景です。涼やかさが伝わるでしょうか…

 

この日であった花たちです。夏は白い花が多い気がします。あでやかな「バライチゴ」と沢山咲いていた「オカトラノオ」です。

 

 

アサギマダラの幼虫の食草「イケマ」が咲いていました。アサギマダラには出会えませんでしたが…

 

「セリ」や「ミツバ」の花も白いです。小さな花です。

 

 

「ヤブレガサ」に花が咲き、「トチバニンジン」は実がついて、季節の移ろいを感じました。

 

 

白から黄色の花たち…「イタチササゲ」と「クモキリソウ」です。

 

    

 

「ハナワラビ」と、まだ蕾の「ボタンヅル」です。

 

    

 

清楚な色合いが素敵な「ワスレナグサ」がひっそりと咲いていました。

 

これから花開く「タケニグサ」と「カラハナソウ」です。

    

 

 

咲き終わった「ウメガサソウ」です。

 

黄色の花たち…「キリンソウ」と「クサノオウ」です。

 

 

名残の「キバナノヤマオダマキ」と「サワギク」です。

 

 

「キツリフネ」と「ツリフネソウ」…「ツリフネソウ」はこれからたくさん咲く花です。

 

 

「ホタルブクロ」もこれからたくさん咲く様子でした。

 

花盛りだった「ヤマアジサイ」…隣同士に咲いていたのに色合いが違っていました。

 

 

「タマアジサイ」はまだしっかり蕾でした。

 

夏の「トウカエデ」と「イロハカエデ」…夏のカエデも良いものです。

 

 

実がついていた「ツリバナ」と「ミツバウツギ」…それぞれの実も可愛らしかったです。

 

 

「アブラチャン」の実と「ウコギ」の実です。

 

 

「マタタビ」は葉を白くして虫を呼びます。花が咲き、実がついた「マタタビ」…その後、白い葉は緑色に戻ります。

 

 

この日であったチョウは「ベニシジミ」と「テングチョウ」…そして「オオムラサキ」の亡骸でした。以前ここで「オオムラサキ」に出会ったのはもう少し時期が早かったかもしれません。

 

 

これは「ベニホタル」だそうです。ホタルの仲間ですが発光性はないようです。紅色がきれいでした…

 

驚いたのは大きなヘビに出会ったことです…苦手な方は写真をスルーしていただきたいと思います。私も苦手ですが、怖いもの見たさで注目してしまいました。毒の無い「アオダイショウ」だそうです。注目したのは木にするする登って行ったことです。

    

 

 

気分を変えて…最後に爽やかな「フランス式階段工」の様子を見て下さい。暑い日でしたが川を渡る風は気持ち良かったです。

 

 

 

青空と森と雲の様子に夏の到来を感じた観察会でした…

 

 

 

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初夏の山の家~ヤマガラの子育て?~

2021-07-13 | 自然観察

山の家では住宅地になるつつある場所にもかかわらず、庭の木に野鳥が来てくれます。毎年、巣箱を掛けていて、昨年秋に巣箱のお掃除をした時にも、営巣の跡がありました。今年も使ってくれるといいなと思っていたのですが、何と「ヤマガラ」が使ってくれていました!この巣箱の入り口はきれいな円だったのですが、突ついて広げたのでしょうか、でこぼこになっていました…

 

外に出て草取りをしようとしたら鳥の鳴き声が!いつもと違い警戒するような鳴き声です…急いで家の中に入り、しばらく見ているとやって来て、巣箱に入りました。

 

巣箱から出てきた「ヤマガラ」さん…家の中の用事をしながら見ていると、何度もやって来ては出ていきます。口に何かくわえている時もあって、子育て中で餌を運んでいるのかと思われました。

 

 

飛び立った瞬間を捉えたつもりでしたが、こんな写真でした…

 

巣箱を使ってくれていて嬉しい出来事でした…この日は「アカゲラ」の訪問もありましたが、縄張りを示すドラミングをして去っていきました。どこにいるのやら?の写真ですが…

 

地上に目を向けて…冬の間家の中にいた金魚は、夏の間はここの大きな甕の中で悠々と泳いでいます。

 

山の家で6月に咲いた花たち…「ヤマボウシ」が今年はたくさん花をつけました。

 

 

初夏は白い花が多い気がします。大好きな「ナツロウバイ」と「バイカウツギ」です。どちらもとっても素敵な花姿です。

 

 

白い「ホタルブクロ」は八重咲…これはお店で買ってきた園芸種ですがたくさん咲いてくれました。

 

 

白い花繫がりで今年初めて咲いた「キウイ」の花…雄と雌の2本の木を植えたのですが、咲いたのは片方だけ…これでは実りは期待できそうにありません。

 

白い花はまだあります。「フタリシズカ」が広がってきていました。

 

 

「ユキノシタ」の花もよく見ると素敵な花です。

 

 

たくさん咲いたのは「ミヤコワスレ」…紫、ピンク、白が咲きました。草に紛れてしまっていますが…

 

花壇で咲いた花たち…バラはその咲き時に出会えませんでしたが、このツルバラ「バレリーナ」はその姿を見ることができました。

 

名残の「オダマキ」と「シラー・カンパニュラータ」です。

 

 

早々と「ニッコウキスゲ」も咲き出していました。

 

黄色繫がりで「キバナノギョウジャニンニク」と「リシマキア プンクタータ」です。

 

 

「ジギタリス」も大きく育っています。「ヤツシロソウ(リンドウ咲きカンパニュラ)」の色がきれいです。

    

 

 

「シモツケ」の花も咲き出して、庭に彩りを添えています。

 

