名古屋市東区の徳川園の池で「マガモの親子が泳いでいる」と聞いて2日午後、この微笑ましい姿をビデオ撮影しょうと同園を訪れました。親子の姿を追って池の周囲を歩いていると、母親らしき一羽のマガモが懸命に排水溝(上の写真)を覗き込むように、鳴き声を上げていました。排水溝の中からマガモの赤ちゃんたちが、母親に助けを求めているような鳴き声が響いていました。
この場所は立ち入り禁止となっていましたが、中に入り、小ガモたちが落ちている様子を確認。自力では出られない様子だったので、このことを同園の職員に知らせました。駆けつけた職員がタモで次々と救出し水面に放ってやると、6羽の小ガモたちは母ガモとなにもなかったような感じで、一周300㍍の池を泳ぎまわっていました。
この池のマガモは、ことし11羽が誕生したが、現在は6羽になったようです。この日も大勢の観光客が訪れており、元気に泳ぎまわるマガモの親子たちの姿に「かわいい」と、カメラを向けていました。
救出されたあと、母ガモと元気に泳ぎまわる6羽の小ガモたち=徳川園の池で
▽マガモの赤ちゃん救出の動画が見られます
https://www.youtube.com/watch?v=OuN5axtAcjc