「北の桜守」の映画を名古屋駅近くのミッドランドスクエアシネマで鑑賞しました。この映画は吉永小百合の北の三部作の最終章に位置付けられる作品。樺太で家族と暮らしていた江蓮てつ(吉永)は1945年、ソ連軍の侵攻によって土地を追われる。夫が出征したあと、息子・修二郎(堺雅人)を連れて北海道・網走にたどりつき、ここで過酷な環境や貧しさと戦いながら息子を育て上げる。
その息子は、やがてビジネスで成功を収め、15年ぶりに網走を訪れた。そこで慎ましい生活を送っていた年老いた母の姿を見た、息子は母を引き取り札幌で暮らすことを決める……。滝田洋二郎監督、上映時間126分。