去年、雄と雌の木を揃えた「ハナイカダ」の実がついていました。

 

なかなか行けない山の家ですが、ヤマガラの子育て(?)や花たちに癒される場所でした…

 

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初夏の花々

2021-07-11 | 日常のあれこれ

今頃になってしまいましたが、6月の花の記録をここで…まずは地元図書館のシンボルツリーの「ユリノキ」に花が咲きました。とっても大きな木で、そこに沢山の花をつけて見事でした。花はチューリップのような形をしています。

 

     

 

 

さて我が家の庭の花たち…6月と言えば「バラ」ですが、今年は1鉢しか咲いてくれませんでした。

 

 

「クレマチス インテグリフォリア」は長いこと咲いてくれました。花後もきれいです。

 

大事にしている「ホタルブクロ」が増えてきて嬉しいです。

 

実家から持ってきた「ツツジ」はこの3色…

 

 

 

「シラン」も長く咲いていました。

 

「カッコウセンノウ」も可愛らしく咲きました。

 

「ビオラ」の寄せ植えも元気でした。

 

プランターで育てているハーブ類…「チャイブ」の花が咲きました。

 

畑のイチゴが今年は良く実りませんでしたが、鉢植えの「ワイルドストロベリー」は元気です。

 

鉢植えの「レモン」に今年も花が咲きました。また自家製レモンが収穫できるのが楽しみです。

 

鉢植えの「アジサイ」も咲きました。この「ガクアジサイ」の周囲の装飾花の花びらに見える部分は、実は「がく」で、花は中心部分に咲きます。

 

 

玄関先には「ホスタ」の鉢植え…花も咲きました。

     

 

 

畑にはなかなか行けなくて見逃した花もありますが…畑で毎年元気に咲く昔ながらの「タチアオイ」です。

 

「ギョウジャニンニク」花もきれいです…

 

畑の「フサスグリ」と鉢植えの「ユスラウメ」がきれいに色付きました。どちらも果実酒にしました。

 

 

畑には「ブラックベリー」があって、花が咲いていました。

 

市内にはこんなにバラがたくさん咲いているお店があって、写真を撮らせてもらいました。

 

 

 

    

 

いただき物の記録が中々残せなくて少しだけ…このブーケはシックで素敵でした。

    

 

いただきものの「食用バラ」…とっても香りが良くて、ローズティーにして楽しみました。

 

今年注目の「マリトッツォ」! 早速娘が買ってきてくれました。丸パンにあふれんばかりのクリームは驚きでしたが、とっても美味しかったです。他もパンも…

 

 

身の回りの花々と美味しいものに癒されながら生活しています…

 

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初夏の鉢伏山へ

2021-07-07 | 山登り

梅雨の時期ですが青空が見えた日、思い立って「鉢伏山」に登りました。夫は畑の草刈りをすませ、私は母のデイサービスへの準備をして送り出した後出発…食料を買い込んで登山口に着いたのが11時でした。この登山口は松本市の牛伏寺の奥にあります。いつもの東山山麓線を行きました。道沿いには最近ブドウ畑が増えてきています。

 

山麓線は緑の水田と青い空、それに白いソバ畑が広がる気持ちの良い道でした。北アルプスは雲の中でしたが…

 

 

鉢伏山へは高ボッチ高原からのルートで行ったことがあるのですが、今回の松本からのルートは初めて…登山口までの山道です。

 

ここから登山開始です。最初から急登でした。

 

途中のヤマツツジやレンゲツツジに癒されながらスギや赤松の林を進みました。

 

     

 

 

「サラサドウダン」の大きな木がいくつもありました。ちょうど花が咲いていました。

 

 

途中に展望の良い場所がありました。松本市方面が見下ろせます。北アルプスは雲の中でした。

 

最後にも鎖場のあるような急登がありましたが、レンゲツツジの群生に惹かれながら登りました。

 

    

 

 

「前鉢伏山」山頂に着きました。ここから「鉢伏山」はまだ先です。この日はここまでとしました。

 

山頂ではあいにく霧が立ち込めて眺望が残念でした。向こうに見えるのが「鉢伏山」です。

 

ここからは目の前に「美ヶ原高原」の「王ヶ頭」が見えます。

 

 

山頂までは1時間半ほどの登りでしたが登山道ではだれにも会いませんでした。山頂はレンゲツツジの群生で、ちょうど見ごろに咲いていてきれいでした。静かな高原で、花を見ながらいい時間が過ごせました。

 

 

 

 

ここで出会った花たち…「オオヤマフスマ」と「イチヤクソウ」、それにこの時期ですが「ミヤマザクラ」でしょうか…

 

 

 

カラマツの芽吹きもきれいでした。

 

出会ったチョウは「ヒオドシチョウ」です。

 

 

ここで注目の出会いは「県警ヘリ」の救助訓練の場面です!下山途中に近くでヘリの音がするので、少し開けた場所に移動して見ると、松本空港に待機している「県警ヘリ」でした。

 

見ていると、この近くでホバリングしています。そのうちにヘリから人が下りてきました。これは訓練かと注目して見ました。

 

 

 

ここは防災ヘリの痛ましい事故のあった山ですが、訓練に使われる山ということなのでしょう。しばらく周囲を旋回した後、今度は下に居た人を救助してヘリに釣り上げる訓練もしていました.

 

 

いざという時のために、訓練をされているのだとのだと思います。事故の無いよう祈りつつ、貴重な場面をしばし見学させてもらいました。

この日歩いたのは12534歩でしたが、標高差のある山道…急登もあって少々疲れました。でもレンゲツツジも堪能でき、良い山行きができました…

 

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