最高裁判所裁判官の暴走を許さない

最高裁判所裁判官の国民審査は、衆議院選挙の時の「ついでに」ならないようにしましょう。辞めさせるのは国民の権利です。

いつまで永山基準にしがみつくのか

2019-12-04 19:26:09 | 日記
2件の裁判が報道されています。

1つは、新潟 小2女児殺害事件 被告に無期懲役判決 新潟地裁です。NHKの報道では

去年5月、新潟市で小学2年生の女の子を殺害し、線路に遺体を遺棄したとして殺人などの罪に問われ、死刑を求刑された25歳の被告に対し、新潟地方裁判所は「弱者を狙った無差別的な事件で結果は重大だが、死刑を選択するのにやむをえないとは言えない」などとして無期懲役の判決を言い渡しました。・・・4日の判決で新潟地方裁判所の山崎威裁判長は「女の子を気絶させる目的だったとしても首を絞める行為は人が死ぬ危険性が高いと認識していた」と指摘し、被告に殺意はあったと認定しました。

ニュースではいたずら目的と言葉を濁していますが、幼児性愛の強制性交です。被害者の家族には辛い話ですが、これははっきりと書くべきではないかと思います。いたずらなんかではないと。

しかも、わいせつ目的の殺人は死刑になった例がないとのことです。判例主義とはいえ、そろそろ無抵抗の小学生を強姦目的で殺害は、殺意の有無の如何を問わず死刑にできるようにする必要があるのではないでしょうか。性犯罪は繰り返す傾向にあります。どうしても死刑がだめだというのであれば、物理的に去勢するなどの刑があってしかるべきではないでしょうか。

もう1つは、2018年東海道新幹線車内殺傷事件です。毎日新聞の報道では、

小島被告は事件に至る経緯を問われ、刑務所に入るために事件を起こしたとした上で、死刑を避けることを目的に「殺害するのは2人までにしておこうと決めた」と述べた。新横浜駅を出発した後、事件を起こしたことについては「新横浜と名古屋の走行距離が一番長いので、この間でやろうと考えた」と語った。

要するに永山基準を熟知したうえで刑務所希望だったわけです。
特に後者は永山基準を適用するべきなのでしょうか。全面的な見直しを希望します。